※2/29(木)・3/1(金)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「鉄道ストの日」だそうです。
日本は鉄道ストライキなんて無い(よね?)から良いです。海外だとよくあることなので、マジで焦る。
というわけで、明日明後日は筑波大学の入学試験。
滅多なことではダイヤが乱れないつくばエクスプレスですが、筑波大学の広大な敷地では、
目的地にたどり着くまで安心できませんので、受験される方は余裕をもって行動してください。
いや、受験生誰もウチのブログ見てないだろ。まあ、僕からのエールってことで。
つくばへようこそ。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Manufaktur Sylt(マニュファクチュア・ジルト)
【アイテム】Beuteltaschen(バイテルタッシェン)
【価格】¥45,100‐
【コメント】
DIARIESって、結構バッグに弱い=品ぞろえが薄いのが難点だったんですが、なんだか最近面白い物によく出会います。
面白いバッグが重なっちゃって、魅力が分散するのが怖いです。
なぜもっとバランスよく、コンスタントに見つかってくれないものかと。
まあそんなこと言ってもしょうがないし、ホント機会を逃すともう手が届かない価格になったり、
そもそもブランドが無くなっちゃって手に入らないということがよくあるので、良いなと思ったら即断しないといけないのは、
実は僕らバイヤーもお客様も一緒です。
というわけで、もう出会ったからにはしょうがない。仕入れるしかないか、売れなさそうだけど!笑
というバッグがコチラです。
もうこのなんてことない見た目。これがオシャレなのどうかすら分からないですよね!
なのでDIARIESらしいってことになりますね~~~~~!笑
このバッグを作ったのは、「Manufaktur Sylt(マニュファクチュア・ジルト)」というブランド。
初めての入荷になるので、ブランド説明をどうぞ。
1982年にChristian Ostermannが、ドイツ最北端のSYLT島にサンダル工房を作ったことが始まり。
その後、ベルト、バッグ、ウェアと広がっていき、現在でも自分達で生産しながら販売を行っています。
70年代の土地柄やその時代からインスピレーションを得て、昔からの革のルーツをたどりながら、手作業で作ることにこだわっています。
商品は環境にも配慮し、天然の鞣し革だけを使用しているため、革本来の経年変化を楽しむことが出来ます。
という、ブランドというか工房ですね。
ブランド名もそのままで、Sylt(ジルト)島の工場という名前。
このジルト島と言う場所がまた面白くて、ドイツとデンマーク国境付近にあり、北海に浮かぶ島になります。
ギリギリドイツ領ってところ。なのでドイツ語なんでしょうかね。
そして商品名のBeuteltaschen(バイテルタッシェン)というドイツ語は、日本語にすると「バケツバッグ」になります。
もうそのままですね!
でね、この工房の場所が面白いだけで、デザインは別に普通だと思うんですよ。
このプリミティブ(原始的)さは好きなところではありますがね。
でも一番驚いたのは、レザーのクオリティでした。
この革はトナカイ。
北極圏で暮らすトナカイは、繊維質がとても緻密で、体にすいつくようなフィット感。
レザーにしては軽く、また耐久性もあります。
現在では、植物タンニン鞣しのトナカイレザーは手に入りにくくなっていますが、
Manufaktur Syltではフィンランドとスウェーデンの国境付近にある鞣し工場から直接入手しています。
この鞣しが良いと思うんですよ。「繊維質がとても緻密」というのが、裏を見るとよく分かります。
このサラサラ感。例えるならセーム革。
このセーム革っていうのは、アンティークウォッチを拭くために用意しているやつです。
これも鹿革なので、トナカイの革に近いっちゃあ近い。
バッグも、こんな革で作られているので、バッグの中で色々な物が勝手に磨かれてしまうのではないでしょうか!?!?!?知らんけど。
というわけで背負ってもらいました。
女性ならショルダーとして斜め掛けはできそうですが、男性では小柄な方のみとなります。
そしてこのバケツバッグの中には、同素材のポーチが仕込まれています。
オマケでポーチが付いてくるというよりも、このポーチはバッグのインナーポケットとして、バッグ本体に縫い付けられています。
便利なのか便利じゃないのか?そんなことより物が好き。茨城県つくば市にあるセレクトショップ・DIARIESのモンゴルです。
それではまた。お店で会いましょう。