ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「世界禁煙デー」だそうです。
ソワソワソワソワ。あと半月はソワソワ。
こんな画像見つけました。
先日のブログにも書きましたが、お亡くなりになったクリスコーネル(左)と、アンドリューウッド(右)。
そしてニルバーナ、あ、ナァボォナァのTシャツ。
さらにです。この写真の持ち主がなんと元レイジアゲインストザマシーンのトムモレロ!!!!!
すげーってなったところで商品紹介です。
ドウゾ!
【アイテム】British Army Gurkha Shorts (Dead stock from 1970’s~)
【価格】¥19,224-
【コメント】
何気なくデッドストック物も入荷してたりします。ボヤボヤしてると無くなっちゃいますよ!
というわけで、夏のヴィンテージアイテムとしては別格の扱いを受けるグルカショーツ。
そりゃヴィンテージウェアで夏って難しいですからね。まあヴィンテージに限らずアパレル全体がそうなんですけど。
どうにも夏の洋服は単調でつまんね~ってなっちゃう。
やっぱり洋服って秋冬が楽しいじゃないですか。重ね着しかり凝ったディテールしかり。
そこにきて、どうです?このグルカショーツの唯一無二な佇まい。
ショーツパンツのくせにこの力強い存在感。そしてグルカという名を冠するに至ったストーリー。
それではグルカとは何ぞ?と思われるかもしれませんが、話すと長くなるのでサラッと。
グルカとはイギリスの「グルカ兵」から来ており、白兵戦最強の兵士とも言われています。
でもネパール人なんですけどね。
イギリスが1814年にネパールを占領しようとしたのですが、メチャクチャ強かったのが後のグルカ兵。
あまりの強さに感銘を受け東インド会社で雇い、その後占領下のインド軍に編入。
その強さと貢献度から、2005年にはイギリスで公式に市民権を得られるようになりました。
どれくらい公式かというと、上の写真の通りロンドンの「ホワイトホール」という通りに彫像が建てられるほど。
このホワイトホールってのも、日本で言うと国会議事堂の前の通りで、
さらにこの彫像はイギリス防衛省の建物の前にあったりするので、それだけイギリスに忠実だったんだなと。
なんだか気が優しくて力持ちな兵士を想像しちゃいます。
そんな力強い兵士が履いていたのが、このグルカパンツ。
グルカといえばやっぱりこのウエストです。
最初は履くのにとまどうことでしょう。
しかし腰回りをガッチリホールド。トイレが大変なのでございます。
お次はシルエット。
テーパード一切なし!極太のスラックスをぶった切ったようなシルエットです!強い!
そして前に2本づつ、後ろに1本づつ、合計6本ものタック!
この腰回りのホールド感にくらべシルエットは極太なので、非常に動きやすいんです!でもトイレは非常にしにくい!
ホールドする。ただ1つの機能にのみ特化したクレイジーなショーツなんですよ。
こういうのに弱いんだよなぁ~。
ちなみにこのようなグルカタイプのミリタリーショーツは、イタリア軍やらオーストリア軍やらありますが、
グルカ兵の歴史を鑑みれば、イギリス軍から押さえときたいなというのが私の希望であり、お店としては宣伝文句でもありますね。
というわけであると嬉しいブロードアロー!
1975年のデッドストックでございます。
しかもサイズが約80㎝と約85㎝で揃っているので、ご覧になった方には「どこのブランドのやつですか?」と聞かれたりもします。
色・サイズが選べるうちにどうぞ~!ちなみに縮みはほとんどありませんでしたよ!
サイズ小さい方を、女性がギュギュっとウエストを絞って履いてもカワイイと思います。
白兵戦最強と呼ばれるイギリス軍グルカパンツに、
これまた戦闘民族と言われるトゥアレグシルバーを合わせるのはいかがでしょうか?
夏のコーディネートはシンプルになる分、自分だけが楽しけりゃいいので、
そういったストーリー性のあるコーディネートもファッションの楽しみ方の一つですよ!
ウンチクがないとファッションを楽しめないのか?とオサレな方には思われそうですが、
センスが無い私は、知識を貯めて理論武装するしかないのです。
アイテム毎のストーリーを掘り下げて、物が持つ背景でコーディネートを楽しむ。
俺なりのファッションの楽しみ方なんですけど、どうでしょ~?
通販はこちらから。
→Ghurka shorts(75’s deadstock)|beige
→Ghurka shorts(75’s deadstock)|green
それではまた。お店で会いましょう。