※お客様へ※
先日、PCのハードディスクが壊れ、現在まだデータを復旧できずにおります。
商品入荷の案内等も滞っておりますので、お心当たりの方はご連絡いただければ幸いです。
ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。ご理解の程、宜しくお願い致します。
(ファーストパターンのジャケットをお待ちのS木様、グリズリーブーツをお待ちのW辺様、
電話番号が分からず連絡することができません。お手数ですが、ご連絡お待ちしております。)
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「主婦休みの日」だそうです。
先日お休みの日のディナーは、またまたLa Stallaへ。
お店に入る前からすでにオーラまたは念もしくはスタンドが見えちゃいました!
実は能力者だった私ですが、美味い飯を豚のように探す能力を持ってます。
前世はきっとトリュフ豚。
それはさておき、この短いスパンでスタッラに伺ったのは、
スタッラのオーナー夫妻もテンダーのジーンズを履いて頂いていることから、
テンダーイベントの打ち上げはここしかないよね!てことに。
さらに実は今月、diariesはお陰様で8周年を迎えまして、周年のお祝いも兼ねて。
8年か~。なんとかここまでやってこれましたね。
が、記念日当時はイベントのプレッシャーでそれどころじゃなく、
イベントが終わってから打ち上げと合わせてゆっくりやるべということに。
毎年言ってますが、周年を迎えても振り返る余裕が無い!
が、それだけ多くのお客様に囲まれ、また期待されているという事実があれば、私はそれで充分でございます。
そんな思いを噛み締めつつ、やっぱり実際に噛み締めたいのは思いより食べもの。
生ハムはもちろんですが、奥の5日かけて仕込んだブリハム(鰤のハム)やばかった。
スタッラのメニューの中でも好きなやつ。
リンゴをくりぬいてそこに発酵バターをギュウギュウに詰め込んで焼いたやつ。
ちなみにハムは皮つき。コリコリして美味い。
疲れてるのを知ってか知らずか、肉多め!!!!!
ついにいただきましたよー!ビステッカ!(て呼んでいいのかな?)
そして最後はグラッパで締め!
いつも美味いもの食べてますね~と言われたりもしますが、美味しいごはんを食べるのはいい事です!
もちろんいい服着るのもね!(ポジショントークw)
それに8周年ということも考えると、ここまで来たんだなぁと感慨深いものがあります。
思い起こせば1周年の時はお金が無さ過ぎて、外食しようと思ってもサイゼリヤしか選択肢がありませんでしたからね。
ちなみに2年目はガスト。3年目はデニーズに行こうと思ったら高くて引き返し、ココスに行きました。
ネタではなくマジです。
そうやって少しづつステップアップしてきたんです。
もちろん私がステップアップできるのはお客様のお蔭。
なので、私はお客様のお蔭で贅沢をさせていただいているわけですが、
自分の為だけに使わないよう、しっかりと自分がセレクトしたお店でお金を使い、
その体験をお客様とも共有したいと考えています。
まあ私もそれなりに苦労してるんで、自分が良いと思う店には苦労してほしくないというか、
お互いずっと続けていきたいんですよね。
なので是非みなさんも!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Fileuse d’Arbor(フィルーズダルボー)
【アイテム】Brest
【価格】¥14,904-(税込)
【コメント】
今季も届いておりますよー!
取扱より1年が経ち、だんだんdiariesの定番になりつつあるボーダーカットソーまたの名をバスクシャツ。
入荷してからすでにオンラインショップの方では売れており嬉しい限り!
なので茨城のみなさんもお早目にお願いしますよ!!!
そして上の画像を見ればわかる通り、今季よりボーダーではなく無地(またの名をソリッド)も始めました!
例によって初めてのためチキンバイイングとなっており、数も少なければ色も1色です!
カーキにしたのは、もちろんミリタリーを意識して。
あ、意識といっても流行りからではございません。
後で詳しく説明しますが、このカットソーが軍に支給されていたという背景から、
最初の色はそのストーリーを意識してミリタリーぽい色がいいなと思ったからです。
では詳しく見ていきましょう。
久々の紹介なので、まずはブランド紹介から。
Fileuse d’Arvor(フィルーズダルボー)は、1927年にフランス北西部ブルターニュ地方の大西洋を望む港町
Quimper(カンペール)にて、Pierre BrestとMarie Brestにより設立されました。
およそ一世紀に渡り、Fileuse d’Arvor社は地元に根付いた経営を続け、今でもMade in Franceにこだわり続けています。
創業当初より幅広くマリンウェアを展開しており、中でもボートネックのマリンセーター「マリニエール(=バスクシャツ)」は、
同ブランドを象徴するアイテムです。
Cut&Sawn(丸編み)のバスクシャツは本場フランスでも様々なメーカーで展開されていますが、
「バスクシャツ」の名称は、その発祥の地であるスペイン・バスク地方手編みニットセーターが元となっている説があります。
そしてFileuse d’Arvorのコットンマリニエールは、ニットの手法を用い作られており、
よりオリジナルのバスクシャツに近いアイテムと言えるでしょう。
またマリニエールという名称は、フランスではブルトンシャツ(=ブルターニュ地方のマリンシャツ)と呼ばれることも多く、
ブルターニュ地区最古のマリニエールサプライヤーであるFileuse d’Arvorは、
フレンチマリンウェアのルーツを語る上で最重要ブランドの一つと言えます。
上質なコットンをたっぷりと使用し、丁寧に編み上げられたFileuse d’Arvorのマリニエールは、
丸編み機では再現できないニット特有の質感と優しい肌触りと耐久性を備えています。
中でも、Fileuse d’Arvorの製品の特長である、伸び止めと補強のために2重に縫製されたショルダーは
同社のオリジナルとして商標登録されており、他のメーカーではマネができない普遍的な縫製仕様となっています。
海外に生産拠点を移すブランドが多い中、実直にMade in Franceを守り続け、
フランス海軍のオフィシャルサプライヤーとしても活躍していた実績などもある
歴史と確かな技術に裏付けされたフレンチマリンワークブランドです。
裾口に付くワッペンは、海軍のユニフォームを支給していたフランス海軍の空母、
JEANNE D’ARC(ジャンヌダルク)号の旗章であり、オフィシャルサプライヤーとして正式に使用を受諾されています。
というブランド。
ブランド説明が長ければ長いほど興奮するという、本当にどうしようもない性癖性格です。
長文フェチ。
ドキドキするブランドに出会った時は、もうアドレナリン出まくりですが、
さすがに肝心の服を作りを気にしないとまずいので、見ていきましょうかね。
まずフィル―ズダルボーを知るために、最初に手に取ってほしいのがこのモデル。
創業者一族の名を冠した「BREST」。
ブランド説明にもあった通り、カットソーではなくニットなんです。ニットソーといったところ。
裾口もご覧になると分かるのですが、こちらは縫い代を取ってないんです。
なんていうか、まあ実際に見てもらえれば分かります。
裾口もリンキングしただけになっています。
だから着心地は、みなさんが「バスクシャツ」と呼ぶあの硬くてザラザラした生地とは正反対で、
しっとりサラサラでストレッチ性にも富み、非常に着心地が良いのです!
なので非常になじみがいいのがこのカットソーの特長。
次はボーダーカットソーの肝といっても過言ではないネック周り。
ネックのヘム幅(折り返しの縫い代)が湾曲しているので、クラシックさを感じます。
ボートネックの語源て、ネックがボートの形って言われているけど、
もしかしたらこのネックのステッチの形あればこそだったりして!?!?!?
さらに!ブランド説明でも気になる「商標登録された縫製仕様」が肩の部分。
前身頃と後身頃を重ねて生地をこの部分だけ2重にして縫製してるんです。
たったそれだけのことなんですけど、それを何十年も前からやり続けてたことに価値があるんだと思います。
「商標登録された縫製仕様」が、まさにこの部分なんです!
そしてボーダー柄は「肩抜き」。
いつからそう言われてたのかは知りません。肩の部分だけボーダーが無いから肩抜きなんです。
ま、ピカソが着てたってことで人気ですよね。
そして次に語れるウンチクがこちらのディテール。
これがなんと戦艦ジャンヌダルク号の旗章で、しかもオフィシャルで使用を許されています!
またジャンヌダルクって名前がズルい!
調べてみたら本当にありました!当たり前ですけど!
戦艦ジャンヌダルク発進!
カッコイーーー!
そして紋章もありました!
ホントだ!一緒だ!(ヘリコプターって書いてある気がするけど。まあいっか。)
とまあこのようにウンチク満載ですが、
その背景もさることながら個人的に見た目で好きな部分はこんなところだったりします。
最近のブランドは、シンプルでオシャレなタグが多いなか、
こういう絵画的な刺繍をほどこした気合を感じるブランドタグってだけで評価!
ケニントンのおっさんのタグとかも大好きです!!!
そして最近の私の服装はこんな感じが多いかな。
とにかく最近、マイサイズのグルカに何でもタックインしてるんですが、ボーダーTもいいね~!
でもタックインもこれが限界!ニットは無理でしょう!
早く涼しくなって、重ね着楽しみたいですね~
これまた定番のヤーモのセットアップも入荷してます。詳細は後日。
それではまた。お店で会いましょう。