KUON(クオン)のBORO(襤褸) T-shirt

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つくばロックフェス2018 チケット発売中!!!

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「邦楽の日」だそうです。

邦楽の祭典といえば?茨城県ひたちなか市で行われるROCK IN JAPANですが!

若手バンドがロッキンに出るための登竜門として位置付けられてもいいんじゃない?と思うイベントが、

毎度ご紹介させていただいている「つくばロックフェス」なのでございます!!!!!

いやほんとだから!過去の出演者見ると、みんな言うんですよ!「えーっ!?〇〇出てたの???」って。

なので、ブレイク前夜的な意味で「今見ておくといいかもよ?」っていうのがあります。

中でも、個人的に気になっているのがこちらのアーティスト。

まあ大方の感想としては、Suchmosぽくて~という枕詞が付きそうですが、

こちらも同じく非常に類まれなセンスを感じさせるアーティストでございます。

特に、TENDRE自身がベーシストなだけに、ベース音を気を付けて聴いてみると面白いかも?

あ、ちなみにTENDREと書いてテンダーと呼ぶみたいです。

べ、別にテンダーって名前だからって、これが良いって言ってるわけじゃないんだからね!(ツンデレ)

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】KUON(クオン)

【アイテム】BORO(襤褸) T-shirt

【価格】¥27,000-(税込)

【コメント】

すっかりおなじみKUONから!

こちらは、イベント時に当店分としてサルベージしたやつでございます!

イベント中にご来店できなかったお客様にも、KUONに少しでも触れてほしくて!

またこちらのTシャツは、KUONと襤褸へのエントリーモデルとしてもオススメの定番アイテムなのでございます。

 

それでは詳しく見ていきしょう。っていうか、もう分かるけどね!

Tシャツに襤褸を貼っただけ。

貼っただけではありますが、襤褸を襤褸らしく楽しむのには最高のアイテムなんじゃないかと思うんです。

というのは、「襤褸=世界中のアンティークディーラーが認める高価な素材」というふうに、どうしても考えてしまいがちです。

しかし本来襤褸は、秘伝のタレのように継ぎ足し継ぎ足しされ続け深みを増していくもの。

飾って眺めているだけではだめで、日常を共にし、これまでの歴史に自分の歴史を重ねることができる。

襤褸を眺めているだけではなく、これからも襤褸を作り続けることができるんです。

襤褸がそれまでそうされてきたように着て洗濯をくりかえし、

時を超えてそれを味わうことができるのは、本っ当に贅沢なんじゃないかな~と思うんです。

 

さっきからボロボロボロボロ言ってますが、改めてBOROのことを説明しておきましょうかね。

 


襤褸。「ぼろ」「らんる」と読みます。

使い古して役に立たなくなった布やぼろぎれ、着古して破れたりつぎだらけの衣服のことです。

モノが溢れかえる今から遡ること150年以上前、木綿布は庶民にとって貴重なモノでした。

特に地方の海浜や山間地に暮らす農民には高嶺の花であったため、

東北の寒冷地などでは重ねた麻布に刺し子をし、寒さをしのいできました。

津軽地方の「こぎん刺し」や南部地方の「菱刺し」は、それらが発展したものです。

一反の布さえ手に入れることのできない人々は、江戸や京阪などの都市部で使い古された端切れを手に入れ、

継ぎ接ぎし、野良着や布団、夜着をつくり、使用してきました。

すり減り、破れれば継ぎ接ぎし、刺し子で補修をしました。

着物として使えなくなると下着へ、下着として使えなくなると敷物や雑巾へ、最後にはまた端切れに姿を変えていきました。

こうして布は長い間使い続けられ、さまざまな生地や模様が家族の歴史や記憶とともに複雑に絡み合い、

他に類を見ない美しさを放ってきたのです。

ぼろは現在では海外で注目され、欧米を中心にアートとして高く評価され、抽象画を楽しむように鑑賞されています。

「BORO」という言葉が、すでに英語として通用するほどです。

私たちは、「BORO」の持つ歴史や背景、当時の人々の生活に想いを馳せてきました。

しかしながら、ただ単にBOROをリメイクするのではなく、現代のファッションに昇華させるため、

ゼロからパターンを創り出し、生地も解体し、再構築しました。

KUONは、必要以上の懐古主義に捉われず、常に新しいファッションを模索し、新たな価値の発信に挑戦し続けます。


というのがBOROでーす!

 

BOROの中でも人気があるのは、やっぱりこういうパッチワークぽいやつみたい。

まあ確かに色んな生地があった方が見た目も分かりやすいしし、

どれが一番古い生地なんだろうなあとか想像を膨らませるのも楽しいしね。

 

でも個人的には、これが渋いと思ってます。

もうさ、凄いグラデーションしてるでしょ!?

ブゥワアァァァーーーッって!

刺し子の糸も同系色にしてるし。

これからの経年変化という部分では、これは楽しみですよ!

どこからどういう風に色が落ちてそして破れていくのか?

もちろん破れたら補修してもらいましょう!

 

というわけで、着てみました。

Jacket/KUON (Coach jacket) ¥41,040-

Pants/Perfection (Easy pants) ¥20,520-

Shoes/7CCR

KUONらしく、ややゆったり目のフィットです。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。