diaries blog | POKIT(ポキット)| Classic Shoulder Capsule

※2/1(木)・2/2(金)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※2月の3連休に、久々にあのブランドの受注会をやれるか、只今交渉中です。まだ確率50%くらいなんですが、心の準備だけしといてください。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「逸話の日」だそうです。

連日沼津よりお送りしておりますDIARIESでございます!

魚でお腹を満たした後は、コチラへ!!!

クラフトビールの聖地の1つと言ってもいいのではないでしょうか?ベアードビール!

今じゃクラフトビールなんてのも一般化しましたが、隆盛を極めるクラフトビールの草創期において、重要な役割を担った名ブルワリーの1つです。

つくばではフィンラガンというバーが、もう20年近く前から取り扱っていたので、馴染みのあるビールとも言えます。

そのフィンラガンでも、一時期取扱いを見送っておりましたが、今年より再開。あの味がいつでも飲めるようになりました。

そんな勝手知ったるビールですが、やはり本店は違った。なんと15タップ!?!?!?!?!?

しかもたまたまオーナーのベアードさんもいらっしゃったので、少しお話させていただきました。

つくばから来た=フィンラガン!というのはもちろんなのですが、

ベアードさんが都内で英会話教師をやってる頃の同僚が、僕の今の取引先でもあったり。

そんなベアードさんとは、次回はつくばのクラフトビールフェスで再会を約束。

妻に止められるほど飲み過ぎてしまったので、写真もなければ記憶も半分!!!

でもこの沼津港に面したロケーションはメチャクチャカッコいいわ~~~~~~~~~~!

沼津の夜、最高です!!!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】POKIT(ポキット)

【アイテム】Classic Shoulder Capsule

【価格】¥49,500-(税込)

【コメント】

なんと気が付けば2年ぶりのご紹介となってしまいました。POKITのクラシックショルダーカプセルバッグ。

もしかするとこのバッグの紹介が最後になってしまう可能性があるため、改めてブランド説明からさせていただきたいと思います。

pokitは1999年、バイオード・オデュオールとクレア・プリングルにより、

ロンドンで設立された高いデザイン性と品質を備えたラグジュアリーグッズブランド。

バックミンスター・フラーのジオデシック(Geodesique)ドーム理論に

影響を受けたショルダーバッグが、同ブランドを代表するアイテムです。

ジオデシックドーム理論とは、三角形・五角形・六角形の組み合わせで構成し、最小限の表面積で最大の空間を作り出す理論のこと。

ちなみに、ノースフェイスの75年に発表されたテント「オーバルインテンション」はこの理論を元に完成しています。

またデザイナー自身が元は大学の化学専攻であるため、分子の構造式から思いついたデザインだそうです。

またそのデザインは高く評価され、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品にも選ばれています。


というブランド。

アパレル関係にしては珍しく理系出身!?

個人的な意見ですが、ファッション好きには文系の人の方が多い気がします。

なので理系でファッション好きの人と話すと、観点が違ってて面白いんです。

それこそ正確なデータは無いので固定観念かもしれませんが、

このバッグを初めて見た時に感じた衝撃は、今でも忘れられません!!!

「なんじゃこりゃ!?!?!?」としか言いようがなかったですね。

ではそのなんじゃこりゃを、詳しく紐解いていきましょう。

まずはこれですね。この立体的なドーム型のフタ部分。

左右2本づつ、計4本のダーツで形作られています。

なるほど言われてみるとジオデジックドーム・・・なのかな?

この形を思い付きた時、デザイナーさんはまず平面に下書きをし、紙でバッグの形を考えたそうです。

これが初めて見た時の衝撃といったら、新しい時代の到来を予感させるものでした。

例えばこのポキットのボディバッグは、トラディショナルとアバンギャルドの融合に思えたんです。

相反する要素が、見事に合わさってるんですね。

メインとなるボディは、例えばブ○ディに代表されるイギリスの古典的なフィッシングバッグに使われるラバーボンディング。

しかもイングランド北部で未だに作られている、天然ゴムを使用したバルカナイズドキャンバス生地。当然防水性があります。

さらにレザー部分も、こちらも英国伝統のブライドルレザーを使用しています。

そして形はこの近未来性を帯び、いわゆる古典や伝統とは正反対じゃないですか。

分子の構造式から始まりジオデシックを経て、それらが違和感なく結合しているんです。

そしてもちろんバッグとしてのクオリティも、そりゃ相当なもんです。

負荷のかかる場所にはレザーで補強してあったり、

裏張りもしてあり、フラップの開閉もマグネットというのもポイントです。

またジッパー付きのセキュリティポケットも便利ですね。

ジッパーの引き手もよく見ると面白いデザイン。

この六角形は、おそらくジオデジックドーム理論へのリスペクトでしょうか?

また先ほど「近未来」と書きましたが、昔ロンドンにあったPOKITのショップも近未来的でした。

2001年宇宙の旅みたいw

いや、でもキューブリックのあの映画を見た時のような、時代性を飛び越える発想かもしれません!!!

クラシックなのに新しい。初めて見たのに、もうずっと使っていたような気がする。

実際手に持ってみると、そういった実感が湧いてくるんです。

なぜか安心するんです。でもそう思ってしまうことに衝撃を受けるんです。

もうわけわからないでしょ!?俺も書いててよくわかんねーもん!!!www

で、このバッグの良い所はコーディネートにもつながります。

この手のバッグって、「スポーティじゃないもの」を探すのが意外と難しい。安易に有名ブランド物のボディバッグには逃げたくない。

しかし、このボンディングとブライドルレザーの組み合わせのおかげで、

こんなスーツスタイルにもいけちゃいます。

フライツォーリならではかもしれないけど、これで自転車とかカッコいいな~。

 

もちろんスポーティな使い方もOK!

で、まあこれだけ素晴らしいアイテムなので、当然私も持ってるわけですよ。

初めて出会った頃に買ったやつをね。

ざっと15年近く前の物になりますかね。

昔すぎて、何色を買ったかよく覚えてません。

ベージュなのかカーキなのか。今は作ってない色なのかも?

実はマイナーチェンジを重ねているので、改良されています。

この擦り切れた部分には、今ではブライドルレザーで補強されていますね。

セキュリティポケットも昔はカードしか入らないサイズで、まだまだ未熟なデザインだったと思います。

そしてこのPOKITのバッグは、私と一緒に生まれ故郷であるイギリスの地を踏んでたりします。

7年前のイギリス買い付けの時。

当時は経費を切り詰めて切り詰めて(むしろ借金して・・・)買い付けに行ってたんで、Wi-Fiなんか借りることもできなくて、

買付に行く場所の地図をプリントアウトして、マッピング(地図に印をつける)して持って行ってました。

大変だったなぁ~。雨でインクが滲んで分からなくなったりして。

いちいち傘なんて差してらんないので、やっぱり防水のハットは必要です。

そしてもちろんポキットは、中身をちゃんと保護してくれることも証明してくれましたよ!

このようにタフに使え、実用性にも優れ、なお且つカッコ良いバッグ!

もちろん容量もけっこう

使ってみたくなるバッグでしょ!?

 

最後に、現在はBlack以外は廃版となってしまいましたので、色は選べません

また在庫が無くなり次第、次にいつ日本に入ってくるかも分からず。

もちろん新しくイギリスから届く時は、それなりに価格は上がっていると思います。

以前から気になってる方、いつか買おうと思ってる方は、今すぐがお勧めです。

DIARIESが購入を急がせるのは、珍しいこととお察しください。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。