diaries blog | WORKERS(ワーカーズ)| Leather Handle Tote Bag

※10/8(水)・10/9(木)・10/16(木)・10/22(水)・10/23(木)・10/30(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※2月にオーダーいただいた1ST PAT-RNの製品は、予定では週明けにイタリアを発ち、そこから1週間程度で入荷する予定です。

※6月にオーダーいただいたOLD TOWNの製品は、10月下旬~11月上旬に入荷を予定しています。

※今後のイベント日程は以下。

・12/6,7,8にアンティークウォッチフェアを開催致します。

 

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「バーコードの日」だそうです。

先日のことですが、訪れたのはコチラの閉店イベント。

あのフィンラガンが閉店してしまいました。

今でこそメジャーになった?自然派ワインを20年近く前から提供し続け、ここつくばで草の根的にワインの良さを広めていった立役者と思っています。

そしてサルメリア69@成城学園前の切りたて生ハムも。

自然派ワインもすっかりジャンルとして確立され、またイタリア産生ハムが日本に輸入できなくなった今、

その役目を終えたとばかりに幕を閉じたフィンラガン。

だけど盛大に!笑

ここにあるお酒、5000円で全て飲み放題は危険!!!

こちらがその奇跡のお店を27年続けた松島さん。

ちなみに今はつくば駅前で「Engi(縁起)」というビアバーを経営してます。

 

もしフィンラガンが閉店して寂しいと思った方は、Engiに行ってください。

お店が無くなる理由なんて、「そこでお金を使わなかったから」以外にありませんから。

寂しいと口にしたりSNSに書き込む前に、心の中でそう思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!と言わんばかりに

自分が続いてほしいと思うお店でお金を使って下さい。

現に僕は、フィンラガンが閉店した3日後にEngiに行ってます。スマパンのライブに行った帰り道なんですけど!笑

こちらが店名と同じ名前のスコッチウイスキー。

フィンラガンの27年を想像しながら、飲ませていただきました。

DIARIESがフィンラガンの歴史に並ぶには、あと10年か・・・・・できるかな?

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】Leather Handle Tote Bag

【価格】¥27,500‐~¥30,800‐

【コメント】

ワーカーズから届いたのは、まさかのバッグ!?!?!?

ワーカーズのカタログをお持ちの方でも、このバッグは掲載されてなかったので、驚く方もいらっしゃるかと思います。

個人的には、いったいいつ製品化されるのか?僕ら小売店まで行き渡るのか?ハラハラドキドキしていたバッグです。

お陰様で無事分けてもらえることが出来まして、入荷した次第。

それでは詳しく見ていきましょう。

DIARIESでは比較的入荷することが少ないトートバッグ。

「世の中に溢れているものほどセレクトが難しい」という僕の法則で言うと、トートバッグも難しいアイテムの一つ。

なので結果的にぶっ飛んだレザーバッグとなってしまい、「カッコイイのは分かるけど、価格がね・・・」という状態に。笑

なかなかこれぞというトートバッグに出会えない方、ワーカーズが作ってくれたものがスポッと腑に落ちました。

「全てがちょうどいい」という具合にね。

 

形はおなじみ、LLビーンのトートバッグをモチーフにしているのは一目瞭然ですが、ハンドル(持ち手)がレザーというのがポイント。

LLビーンでもレザーハンドルはありますが、ヴィンテージも新品も含めて人気のビーントートというやつは、ハンドルもコットンの方。

これも僕の好きな「(人気)じゃない方」にしてくれたのが、とても嬉しいんです!!!笑

とはいえワーカーズ製なので、クオリティは間違いありませんからね。

WORKERSらしさという部分では、まずは生地。ボディには4号帆布を使用。

オンスで言うと20.8オンスもあり、なんならビーントートよりタフになっています。

 

もう一つのこだわりポイントは、脇の縫製部分。

オフィシャルの説明では、以下のように書かれています。

「脇にミミを使わず、あえて互い違いに折った状態で縫うことにより、この縫製部分に芯が入ったような状態になるので、バッグが自立します。」

荷物を入れないままでもバッグが立つ、というのが特長です。

でも「ミミを使わず、互い違いに折る」とはどういうことかと言いますと?

まずはこれをご覧ください。

こちらは以前DIARIESで扱ってた、似たようなアメリカ製のトートバッグ。ベルシステム系のやつですね。

脇の縫製部分を見ると、ミミ(=生地の端っこ)を普通に重ねて縫っているだけ。

でもこうすると、最初の生地が硬い内は立つのですが、使い込んでクタクタになってくると、ヘニャってなっちゃうんです。

こちらはジム用バッグとして使っているので、それはもうクタクタに。

使っていて思うのは、やっぱり自立していた方がいいなあってこと。

なぜなら、自立しているということは、バッグの口がいつも開いているからです。

そして口がいつも開いているということは、中身をポンポン投げ入れることができて便利なんです!!!

この辺りの作りの気の利かせ方は、もうさすがワーカーズと言わざるを得ません。

そしてまた、この4号帆布をワーカーズの希望通りに縫うというのも、実は異常。

この部分ね。

脇を互い違いに生地を重ねて、底部は三角に折り畳んだ生地を、どちらも極厚の4号帆布。

それを縫う。しかも運針数はアメリカよりも細かめ。

逆に運針を広くしようとすると、「どうしても綺麗に縫えず縫い目が踊る」という問題が生じるからだそう。

それを許さない日本らしい物作りです。

アイデアとそれを支える技術が組み合わさってこそ生まれた、最優良トートバッグです!!!!!

ちなみに縫製工場は、茨城のお隣の栃木県です!

 

次はレザー部分。

ハンドル部分は国産サドルレザー。栃木レザーを使用しています。

国内で10社に満たない貴重な「革漉工場」から供給されるサドルレザーは、革の繊維ががっちり締まっており、適度な光沢があるのが特長です。

この革漉工場は東京・浅草で85年続く老舗工場。

ですがなんと2年前に火事にあってしまい、ようやく再始動したばかり。

 

先ほどの縫製工場にしろこの革工場にしろ、いつ無くなってしまうか、そしてバッグが作れなくなってしまうか分からりません。

そのような背景もあってか、実はこのバッグのブランドタグには、あるメッセージが込められています。

見た目はLLビーンのタグ。

見て欲しいのはそこではなく、文字。

いつもは「Made by WORKERS」にするところを、「Designed by WORKERS」にしているところ。

あくまでも作ったのは職人さん達であって、ワーカーズはデザインしただけだよという思いが込められているんです。

 

どうにも僕のようなインポート好きは、MADE IN USAのようなタグに反応してしまいますが、

いやいやMADE IN JAPANも捨てたもんじゃないよってことで、ものすごく久々に日本製のトートバッグをセレクトした気がします。

ハンドルの長さは2種類。

このバッグの大きさだと、デザイン的にはショートハンドルの方がバランスは良いなと思います。

だけどやっぱり肩掛けできないと、という方もいらっしゃいますよね。

ハンドルの長さは違っても、バッグ自体のサイズはどちらも同じ。

A4ファイルを入れても余裕があるサイズで、日常使いにピッタリなサイズ。

電車の中で膝の上にも置けますね。

またこのサイズであれば、女性の方が持っても重くないと思っていただけるかと思うので、男女問わずお勧めしたいバッグです。

是非ともお手に取ってご覧ください。

 

 

 

それではまた、お店で会いましょう。