Touareg Silver(トゥアレグシルバー)のBangle & Necklace & Letter opener

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ヨーロッパ・デー」だそうです。

そんな日ですが、バンクシーがまたまたやってくれました!!!!!

今度の場所はイギリスのドーバー。ヨーロッパとイギリスを結ぶ地点の壁。

地図で見るとロケーションがまたすごいわ~!

で?結局マッシヴ・アタックなの???って考えるのは野暮ってもんです!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Touareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Bangle 01 -plain bangle-

【価格】¥18,360-(税込)

【コメント】

インディアンジュエリー以外では、かなり久しぶりに取り扱うシルバーアクセサリーではないでしょうか?

見た瞬間に「うぉわ~・・・」と思わず声が漏れ、背中がゾクゾクッと来るあの感覚。

この感じをジュエリーで受けるのは久々でございます。バイヤーやってて良かったなと思う瞬間ですね。

 

さて、それでは早速ですが詳しく見ていきましょう。

ですがその前に予備知識を入れときましょうか。

ブランド名でTouareg Silverと表記してますが、Indian Jewelryのような民族的(フォークロア)なのシルバージュエリーになります。

そこで気になる「Touareg(トゥアレグ)」という言葉。

トゥアレグとは、トゥアレグ族のことで北アフリカに住むベルベル人系の遊牧民だそうです。

ここでまた気になる単語が!?

洋服好きのみなさんなら、聞いたことありますよね?ベルベル人=ベルベルジン!

そう!あの日本一有名な古着屋と言っても過言ではないでしょう!

ちなみにサッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダンもベルベル人です!

 

そんな話は置いといて、サハラ砂漠の遊牧民。トゥアレグ族。

そうそう、砂漠の遊牧民といえば、ベドウィン族なんてのもいますね!

そう!あの日本のドメスティックブランド・・・・ってもういいかな!?

 

 

まあそんなわけで、北アフリカの砂漠を旅する遊牧民がトゥアレグ族。

また彼らは「青き民」、「砂漠の戦士」などとも呼ばれ、(ヤバイ!ナウシカみたい!森の人とか、ユパ様的な・・・)

旅団を襲撃したり警護したりするなどし、交易を行ってきたのだとか。

しかも戦闘民族で武器の扱いに長けており、ラクダに乗って行動するんだそうです。カッコイイ・・・

でもその戦闘力ってけっこうすごいみたいで、、、

非公式ながら、国を主張するレベルだとか・・・スゲェ

 

さらには映画にもなってるみたい!?!?!?

これはダサい・・・

 

いやでも是非ともビジュアルも検索してご覧になっていただきたいのですが、上半身を藍染の布で覆って行動するなど、

「青き民」という名に相応しい服装をしていて、これがまた殺風景な砂漠に映えるんですよ!!!!!

 

ホントに画像を検索すると、ため息が漏れるほどの美しさです。

それがカッコつけてるのかどうかは分からないけど、その圧倒的な美意識には感服せざるを得ません。

 

そしてこのトゥアレグシルバーが一躍脚光を浴びることになった出来事があります。

それは、かのエ○メスが彼らにベルトのバックルを作ってもらったこと。

2000年代初頭の頃です。

しかし、あまり多くの人に知られていないのは、遊牧民である彼らの生産態勢が不安定な事、

またはエル○スが求めるディテールやクオリティを、彼らの性格上受け付けられるものではないことなどが考えられます。

そのせいで供給量が非常に少ないのではないでしょうか?

例えば、彼らは伝統的な柄・形状しか作らず、他のジュエリーのように新しいデザインを作ることはありません。

その家ごとに異なるデザインで、代々作り続けています。

 

そんな彼らが作るジュエリーがコチラ。

どうしてもインディアンジュエリーと比べてしまいますが、精巧に作られたあちらと比べ、

トゥアレグシルバーの方は素朴な雰囲気のシルバージュエリーです。

が、シルバージュエリーなのに素朴な雰囲気を感じるというミスマッチ感が、個人的には魅力であります。

インディアンジュエリーとは、全く別物だとお考えください。

 

またトゥアレグシルバーは素材がちょっと特殊。

普通シルバージュエリーというものであれば、925(=スターリングシルバー)になりますが、

トゥアレグシルバーの場合は「ほぼ純銀」なんです。

 

でも純銀だからって価値があるかといえばそうでもありません。

925シルバーも純銀とほぼ同義で扱われます。

 

ではなぜ925または純銀なのか?

 

925にする理由としては、恐らく強度と加工のしやすさのバランスが最も良いのでしょう。

しかし、トゥアレグシルバーはそんな細かい調合はできません!

なぜなら、

 

このように土の上にゴザ敷いて作るくらいラフだから!

 

いや、普通は925シルバーの材料を買うんですけどね。作り手も。

なぜかトゥアレグの場合は、ほぼ純銀。

銀の純度を増やした方が柔らかくなっちゃうんです。

これまた推測ですが、柔らかくなって自分たちが加工しやすいからいいのかな~?

 

というわけで、なんとも味わい深いトゥアレグシルバーです。

バングル01は、ソリッドな細い棒状のバングルの先に、独特の形状をした飾りが付いたもの。

非常にシンプルで、ジュエリーを付ける上でのデメリットであるいやらしさを全く感じさせません。

ですので、「アクセサリーは付けようと思わない」人ほど付けてみてほしいのです。

またこういったフォークロアな物は、ヴィンテージファッションにも合いますね。

まるでずっと前から付けていたような雰囲気。

 

とりあえず、手始めに私もこれを買いました。

シンプルで・・・なんて引き算のファッションができない私なので、精一杯特徴を見せたいから逆に付けてます。

孫悟空の頭のアレみたい。ま、付けてる人は猪八戒だけど(豚足)

 

 

次です。

【ブランド】Tuareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Bangle 02 -ebony wood bangle-

【価格】¥18,360-(税込)

【コメント】

こちらはまた別な家の人が作ったバングル。

こちらも独特の模様が描かれていますが、

注目したいのはこの部分。

なんと黒い部分は木。エボニーウッドです。

エボニーウッドとは黒檀という木のことで、アジアからインドを抜けてアフリカまで分布している銘木だそうです。

こちらは接着ではなく、ちゃんとシルバーの芯を通して丁寧に作られています。

なので水にはあまり浸けない方がいいですよ。

 

次です。

【ブランド】Tuareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Bangle 08 -heavy gauge bangle-

【価格】¥28,080-(税込)

【コメント】

こちらはヘビーゲージバングル。

四角い棒状のバングルで、3面にスタンプで掘られています。

やっぱり夏はちょっと存在感があるやつがいいなという方に。

プレーンな面を残しているところがカッコいいです。

 

スタンプの精度は低く、いい意味で味わい深いのですが、

いわゆるヘタウマって言われるものになると思うんですけど、

そういうのはフォークロアデザインにはよく見られますよね。

 

でも、そんな計算しているのかしてないのか分からないデザインのくせに、

このプレーンな部分=余白をお見事!と思ってしまう瞬間てのはシビレますね~。

 

次です。

【ブランド】Tuareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Bangle 06 -spoon bangle-

【価格】¥30,240-(税込)

【コメント】

勝手にスプーンバングルと呼んじゃってますが、

まるでスプーンの柄を曲げてバングルにしたようなやつ。

もともとヴィンテージのシルバースプーンを買ってきて、バングルに加工するのはあります。

なので、このバングルもヴィンテージスタイルとの相性は抜群でしょうね!

 

 

ひとまずバングルは以上!

 

でもまだこんなのもあります!

【ブランド】Tuareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Necklace 01  -silver necklace-

【価格】¥17,820-(税込)

【コメント】

こちらも先ほどのバングルと同じ飾りがついたネックレスです。

もちろん合わせて付けるのもオススメです。

今気づいたんですけど、

これヘビの頭を表している???サハラ砂漠だけにコブラ的な?

 

 

これで最後です!

【ブランド】Tuareg Silver(トゥアレグシルバー)

【アイテム】Letter opener

【価格】¥17,820-(税込)

【コメント】

これはかっこいい・・・

ペーパーナイフです。

柄の部分は、例によってエボニーウッド。

そして刃の部分は、若干黄金色に輝いているのがお分かりいただけますでしょうか?

さすがに純銀だと強度が保てないため、数種類の金属を混ぜているそうです。

 

以上、トゥアレグシルバーのご紹介でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

アフリカンジュエリーということになりますが、

アフリカといえばサプールを始め、その独特の美意識が注目を浴びる昨今。

今まで触れたことのない世界を、このトゥアレグを通して感じてみてください。

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。