diaries blog | ROBUR(ロビュール)| Butcher Coat (dead stock from 1960’s)

※2/9(水)・2/10(木)は、休店日とさせていただきます。

※店舗をちょっといじるので、2月下旬に長期連休をいただく予定です。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

先日お伝えした突然のお知らせに続報です。

2/12-2/20の9日間、1ST PAT-RNの2022年秋冬オーダー会を開催することになりました。

土日だけだと見に行けない!という1ST PAT-RNファンのお客様が何人かいらっしゃったので、

期間を延長できるか交渉してみました。

1ST PAT-RN ORDER FAIR -2022FW-

日時:2/12~2/20 12:00~18:30

※条件はいつも通り、デポジット5000円(1点につき)です。

大々的に「イベントやってまーすっ!」って言いづらいご時勢ですので、ひっそりとやります!いつもですけど!!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

本日はヴィンテージアイテムのご紹介になります。

 

いや~、この時期=新品の入荷が落ち着いちゃう時期は、僕の中でもヴィンテージ熱が高まっちゃいますね。

コロナが無かったらヨーロッパに買い付けに行っている時期ですし。

なんなら、VINTAGE STOCK MARKETの時に、前に自分が買い付けたヴィンテージを見てるだけで、勝手に熱が上がる。

(この熱に関してはPCR受けなくてもいいですよね?ね?)

なもんで、つい国内のヴィンテージディーラーからも仕入れることになってしまいます!

だって、わざわざ自分でヨーロッパに行かなくても仕入れることができるんだから、楽な方がいいに決まってるし!wwwww

それにVINTAGE STOCK MARKETを開催して、またヴィンテージの売れ行きを見て思ったのですが、

正直言うとね、別に俺が一生懸命現地買い付けを頑張って、良い物・面白い物をできるだけ安く提供しなくても、

流行が来れば又はインフルエンサーがヴィンテージを取り上げてくれれば勝手に売れてくれるし、

そういう時って、値段の高い安いにかかわらず買っちゃうでしょ!?!?!?

 

つまり何が言いたいかっていうと、10年後の展開に向けてお店の舵を切らないといけなくなったわけ。

あ~考えるのメンドクセ!

これまではセレクトだヴィンテージだと、自由気ままにやってきたんですけどね。

今やそういうお店って当たり前のようになってるみたいなので、(昔からあったけどね)

DIARIESも埋もれないように必死でやっていきます!お楽しみに!

 

と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな流行のヴィンテージとは違いますよってこと。

こちらはブッチャーコート。

ブッチャー=Butcher=肉屋のこと。

ですが、こちらは肉屋というよりも、養豚場などの畜産業者が着るアウターになります。

ディーラーさんから聞くところによると、家畜の競りを行う人が着る服だとか。

Knit/Harley of Scotland (Voe shetland hi-neck) ¥23,100-

Shirt/New England Shirt (Plaid B/D) ¥17,640-

Pants/comm.arch. (Moleskin buckled trousers) ¥24,200-

Shoes/astorflex (Greenflex) ¥30,800-

このコートは、いわゆるダスターコートの部類に入ると思います。汚れてもいい用の服ってこと。

中の服を汚さないように、一番外側のコートが汚れを受け止める。それがダスターコート。

オーバーコート=外側にバサッと羽織るコートなので、ポケットは袋がなく貫通式になります。

また、珍しいのはフード付きってこと。

厩舎の中だと、頭まで汚れるんですかね?

バサッとかぶれるようになっています。

さらにガチのワークウェアということで、生地も恐ろしく丈夫。

よく見ると、タテ糸にコットン×ヨコ糸にリネンを用いたヘリンボーン素材。

これがゴワッゴワで弾力性があって、丈夫なのに着やすいんです!!!

で、実はこのコート、3年前には自分で買い付けてたんですがね、、、

ヴィンテージ商品紹介はこれにておしまい。

今思うと、結構レアだったんじゃないかと思いましてね。

だって、今まで1回しか買い付けたことないし。

本当は、前に自分で買い付けたブッチャーコートを販売したこと、自分で着ればよかったと後悔してたりもするし!!!!!

しかも今回ディーラーさんから譲ってもらったブッチャーコートは、俺が買い付けた奴より古いし!

(俺が買い付けたやつの方が状態は良かったですけどね!=悔しい)

ちなみにこちらのブッチャーコートは、おそらく1960年代頃です。

作ったのはROBUR(ロビュール)というメーカー。

フランス南東部にあるLYONという町で、1922年に創業した由緒あるワークウェアメーカーです。

 

というわけですので、まずは自分用で仕入れたのですが、なんと!?お客様の分も1着ありましたので、

こうやって本日ご紹介に至りました!!!

あー楽しい!楽しい!洋服はなんて楽しいんでしょうね!!公私混同最高!

でもさすがに私物を混ぜて、お店で売ることはしませんからね!最低限のプライドはあるので!

ブルンブルンのゴワッゴワの生地感を、是非ともご覧ください。

価格は4万くらいです!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。