diaries blog | WORKERS(ワーカーズ)| MFG Shirt

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「蚊の日」だそうです。

平時であれば、夏休みをいただいてフジロックに行っている頃ではありますが、さすがにね~~~。

とりあえず、無邪気にフジロック行ってた15年前の日記をmixiで見て現実逃避。

自分の日記見ると過呼吸で死にそうになりますね!wwwww

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】MFG Shirt

【価格】¥16,500-

【コメント】

ご紹介するのが3年ぶりなので、おそらく3年ぶり?にリリースされたWORKERSのMFGシャツ。

私にとってはWORKERSを初めて取り扱った時に、一番最初に欲しいと思ったアイテムでもあり、個人的には思い入れの強いシャツです。

ちなみに商品名のMFGとは、このシャツをデザインするきっかけになった、Milton F Goodmanの頭文字になっています。

このMilton F Goodmanというのは、かの有名なBIG YANKブランドを持つReliance社が、

BIG YANK以前にリリースしていたブランドがMilton F Goodman WORK SHIRTだそうなのです。

 

もっと詳しく知りたい方は、WORKERSのHPをご覧ください。→Reliance Manufacturing Company(Click!)

物を作る前のストーリーの確かさ。さすがです。

まあ、ここまで深堀りするWORKERSの舘野さんがヤバイんですけど。

ビッグヤンクやヘラクレス以前に、こんなのがあったんだな~というのがまず勉強になりましたね。

で、ここまで調べて作られたものなら、そりゃ誰もが欲しい!と思う・・・はず?

 

それでは詳しく見ていきましょう。

まずはこれが全て!なところから。

Ventilated Shirt。脇の下あたりに空いた穴が、ベンチレーションの機能を持っています。

古着の先輩からはは「通気孔シャンブレー」と教わったので、私の中ではいつまでたっても通気孔シャンブレーなんですけどね。

いつかは着てみたいと思ってた憧れのヴィンテージ。

でも終ぞマイサイズと良い状態の物に出会えることはありませんでした。

そして時が経ち、忘れかけてたその時に、WORKERSのソレを目にすることになるのです。

ヴィンテージと見まがうばかりの作りこみ。

とてもじゃないけどデッドストックを見つけたら、もったいなくてあまり袖を通せないけど、

これならガシガシ着ることができる。

貴重なヴィンテージでは思い切ってできない、でも本来のワークシャツらしい着方をしないと味が出ない。

そのジレンマを一気に解決させてくれたのがWORKERSでした。

「欲しい!」と思わせるには十分な動機付けかと思います。

さらにそのクオリティは、「レプリカブランドとしてのWORKERS」を表すにはちょうどいいものだと思います。

 

このベンチレーションは、変形バックヨークからアームホールをぐるりと覆って、

生地が2重になった部分にのみ設けられ、耐久性を備えつつ蒸れないように設けられています。

初めて見る方には衝撃的すぎるディテールではないでしょうか!?

ちなみに、前回までは本菊穴でしたが、今回からは別のデザインに変わっています。

言われても分からない細かすぎるディテールですけどね!w

そしてこれでもかっていうくらいのトリプルチェーンステッチ。

これ、実は3本ともチェーンステッチ。

言ってもさ、3本のうち上のステッチと下のステッチって長さが違うわけじゃないですか?

でもそれを1回でダダダーッと縫えてしまう職人さんの技術と苦労を感じつつ、際どいS字カーブを見て欲しいです!!!

そして裾のマチ部分は、ミミ付で空環(カラカン)です!

テンダーでミミの強度について知ったので、なるほどここにミミを使用する理由がやっと分かりました。

新しい服から古い服のことを知る。温故知新ならぬ温新知故(おんしんちこ)。語呂が悪い!!!

また空環というのも、環縫い=チェーンステッチのことで、縫製をそのままカラで縫ってるから空環です。

トリプルステッチだから、ちゃんと3本出てますね!

ちなみにボタンは貝ボタン。

このベンチレーションワークシャツが作られていた1930年代頃は、まだワークシャツにも貝ボタンがついていたんです。

大量生産に向いてそうな樹脂ボタンも強度が保てず、まだワークシャツにもドレスシャツの名残りも残る時代。

どこまでも歴史を感じられるシャツです。

 

それではここで、恒例の私物紹介。

5年前に買ったやつなのですが、いつの間にかこんなに色落ちしてました。

ステッチ部分のパッカリングもイイ感じでしょ!?

ちなみに今回からパターンが変更されています。

WORKERSのこれまでのシルエットを見直し、オリジナルに忠実にゆとりを持たせたパターンに変更されました。

定番のMFG Shirtですが、ややゆったりしたサイジングに変わっています。

大きな違いは、アームホールが広くなったこと。

ダボっと・・・まではいきませんが、ワークシャツらしい動きやすいフィット感です。

シャンブレーは5オンスほどの軽さ。

 

太ってしまったので、正直買い替えたい・・・でもまだ着れるし・・・

デブの悩みなんてどうでもいいですね!痩せろ!wwwww

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。