※3/7(木)・3/13(水)・3/14(木)・3/21(木)・3/28(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※6月にOLD TOWNのオーダー会、7月にアンティークウォッチフェアがあります!あと、その前にLOUNGE ACTのオーダー会もやろうかな。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「サッシの日」だそうです。
そうそう、思い出しました!
先日、沼津の帰りに訪れた御殿場の旧岸邸ですが、なんとサッシの作りも見どころなんです。
ここはダイニング。
ここまでくるのに、もう既に情報量が多すぎて覚えていませんが、
なんでも数寄屋造りにサッシをぶっこむのも、当時としてはかなり思い切ったデザインだとか。
詳しくは「旧岸邸 サッシ」で調べると、ちゃんと建築の専門家の方が説明しているので、よかったら調べてみて下さい。
戸袋の構造とかがすごいらしいです。
個人的に気に入ったのは、ダイニングチェアの足かな。
黒じゃなくて、クリアの樹脂でアクセント。しびれます。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TOHNAI(トーナイ)
【アイテム】Regular Collar Shirt
【価格】white¥35,200‐ / blue¥29,700‐
【コメント】
昨年のイベントでは、より深くTOHNAIのブランドの奥深さを味わっていただけたのではと思います。
このブランドも、微に入り細を穿つアイテムだらけなので、デザイナーさんの話を聞けば聞くほど引き込まれていきましたよね。
というわけでDIARIESでも、コートに加えて昨年はスウェットやパンツと取扱いを増やし、今季はシャツも。
ちなみにTOHNAIのシャツが、DIARIES内でどのような立ち位置かというと?
ワーカーズやラウンジアクトのシャツは、カッチリしたスタイリングにお勧めするのに対し、
トーナイやファーストパターンのシャツは、やや砕けたシャツスタイルとなります。
さらにファーストパターンのシャツと比べると、クラフト感のあるファーストパターンの生地でワーク色が強くなるのに対し、
トーナイはドレスシャツの生地をあえて砕けた表現でカジュアルに落しこみ、洒脱なスタイルにしています。
それを踏まえて見ていきましょう。
こちらのシャツは、長い春夏をいかに快適に過ごすかを考えて作られたシャツ。
シンプルな白シャツをベースに、襟と前身頃を大胆にストライプで切り替えています。
ちなみにnこのストライプ部分は、数年前に旭化成の工場が火災になってしまって以来、入手困難となっているキュプラ素材。
キュプラといえば、本来ジャケットの裏地などで使われる素材ですが、キュプラの持つ吸湿性・放湿性に着目し、
そんなに吸湿発散性に優れるなら、裏地なんかじゃもったいない!前面に出しちゃえばいいじゃない!
というわけで、汗をかきやすい前身頃に使用しました。
また、白い部分は120番双糸のコットンポプリン。
テロンテロンのキュプラに対し、硬質な質感を持つポプリンを合わせ、それぞれを際立たせています。
DIARIESにしては珍しい?切り替え物。でもこれくらいのトーンならいいですよね~
またシャツにしては珍しく、脇の下にピボットスリーブを設けているので、腕の上げ下げがしやすくなっています。
シルエットはゆったり目。TOHNAIらしいリラックスフィットとなっております。
そしてこちらのシャツは色違いもございます。
こちらも前身ごろと襟のみ生地が切り替えてありますが、とてもと~~~っても控えめ!
衿と前身頃はヘアラインストライプで、それ以外の部分にはエンドオンエンド柄。
エンドオンエンド柄は、ハケメとも言われます。ヴィンテージのロイヤルエアフォースのシャツに使われるアレですね!
ホントもうこの2つ組み合わせる意味あるの?っていうくらい、よく見ないと分からない程度に生地を変えています!笑
なんなら意味が無くても良いじゃない。だって気づいた時に心が和らぐでしょ?
この自分だけしか知らなくていい控えめな切り替え、好きだわ~~~~~。
ちなみに胸ポットにはフラップ付き。特に機能的な意味はありません。
でもピボットスリーブと合わせると、途端にフレンチな雰囲気が漂い始めるのは、服バカだからですね!
実際の色は、これくらいのブルーです。
襟はシンプルなレギュラーカラー。コバステッチも無く、とにかく柔らかい雰囲気にしています。
1枚で映えるデザインシャツですが、もちろんジャケットの中に着れば普通のシャツにしか見えません。
脱いだらおっ!?っとなる、この二面性がいいですよ。
それではまた。お店で会いましょう。