※10/28(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※11/6(土)・11/7(日)に、インディアンジュエリーとチマヨブランケットのイベントやります!
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日程が変わりました。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「柿の日」だそうです。
茨城県石岡市(旧八郷町)には、富有柿という皇室献上柿がありまして、柿はこのあたりの名産なわけです。
なのですが、私は昔から柿が苦手でございまして。
好きでも嫌いでもないのですが、触感といい微妙な甘さといい、自ら食べるものではございません。
しかし、突然母から大層立派な柿が送られてきまして、これは何事か?と問いただしたところ、
「お前好きだったよね?柿。」という返答が。
いやいやいやいや!怖い!怖い!やめてやめて!奇行はヤメテ!
あれ以来、思い出しては父や母と連絡とるようにしています。
たまにはみなさんも、実家に電話してあげてくださいね!喜びますよ。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)
【アイテム】Raglan Sweater
【価格】¥16,500-
【コメント】
もはやおなじみになりましたかね?
ワーカーズのコットンセーターが、マイナーチェンジを施し今年も届いております。
ニットを着るかカットソーを着るか、非常に悩ましい毎日が続いておりますが、今の時期にピッタリのやつです!
こちらはUSネイビーのハイネックセーターがきっかけで作られたコットンセーター。
ちなみにこちらがもとになったやつ。
WORKERSデザイナーT野さんの私物です。
いわゆる「ゴブセーター」ってやつですかね。
ゴブとはもちろんゴブリンではなく、GOB=甲板作業員のこと。なのでUSネイビー物になります。
こちらはニットでウール製品ですが、これをコットンで作ろうと思ったのがきっかけとのこと。
しかしこの企画を数シーズン前の展示会で聞いていたので、てっきり諦めたのかと思いきや、
一度は頓挫したものの、やっとの思いでできたコットンセーターになりました!
それは生地。
厚いです!重いです!ヘヴィーです!タフです!
この生地は日本製なのですが、作られたコンセプトが
「セントジェームのようなバスクシャツと呼ばれるあの生地の倍の厚みを持たせる」というもの。
出ました!?クレイジージャパニーズ!
なんと13.5オンスのデニムよりも太い糸を使用しているとのこと。
着心地がどうだ、機能性がどうだというのは正直分かりません!
ただこんな素材を見てみたい!という、着るという目的よりも素材という手段にこだわった素材なんです。
私は往々にして、良くも悪くも日本人て目的より手段にこだわるよなあと思っています。(教育のせいかな?)
しかし、時として手段を突き詰めると思いもよらない結果を生む時がある。まさに今回がそう!
これはもうクレイジーとしか言いようがないでしょう!
だって何に使われるか分からないけど、こんなゴリゴリの素材を作っちゃうんですから。
目をつぶって全力疾走してるようなもんです。
どこに行くか分からないけど、うっかりゴールにたどり着いた時は、
そりゃもうすごい結果が出るに決まってます!
というわけで誕生したのが、WORKERSのコットンセーターなのです。
今回はおそらく初のラグランスリーブ。
中にシャツなどを着やすくしています。
肩の位置も関係なくなるので、体型を選ばず。
なので、サイズSは女性にも着てほしいな~と。
そしてリブは、昨年よりもさらに針抜き具合が分かるようになってます。
ヴィンテージライクで好きなディテール。
このリブの作り方に関しても、WORKERSには一家言ございます。
「首リブはいわゆる「針抜き」で段のあるもの。袖口に使った「総針」と呼ばれる段の無いリブよりも若干ゆるい。
そも緩さが首が閉まった感じがしない。でもその分、寸法は若干締め気味に作らないとゆるゆるになってしまう。
カットソーのパターンを作るときに一番気を付けるのが、頭は通るよう伸びる、でも着た後は首に沿う事。
単純に身頃の首回りの寸法だけでなく、首のリブにどの程度のキックバック(戻りがある素材)を使うか?
縫い方はバインダーなのか、つけ襟なのか?つけ襟なら、身頃とリブの差寸はどの程度つけるのか?
経験則を活かしながらも、やはりサンプルを何回も作り検討します。
私は、新型を作るときは身頃全体を作る前に、まず首回りだけ作って頭が通り、首に沿う、
思った形状になっているか確認してから全体のサンプル作りに入るようにしています。」
というもの。
僕らセレクトショップは、あらかじめデザイナーさんが出した答えを選ぶだけなので簡単なのですが、
自ら答えを作るってのは、想像を絶するものがありますね。
別注ですら吐きそうになる時があるのに。デザイナーとかマジ無理・・・
だからリスペクト。
しかしそんな生みの苦しみは置いといて、僕らは楽しく服を楽しみましましょう!
というわけで着てみました。
Bag/POKIT (Classic shoulder capsule) ¥49,500-
Pants/PeppinoPeppino (Type35 British army pants) ¥42,900-
Shoes/YUKETEN -private-
どの色も良いのですが、こんなご時世なのでやっぱり気分が明るくなるオレンジで!
しかし、どの色も「もっと着て洗って、色が褪せてきた頃」が一番カッコイイと思うタイプです!
ちなみに今回は、生地の裏を起毛させているので、今までのザラザラとして肌触りからフワフワとした感触へ。
なんとなく暖かいような気がします。保温性は変わらないと思うけど!
ハイネックはジャケットのインナーにしてもキリッと締まりますので、是非!
それではまた。お店で会いましょう。