diaries blog | S.N.S. HERNING(エスエヌエスハーニング)| NAVAL Crew Neck

※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)

※コロナ対策実施中です。





ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「太平洋戦争開戦記念日」だそうです。

太平洋戦争に関しては、Twitterで東大の渡邊英徳博士が画像を投稿してるのでお勧めです。

凄い映像ばかりで、思わず見入っちゃいますよ!





じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】 S.N.S. HERNING(エスエヌエスハーニング)

【アイテム】NAVAL Crew Neck

【価格】¥31,900-(税込)

【コメント】

取り扱いを開始して4年目!

もはやすっかりおなじみでしょうか!?S.N.S. HERNINGでございます。

今までは直接輸入しておりましたが、今季より国内代理店が付くことになったので、

私も展示会の度にパリまで行く必要がなくなりそうです。

ぶっちゃけ手続きが楽になっていいけど、寂しいような気もするし、

でもコロナが収まらないなら、その方がいいような気もするし。

悲喜交々ですね!

そんな思いを噛み締めつつ紹介してまいりたいと思います。



それでは久々の紹介となるので、まずはブランド説明からどうぞ。


S.N.S. HERNINGは、Søren Nielsen Skyt(ソレンニールセンスカット)により1919年に設立されました。

1920年代半ば、Sørenはニットの保温性を高める「ボブルパターン」という技法を学び、

自分で作ったニットを販売し生計を立てていました。

そしてそのニットの評判が経つと、Sørenは海上の荒天から身を守り、

ハードワークに耐えられるフィッシャーマンセーターを作るため、S.N.S. HERNINGを設立します。

そして80年以上が経過し、創業者であるSørenがこの世を去った今でも、

創業当時のボブルパターンのレイアウトや縫製から仕上げ方法を頑なに守り、作られています。

またニット製品は、発祥の地であるデンマーク・ヘルニングにて旧式の機械により編まれています。

さらに全ての製品は、たった4人のニット技術者により生み出されます。

それは平均30年の経験を持つ熟練のニッターだからこそできることです。

中でも最も経験のあるニッターは、創業者の息子であるHolgarで、

既に50年以上もの経験を積み、それはまだ進化の途上にあります。


というブランド。

このブランドをいつ知ったのか正確には覚えていませんが、

自分の店で「取り扱いたいな」と強く思ったのは、6年前。

それはベルリン買い付け時のこと。

ヴィンテージのバイイングだけでなく、新規ブランドとマーケットリサーチを兼ねて入った雑貨屋さん。

雑貨屋といっても、ちゃんとセレクトされた日用品を売るような結構大きいお店で、

恐らく今の日本のセレクトショップがみんな目指しているような、

所謂ライフスタイル系セレクトショップのお手本みたいなお店かな?

洋服はもちろん、コスメやキッチン用品、はてはスコップまで。

turkのフライパンとか欲しかったけど、さすがに持って帰るのはしんどいですよ。

で、そこで見たこのS.N.S. HERNINGがすこぶる良くて、

日本に戻ったら早速仕入れ先を探そうということになりました。

それから紆余曲折を経て、4年かかってやっと入荷しましたよ。

弱小零細ショップの辛いところでございます。

あ~カリーブルスト食いて

でも結局、国内には代理店が無いので、ヨーロッパまで展示会に行かないとダメで。

こちらが創業者のお孫さんのSorenさん。

創業者の写真か何か。登記簿みたいなやつですかね?

ブランド説明にもある通り、なんと昨年に創業100周年を迎え、さらなる進化を遂げようとしております。


そして本日ご紹介するのは、S.N.S. HERNING入門に一番オススメのやつ。

肩にメタルボタンがキラッと光る、クルーネックニット。

この肩ボタンのカットソーやニット。フランスではたまに見かけますね。

バスクシャツとかボーダーTとか。


でもSNSも、このタグの通りフィッシャーマンニットからスタートしてるので、

何か機能的に共通するものがあるんでしょうね?

そしてS.N.S. HERNINGは、昔から一貫してメタルボタンを使用しています。

素材はおそらくピューター(錫)。マットな質感がカッコイイわ~!

もちろん本開き。ちゃんと開くので、中にシャツを着た時は、1つくらい外して着たいかも。


素材はもちろんウール100%。更に度詰めで編んでいるので、風も通しにくくて暖かい。

厚みはS.N.S. HERNINGの中でもミッドウェイトですが、重ね着もしやすい厚みです。



というわけで着てみました。

身長178㎝、体重85㎏。大肉大背の私でLでちょうどいいです。

そして、買って着た人が皆一様に言うセリフがあります。

「毛玉が全然できないんですね!」ということ。

本当になんでか分かりませんが、S.N.S. HERNINGは毛玉が出来ないんですよね~。

不思議なくらい。

なのでガシガシ着れますよ!





それではまた。お店で会いましょう。