※8/26(木)は、休店日とさせていただきます。
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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「チンチン電車の日」だそうです。
さすがに本日は商品紹介します。でもフジロックも見ます。
今日はレッチリ!!!
カリフォルニケイションてことで2000年のやつかな?
前も後もプリントがかわいいので気に入ってます。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】Type130 Tapered Jeans & Type132 Wide Straight Jeans
【価格】¥62,700-(税込)
【コメント】
またまた!?届きました!!!!!今回はWOADだけです!
WOADの入荷自体は、昨年の10周年を除けば1年半ぶり。
さらに今回はType130とType132が同時に入荷してきたのですが、
このWOAD染めが2型同時に入荷してくるというのは、なんと4年ぶりでございます!!!!!
どうなんでしょう?そろそろ流行りも落ち着いて、本当に好きな人だけが残ってそうな予感。
それでも展示会では相変わらずのオーダーストップ状態で、好きな時期に好きな量を仕入れることはできません。
現状コロナの影響もあるのか、工場が十分に稼働できてないっぽいので、
まずはインラインの生産スケジュールを固めてから、空いた時間にコツコツ作られてるんじゃないでしょうか?
それくらいのペースがちょうどいいジーンズです。
さらにそのジーンズをフランスに送って染められているのが、今回入荷したWOAD染めというもの。
改めましてWOADのご紹介をいたします。
久々の登場なので、まずは染料の説明からどうぞ。
テンダーのWoad染めは、今は殆ど行われていない古いインディゴの染め方を踏襲したもの。
ウイリアムはインディゴ染めの歴史を紐解いていくうちに、この染料に辿りつきました。
WOAD(日本語でホソバタイセイ)という天然の染料。
この染め方は、すでにイギリスからは姿を消しており、ヨーロッパでは南フランスに唯一残るのみ。
もともと天然のインディゴというものは色が染まりにくく、
1度ではなかなか染まらないため、このハンドディップは5~7回程繰り返されます。
実はこのホソバタイセイを使ったインディゴ染めは、石器時代から続く青色の染色方法。
フランス南西部は、天候に恵まれ暖かく、ホソバタイセイの栽培に適した土壌であることから根付いたものと考えられています。
さらにホソバタイセイは、フランス革命後に皇帝・ナポレオンボナパルトに国旗の色としても指定されました。
しかしヨーロッパの植民地から次第に安い綿が届くようになり、次第にウォードダイは姿を消していきます。
(※このアメリカから届く生地は、フランス・ニームに最初に届き、
それはserge de nimes(ニームのサージ素材)と呼ばれ、de nimes=denimの語源となりました。)
またイギリスでは、ホソバタイセイを染料にするために発酵させると、ものすごい悪臭が漂うため、
1900年代初頭に禁止されたほどの逸話を持っています。
というような染料なのですが、お客様に一言で説明する時は「古代インディゴ」と呼んでます。
古より伝わる青色の染め。
ただこの染めは非常に難しい技術を擁するらしく、昔は染めが安定しなくてね~。
下が私物ので、上のやつが今回届いたもの。
私物の方は色落ちしたのではなく、最初からこんなもんでした。
なので、今回届いてるやつはかなり染めが濃くて上手なやつだと思います。
ちょっと接客するだけで、私の指も真っ青に!wwwww
触れる者みな青くする、恐るべきジーンズです!!!!!
色落ちに関しては、筆舌に尽くしがたいと申しますか、
Don’t think! Feel!!!(考えるな!感じろ!)という代物なので、ブログでの解説は割愛。
長く履いた者にしか分からないTENDER Co.のWOAD DYED DENIMを、是非ともお試しください。
それではまた。お店で会いましょう。