※4/1(木)は、休店日とさせていただきます。噓じゃないです。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「作業服の日」だそうです。
古今東西の作業服を扱うセレクトショップ・DIARIESです!
古=ヴィンテージ、今=新品、東=日本のワークウェアはずっと温めてる。けど作るところが決まらない。
西=ヴィンテージから新品の、西洋のワークウェアたくさんあります!
というわけで、早速ですが商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】LE TRAVAILLEUR GALLICE (ル・トラヴァイユール・ガリス)
【アイテム】La Veste
【価格】¥18,480-(税込)
【コメント】
まあその~なんだね。そろそろヴィンテージ疲れしてる方へお勧めしたいかな。
またはファッションにワークウェアを取り入れてみたいという方にも最適なアイテムです。
久々の紹介となるので、まずはブランド説明からどうぞ。
LE TRAVAILLEUR GALLICE (ル・トラヴァイユール・ガリス)は、
フランス中東部の都市・リオンに程近いビルフランシュ=シュル=ソーヌにて
1895年に創業したETABLISSEMENTS GALLICE社によるワークウエアブランドです。
120年以上前に生まれたこのブランドは、フランスワークウエアの黎明期を代表するブランドの1つであり、
フランス最古のワークウエアブランドの1つです。
彼らのワークウエアは多くのフレンチワーカーたちの生活を支えてきました。
フランスワークウエアの代名詞とも言えるアイコン、モールスキン。
かすかな光沢を伴い、密度高く織り込まれたその生地は、
見た目がモグラの皮に似ていたことからモグラの皮=MOLESKINE(モールスキン)と呼ばれました。
その誕生はより強固な作業着を求めるワーカーたちの声によるものでした。
モールスキンは製鉄所での作業中、飛び散る火花が多少付着したぐらいでは
ビクともせずに工員を守る事ができ、当時としては画期的な耐久性を誇りました。
時を経た現在、モールスキンはその手間のかかる生産工程から、決して安いものではなくなり、
作業着として用いるには幾分高級すぎる生地となり、他の廉価な生地にその座を明け渡しました。
しかし、使いこむほどに味わいを増していくその生地は、
デニムのように経年変化を伴い、所有する喜びと育てる楽しみに溢れたものです。
LE TRAVAILLEUR GALLICE社の手掛けるBLEU DE TRAVAILコレクションは、
失われつつある本物の物づくりを後世に伝えるべく、モールスキンに特化したラインナップを展開しています。
モールスキンの魅力を今一度体感してほしいという願いを込め、
伝統的なワークウエアのディテールを踏襲したベーシックアイテム群は
今もなおフランスで生産されるモールスキンを用い、
フランスのワークウエア専業工場にて生産されています。
というブランドです。
できればこだわりたいのが、「綿100%のフランス製モールスキン」素材のアイテム。
これがなかなか難しい。非常にタイトに生地を織るので、糸が切れないようにポリとかナイロンとか入っちゃうんですよね。
風合い自体はそんな変わらないと思うんですが、俺の気持ちの問題です。テンションがあがるかどうか!www
それでは詳しく見ていきましょう。
まあなんてことない、昔からあるフランスのワークウェアです。アメリものだとカバーオール。
説明する箇所もないくらいのシンプルなジャケット。
どうです?このモールスキン。普通でしょ!?www
10年前にもありましたよ?たとえばウチの店だとエルヴィエプロダクションとかで。
でもここ数年の人気の高騰ぶりったらすごいですよね???
だからこのGalliceのモールスキンジャケットをセレクトすることは、俺なりの流行に対するアンチテーゼでもあります。
もともとフランスにある素材とミシンを使えば、そんな高くないんだよ。
だって、所詮ただのワークウェアなんだし。
もうホント、この辺とか見ると、B級だなって思いますよ!www
分かります?左右の襟の長さが違うのが。
これね、素人が作ったようなパターン。日本でこんなの作ったら、怒られます。
服飾専門学校の学生でも、もうちょっとマシな形作れます。
だけど、ワークウェアとしてのこのロークオリティぶりが、個人的にはツボなんですよおぉーーーー!!!!!
ホントしょうもない襟!w
そして微妙に1930年代のVヘムポケットに寄せてるけど、Vの角度が浅くて中途半端な感じ!ww
あまりに稚拙すぎて、それがどこか愛らしくなってしまうフランス製モールスキンジャケット。
これって、古着の選び方と一緒なんですよ。「変なの見つけちゃったよ!ウケる!」ってノリで買うやつ。
ま、ノリでテキトーに着てやってください!
また次の買い付け行ったら、ブラックモールスキン買い付けられますか?って聞かれるのですが、
そんなの行ってみないとわからないし、高いし、争奪戦はめんどくさいし、
ガチの古着屋さんに勝てるわけないので、できれば買い付けたくありません。
俺はヴィンテージだろうが現行だろうが、物が良ければどっちでもいいタイプ。
その方がね、楽しいんですよ。楽して洋服を楽しみたいだけ~!www
それではまた。お店で会いましょう。