diaries blog | Monastic(モナスティック)| Benoit & Scholastica

 

※夜間自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「消費者の日」だそうです。

僕も洋服には人生狂わせるほど消費してきましたからね。

それがベースになって、今はセレクトしてるわけですけど。

僕にとって消費ってのは人生です。

とはいうものの、消費を表現に変えてこそですかね?

つまり生きることは表現することだ、と。かように思うわけです。

そしてここにも「これからの」表現が。

 

先日お伝えしましたが、こちらでまだ見ることができます。

当店のお客様のお子さんがファッションモデルとして出演されています。

にしてもお姉さん、良いこと言うわ~!!!感動しました!みなさんも是非ご覧ください!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Monastic(モナスティック)

【アイテム】Benoit

【価格】¥21,780-(税込)

【コメント】

すでに5月にして夏を迎えた感がありますが、2021年春夏の靴のラインナップだけでも、まだあと4種も控えてます!

靴バカだね!

今回のもヤバイですよ~!

昨年取り扱いを始めたブランドなので、まずはブランド説明から。

フランスはヴォクリューズ県バローにあるサンマドレーヌ修道院によって、

フランス南西部・ロット=エ=ガロンヌにて2002年に設立されたサントマリードラガルド修道院では、

レザーサンダルが修道士の手により生み出されています。

主要なフランスの靴ブランドの専門家の助言を受けて、

僧侶たちはシンプルで調和のとれたラインを備えたさまざまなモデルのサンダルを開発しました。

すべて修道院で作られ、修道士が伝統的な方法で作っています。

革は主にヨーロッパ(アイルランド・ドイツ)のものを使用し、

フランスのなめし工場で製造されています(白以外はベジタブルタンニングレザー)。


というブランドになります。

まさかのフランスの修道院から!?!?!?

これまたストーリー性がありますねーーーーー!

厚みのある革を使用して作られたシンプルなレザーサンダル。

ストラップの厚みはユッタニューマンにも引けを取りません。

そしてレザーはアイルランドまたはドイツより取り寄せた原皮で、

フランス国内で鞣(なめ)されたベジタブルタンニングレザー。

限りなくフランス製にこだわって作られています。

修道院で作られているだけに、そこまで商業的でもなく、生産は1日に4~5足しか作れません。

なのでうっかり流行ったりなんかしたら、ウチのような弱小店には回ってこなくなる可能性もあるので、

できれば教えたくなかった。でも紹介しないと売れないしな・・・ていうパラドックス!

人って罪な生き物ね。

同じく商業的でない部分として、メンズは型も1つしかありません。

そして商品名はBenoit(ブノワ)。

中世(西暦500年頃)の修道院長・聖ベネディクトの名を冠しています。

聖なる名前ですが、清い心の者でないと履けないわけではありません。

ちなみにヌメ革を履くと分かるのですが、ソールの汚れは心の汚れを表すとか表さないとか。

罪のない者だけがヌメを履けよ

なのでヌメ革が全然売れてません!wwwww

どうせ黒しか売れないってこと はじめからそんな分かってたよ

なんだけど、どうしてもヌメ革をセレクトしたいワケがあったんです。

実はこのサンダルの形、ずっと探してたんですよね。

3本のストラップで、後ろ2本がクロスするタイプ。

でもこれがありそうでなくて。

何年も探してたんですけど、良い物がないんですよ。

そんで実は、「もうDIARIESのオリジナルで作ろうかな?」って思ってたくらいなんです。

でもなんでそこまでこの形にこだわるんでしょうかね?

その理由はコレです。

フランス軍の1950年代のサンダルになります。

5年前に当店に入荷してきたアイテムなのですが、

すっごい気にったんですけどマイサイズについぞ巡り合うことができず。

でもなんとなく「最終的には作るしかないんじゃないか?」という予感がしたので、

デッドストックの状態で取っておいたんです。

ほら、ソールの構造以外はだいたい一緒でしょ?

オリジナルはソールの構造がエグすぎて、商品化なんて考えたら吐きそうなんですけど。

キモは後ろのクロスするストラップ。

もしオリジナルで作るなら、グイディレザー使おうと思ってた。

とまあ、それくらい気に入ってたサンダルと同じデザインで見つかって、

not only「同じフランス製」but also「修道院謹製」というオマケまで付いてきた!

こんな会心のバイイングなかなかないってくらい、キマッターーーーーーーって感じ。

履けば履くほどフィットする約3㎜厚のレザー。

さらには甲高幅広の日本人にピッタリの木型を使用しています。

なので、例えばユッタニューマンはDワイズしかなくて、

甲高幅広で履けない方が何人かいらっしゃったのですが、

こちらのサンダルなら大丈夫だと思いますよ!!!

 

最後に、レディースもございます。

こちらはメンズよりは細い木型を使ったScholastica(スコラスティカ)というモデル。

先ほどの妹分みたいなアイテムなんですけど、

このScholasticaという名前も、Benoitの双子の妹の名前だそうです。

なんかもうこのサンダル履いていれば、ご利益いや神のご加護がありそうな気分。

いや、もう私なんかが履いてはいけない気が・・・

ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!

今までのこと悔い改めて、正しく生きようと思います。

聖なるサンダル、いかがでしょうか?

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。