※4/20(木)は休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「地図の日」だそうです。
俺の地図はいつでも17歳!嘘です!オッサンです!
でもそんなキッズやティーンズからオジサンまで楽しめる、笠間のお店をご紹介したいと思います!!!
それがコチラ!
笠間の古着屋ODD(オッド)さん!
行こう行こうと思ってようやく行けました!いや~やっぱり新しい古着屋はドキドキしますね~!
こちらはアメリカ物もヨーロッパ物もどちらも見れて、服も靴も雑貨も何でもアリ!
例えばDIARIESが古き良き時代(80~90年代)のセレクトショップと例えられるとしたら、
こちらのODDさんも、同じく古き良き時代の古着屋さんだと思います。
昔の古着屋って今ほどジャンルが区別されてなくてホントごった煮で、なんでもあったんですよ。
今は古着屋さんが増えたから、もしかしたら「強み」(アメリカに強い、ヨーロッパに強い、ミリタリーに強いなど)の
差別化を計らないといけない時代なのかもしれません。
でも本当は、「なんでもあるけど、その店主のクセが圧倒的に強い(=DIARIESみたいな笑)」お店が、本当の差別化なんだと思うんですけど。
そんなわけで懐かしくもありつつ、今の時代では新鮮な思いで楽しませていただきました。
ちなみに僕が20年以上前に好んで着てた、フランスの電気工事士が着るデニムジャケットがデッドであって、
マジで懐かしすぎて泣きそうになりましたけど。笑
そんなわけで、実は顔を出しに寄ったつもりだったのですが、買い物本気(マジ)モードに突入。
ちなみに僕もセレクトのプロである前に、買い物のプロだと思ってます。
実は買い物には2種類あって、「必要な物を買う」ことが基本的な買い物だと思うのですが、
買物のプロからすると、その先の買い物とは「そのお店が良いと思ったら、何が何でも自分に合うものを見つけて買う」ということなんです。
もっと簡単に言うと、物に金を払うのではなく、店に金を払うってことですね。
なのでそんな時は、隅から隅まで物を見ます。
なんなら値段が付いてないけど、もしかしたら売ってくれるかも?という感じで。
で、最終的にたどり着いたのがコチラ。
まさかのVANS!?!?!?
これですよこれ。思いもよらなかった出会い。まさにセレンディピティ。
人生で3回目のヴァンズです。おそらく15年ぶり?
しかもターコイズにフライドポテトの柄!我ながらウケますね~!
ちょうどその時着てたAPPLETREESのジャケットにもドハマリでした!!!
いや~満足でございます。
そんな笠間のODDさん。是非とも訪れてみて下さい。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】POUTNIK by Tilak(ポートニックバイティラック)
【アイテム】Blade Jacket
【価格】¥37,400‐
【コメント】
まだまだ新しく取り扱うアイテム紹介がございます!
個人的にも非常に待ち望んでいたブランドであり、すごく久々にセレクトするアウトドアブランド。
それがこのチェコからの刺客、POUTNIK(ポートニック)でございます!
この死神か?シスの暗黒卿か?と思うのがロゴなのですが、なんと旅人だそう。
というわけで、初めてご紹介するブランドになるので、まずはブランド説明からどうぞ。
Tilak(ティラック)社は、登山家Roman Kamler氏によって、寝袋を製造する会社として1986年にチェコ共和国で創設されました。
1993年にはGore-tex社と契約を交わし、2000年にTilakブランドネームの下、Tilakのアパレルラインが誕生します。
2001年には、当時より斬新で優れたデザインを起こすと評判高かったACRONYM®社のErrolson Hughと契約を締結。
Errolson自身のブランド、”ACRONYM®”のアパレルラインの生産を長年受け持っていました。
現在は別工房を構えていますが、TilakとACRONYMのパートナーシップは今でも続いています。
その確かな技術が認められ、チェコ国営の登山救援部隊、 チェコマウンテンガイドアソシエーション、
マウンテンレスキューサービス、チェコ軍の一部のチーム、さらにチェコ国内に限らずスイス特殊警察のウェアも担当し、
Tilakのプロダクトは極限の現場での信頼と安心を得ています。
Tilak 社は、世界有数のクライマーを輩出する東欧のチェコ共和国に所在します。
50名程のスタッフで、一貫した自社工場での生産管理を行い、クオリティーを保つために全てチェコで仕上げています。
他の欧米大手ブランドのように大量生産は出来ませんが、世界最高レベルの生地を用い、世界最高クラスの縫製技術とデザインで、
1点1 点最高の機能とデザインを作るのがTilak の特徴です。
そしてPOUTNIKは、2013年に立ち上げられました。
こちらは、世界を旅する者達が快適に過ごせるよう作られた、高機能トラベルウェアブランドです。
acronymブランドのフィルターを通し、より「街」を意識しながらも、
Tilakの過酷な状況下での機能や経験を反映したギア的要素を盛り込んだラインナップを展開しています。
というブランドです。
こちらのブランドも数年(コロナでプラス3年)迷いましたが、いい加減アクティブに過ごしたい!という気持ちも含め、
取扱いを始めることを決断致しました。
思えば、DIARIESって創業当初はワーク・ミリタリー・アウトドアの3本柱でセレクトしていたんです。
その3つに共通するのは、機能性と耐久性、そしてそれに伴う機能美を求めて。
それはつまり「服に必要な条件である」という仮説の元に。
これが洋服選びの基準になっています。
ですが、ここ数年はミリタリーに次いでワークが流行しているじゃないですか?(キャンプも流行ってますけど、焚火に弱いナイロンは除外)
なので、頑固な私もさすがに時勢に流されミリタリーとワークが強めになってしまっていたと思います。
ですので、改めて腰を据えてアウトドアウェアをラインナップに加えたいなということで、セレクトしたのが今回のPOUTNIKです。
思えばWIlD THINGSとかROKXとかStone MasterとかMountain Equipmentとかいろいろやってましたよね?
MOCEANもそれに当たるかな。
でもどれも自国生産じゃなくなったりして、若干テンションが落ち気味でした。
というわけで、こちらのPOUTNIKは自社工場を持ち、しかもそのクオリティも半端じゃありません。
ブランド説明にも書いてある通り、「GORE-TEXと契約」というのもその技術力の表れ。
なんでも、ヨーロッパ全土でゴアテックスのシェルを作れるのは、このTilakだけなんだとか?
実は、ゴアテックスの生地を使えばだれでも防水ジャケットを販売できるというわけではありません。
ゴアテックスの下げ札(四角い紙札)をつけて防水ジャケットとして販売するのは、ゴアテックス社のテストをクリアしなければならないんです。
参照
↓
https://www.gore-tex.com/jp/testing
つまり、このテストをクリアできる技術を持つのが、ヨーロッパではTilakだけということになります。
そういった経緯もあって、アクロニウムは製造をTilakにお願いしていたんだと思います。(2020年まで)
しかしながら、DIARIESでセレクトするのはゴリゴリのアウトドアウェアではございません。
僕も山に登るわけじゃないし、シャカシャカするナイロン物はほとんど着ないので。
そこでTilakのアーバントラベラーライン、POUTNIKの登場というわけです。
このPOUTNIK、しっかりとしたアウトドアウェアとしての背景がありながらどことなくワーク色が強いんです。
となるとDIARIESでセレクトしているアイテムには間違いなく合います。
それでは詳しく見ていきましょう。
こちらはPOUTNIK定番のアウターで、Blade Jacket(ブレードジャケット)というもの。
クルーネックタイプというアウターにしては珍しい形かな?でもアウトドアウェアなら普通か。
さしずめジップアップノーカラージャケットといったところかな。ワークウェアとして考えると。
Tシャツはもちろん、シャツの襟を出しても良いし、秋冬はタートルやスウェットパーカのフードを出しても良い。
例えばネクタイをしたら、結び目だけがチラッと見えるような、絶妙な襟の形が気に入りました。
さらには首の後ろ部分だけ、リブを配してあるのも素晴らしい。ナイロンのザラザラが、直接肌に触れないようになっています。
1枚でも存在感があるのですが、色々な着こなしが楽しめるのがこのブレードジャケットの良い所。
ダブルジップで体温調節や様々なレイヤードを楽しめます。
そして最大の特長は、このフラップポケット。
フラップポケットは、敢えてポケット袋をボディに縫い付けず、浮かせた状態にしています。
おそらくボディに縫い付けるよりも、容量が多くなるからですかね?
手を入れるのは下のハンドポケットで、物を入れるのはフラップポケットにといった具合です。
また袖口はインナーカフ(袖の中にリブがあること)になっていて、この辺がアーバントラベラーたる所以かも?
そして生地は、チェコ軍用に開発された強度とストレッチ性に優れたポリエステル×コットン素材。
通気性と撥水・速乾を備え、4方向にストレッチします。ストレッチ性のあるファブリックとややゆったり目のパターンが、ストレスを感じないフィット感を⽣み出しています。
また機能性はもちろんですが、アウトドアウェアなのにシャカシャカテカテカした素材じゃないのがいいんですよねー!!!
本当に名作だと思います!!!!!
というわけで着てみました。
これね~、サイズ選びは相当迷います。みんな迷ってます。
アウトドアウェアとしての機能もそれなり(たとえば日帰り登山くらいなら=筑波山!)にあるので、
そのような使い方をしたい時はジャストサイズが良いかも。
でも街着としてなら、中にスウェットやセーターやインナーダウンなどを着れるように、一回り余裕を持った方が良かったり。
ちなみにサイズ感としては、178㎝85㎏の僕でLがジャストでXLがゆとりありです。
やや袖は長めですが、手を伸ばしても手首が出ない安心感。さすがアウトドアウェア。バイクにも良さそうです。
というわけで、久々に入荷したアウトドアウェア。
僕みたいにワーク・ミリタリーに流されないで、是非ともアウトドアウェアもバランスよく楽しんでください!笑
それではまた。お店で会いましょう。