diaries blog | SHAMMA(シャンマ)| Shamma Classics All Blacks

※ただいま夜の自粛中につき、18:30閉店です。(19時までは割といます。)

※7/9(木)は、休店日とさせていただきます。




突然ですが、お知らせです。

昨年に引き続き、今シーズンも1ST PAT-RNの受注会を開催する運びとなりました!!!

開催日時 7/23(木)~7/26(日) 12:00~18:30

(※7/24(金)夕方ごろ、デザイナー・CristianoがFacetimeにて参加予定です。)

なんと今回は4日間の開催!

もちろんですがデザイナーは在店することはできません。

ですが、ちょっとだけZoomではなくFacetimeにて参加してくれるそうです!



それではクリスティアーノから今回のコンセプト解説が届いております。


コンセプト

2021年春夏のコンセプトは「ENVIRONMENTALY TACTICAL」(環境に即した戦術)。

90年代初頭に流行したムーヴメント・Acid Jazz(アシッドジャズ)からインスパイアされて生み出した造語です。

その頃は工業地帯の倉庫にクラブをオープンし、音楽だけでなく料理などを媒介とし、

様々な人が集まる特別な場所ができつつある時代でした。

それはまさにEnviroment(環境)であり、Acid Jazz Recordsは

「Enviromentally Funky」のロゴを発表した頃と重なります。

ロゴデザインは、現代のサステナビリティを意味するように見えますが、

当時は全ての繋がりを表す価値観を表現するものでした。

自身のコレクションを構築する際、だいたい夜間に作業を行いますが、常にアシッドジャズを聴きながら、

Enviroment(環境)に対応するための機能性や実用的なデザインを、

いかにTactical(戦略的)に落とし込んでいくのか?

Enviromentally Tacticalという言葉は、そのような思いから生まれました。

今回このコレクション考えている時、私たちがクラブで過ごした夜や、

私たちを夢中ににさせた音楽とともに夏の夜に着用する服を作り、

ヴィンテージのミリタリー衣料や私たちが当時大好きだったデザイナーの作ったアイコニックな衣服を元に、

自分たちの手で作ったりしたことを思い出しながら、最初の一歩を踏み出しました。


これまた非常に懐かしいワード、アシッドジャズ。

俺は沖野修也くらいしか思い浮かばないけど、リアルタイムでは聴いてたんだろうな。

てか、AORとレアグルーヴとアシッドジャズを説明するとなると、よく分かんない!w

ま、雰囲気よ雰囲気。90年代の最先端の音楽。

クラブでいうと、青山ファイな。

現代だと、Suchmosなんかが近いかな。



それはさて置き、まだファーストパターンのランナップを見てないので、

アシッドジャズがどのように消化されているのか、非常に楽しみです!



そして次にDIARIESから。


コロナ対策

イベント中は密を避け、入店規制を行う場合もございます。

試着等が気になる場合は、高温スチーマーによる消毒を行います。

強力サーキュレーターを使用し、随時換気を行います。

マスクの着用、手指の消毒など、ご協力いただきますようお願い致します。


お客様へ

昨年に引き続き、2021年春夏のオーダー会を開催する運びとなりました。

このような場を再び設けられることができるのも、

いつも1ST PAT-RNを応援していただくお客様あってのことです。

誠にありがとうございます。

最近1ST PAT-RNをお知りになった方も、既に昨年オーダーいただいている方も、是非ともご参加ください。

また、昨年オーダーいただいた2020年秋冬の商品は、ただいま鋭意作成中でございます。

納品の連絡はまだ届いておりませんが、コロナにも負けず進行中ですので、もうしばらくお待ちください。


というわけで、話をいただいた時は開催の是非を迷いました。

でもね、いずれみんなで乗り越えなければならない問題だし、

洋服の楽しみまで奪われたくない。

試行錯誤しながら進んでいくしかないので、開催することを決めました。

実際のところ、前回のイベントでの来客数を4日間で割れば、多少の入店規制で対応できるはずです。

ですので、みなさまにはご協力の程よろしくお願いいたします。


お楽しみに!!!




じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】SHAMMA(シャンマ)

【アイテム】Shamma Classics All Blacks

【価格】¥14,300-(税込)

【コメント】

以前からDIARIESをご存知の方には、「久しぶり!」と思われるかもしれません。

でも前回のBEDROCKとは違います。

こちらは初めて取り扱うブランド「SHAMMA(シャンマ)」。

同じくアメリカですね。

まずはブランド説明からどうぞ。

2013年、Joshによりミニマリストランニングに適したサンダルを作るために立ち上げられました。

以来改良を続け、今ではランニングだけでなく、スラックライニング、

ウォリアーレース、登山などのあらゆるアクティビティに対応するサンダルを作っています。


というブランドです。

まさかのDIARIESが初めてベアフットサンダルをセレクトしたのも2013年!



思えばBEDROCKを仕入れてから7年も経過してました。

あの頃はまったく売れなかったんですが、今ではこのベアフットサンダルも

随分と市民権を得たように思われます。

唯一無二のBeautifulなShoesですもんね!wwwww



でもやっぱり見た目だけではないのが、ベアフットサンダル。

かく言う私も、このサンダルのお蔭でフルマラソンを始めるきっかけとなりました。

すいません嘘つきました。

本当はBlackbird@水戸で飲んだ勢いでフルマラソン走るって言っちゃったからなんです。

そのタイミングで、たまたまBEDROCKというベアフットサンダルに出会って、

「走るってなんて楽しいんだ!」と思ったんですよね。



でもね、今はもう走るのをやめたただのブタです。



なので今回は、ラン用(乱用)ではなくファッション用としての提案です。

だからオールレザー。

BEDROCKの時もオールレザーはあったのですが、

実はBEDROCKは取引条件が結構厳しくて、なかなか・・・・・なんです。

でも探せばベアフットサンダルも、昨今のガレージブランドの隆盛とともに結構あるっぽい。

というか、ここ10年で増えたなって感じ。

やはりこの本の影響か!?

ちなみに僕が買ったのが、初めてベアフットサンダルをセレクトした2013年。

ちなみにTEDにもありました。

う~む、また走ってみようかなと思うようになってきた。


先ほど走るのをやめたと書きましたがが、今でも気分転換に軽く10㎞くらいなら走れます。

1時間で10km。キリが良くていいでしょ?

フルマラソンに参加してる時も、もともとタイムを競おうとは思ってませんでした。

重要視してたのは、40㎞くらい走れる体力を持っておくこと。

フルマラソンに出てみようと思ったのは2012年のこと。

その時考えたのが、例えば展示会で都内にいる時に大地震が来たとして、

電車などの交通手段が絶たれた際、フルマラソンが走れれば

半日でつくばまで戻ってくることができるな、ということ。

もちろんそれは愛する家族やワンちゃんニャンちゃんのため。



つまり、通勤している距離くらいは走れる体力を持っておくこと。

これってとても「自然」ではないでしょうか?

もちろん距離にもよりますけどね。



そしてこういったベアフットサンダルという物は、

自然を感じさせるという点ではこれ以上の物はないと言えます。

ご覧ください、このソールの薄さ。

たったの8㎜。

今の厚底スニーカーを履いている人からすれば考えられないでしょう?

「痛くないの」とよく聞かれます。

その答えは、「痛くならないように歩く(または走る)」のです。



以前、BEDROCKかルナサンダルかを調べてる時、アマゾンかなんかのレビューに星1つ評価があったんです。

それを見てみると、「このサンダルを履くと、ふくらはぎが痛くなる。こんなサンダル履きたくない。」というもの。

全く持って正しい意見。

しかし、そこからなんですよ。



例えば直立二足歩行ができるのって、人間だけなんですよね。

だからその「足」は実は異常に発達してて、ポテンシャルもすごいんですよ。

で、なぜふくらはぎが痛くなるかっていうと、衝撃を吸収してくれてるからなんですよ。

足の裏が地面に着地するでしょ?

でもその衝撃が腰に直接伝わらないように、足裏のクッション、ふくらはぎ、

太ももで衝撃を和らげるんです。



だけど、いままでクッションたっぷりのスニーカーがその衝撃を和らげてくれてたので、

素足で歩いた時の衝撃を吸収できる筋肉が備わってなかったんですね。

だからただの筋肉痛なので、慣れれば痛くなくなるんです。



ね?自然なことでしょ?



そして歩くだけでも今まで使わなかった筋肉を使うようになるし、

走ればフルマラソンも可能です。(俺はハーフまでしか無理だったけど。)



山に登るのも楽しかったです。

登りは良いけど、下りがヤバかったね。

ドンッ!って足付けないんだもん。4本足で動物のように歩くように、

そろりそろりと山を下らないといけない。

またご覧の通り、何も守ってくれないので、石や木に気を付けないといけない。

スニーカーを履いている時よりも、数倍頭を使い感覚を研ぎ澄まさないといけない。



だけど、歩けば歩くほど、走れば走るほど、登れば登るほど、

「まだ自分にこんな力があったのか!?」と感じることができるんです。



そう!まさに「自己啓発サンダル」!!!!!wwwww



店頭で俺に接客された方は思うでしょう。「セミナー来たんだっけ?」と。




まあ、信者を増やしているという意味ではは、中らずと雖も遠からずですね!w

最終的に、「自然と調和することができる」って言ってますからね!wwwww

でも本当なんですよ~!!!



・・・てこれ、ファッションアイテムを紹介するブログだったっけ。

どうしよう。。。

それっぽいこと言うと、

オールレザーなので経年変化が楽しめます。(無難にまとまったw)

ビブラムソール(ヴァイブラムソール)なので、

薄さの割に耐摩耗性もあり、ちょっとやそっとでは壊れません。



当初BEDROCKをセレクトした時も、セットアップとかドレスパンツに

合わせるとカッコいいかなと思ったんですよね。



それが実際履いてみたら、RUNにハマってしまったという。

お蔭で走ってた頃はちょっとはやせてたので、洋服もカッコよく見えてた気がします。

なので、このサンダルを履けばオシャレになった上にさらに体がオシャレな体型になるんです。

頭おかしいでしょ!?www

というわけで、ついファッション的価値よりも、これを履いてどうなるかという

経験的価値に重きを置いて説明してしまいましたが、

実際履いた者としての率直な意見です。



結果として、商品ではなく思想を売るような表現になってしまいました。

でもそれでこそDIARIESらしいアイテムなのではないかと思っています。



ちなみに対極にあるのは「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」。

例の厚底スニーカーですね。

あれは思想及び構造的にも正反対です。

ちょうど10年くらい前は、ベアフットサンダル好きな人を「ミニマリスト」と呼んだのに対し、

HOKAのような靴を好きな人を、「マキシマリスト」と呼びました。

前者は、どんな地形でも走れる体を作るのに対し、

後者は、どんな地形でも走れる靴を作ったのです。



それを踏まえた上で、個人的にはH○KAがいくら流行しても魅力を感じないし、

H○KAをセレクトしてしまうと、自身のセレクト理念に反することになります。



後悔があるとすれば、H○KAとベアフットサンダルの二者択一時に、

H○KAを選んでいれば売れてたろうなあ・・・・・w

ま、売れるならH○KAをセレクトすればいいだけなんですけど、

それができないめんどくさい性格ですいません!!!



こんなブログ書いてちゃ、また今回も売れねーだろうな・・・

何はともあれ、履いてみる価値のある靴なんで是非!




それではまた。お店で会いましょう。