Turnbull&Asser(ターンブルアッサー)のヴィンテージシャツ&レディースヴィンテージウェア入荷のお知らせ。

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ボーイスカウト創立記念日」だそうです。

ボーイスカウトってイギリス発祥とは知りませんでした。アメリカかと思った。

 

というわけで、今回の買い付け旅行ではロンドンにも日帰りで飛んでおります。

いや飛んでませんでした。電車(ユーロスター)でした。ブリュッセル→ロンドン片道2時間!近い!

東京から大阪?いや名古屋くらいか!?時間的には!

他の国と陸続きではない日本にいると、あっという間に国境を越えてしまうのが不思議に思えます。

 

 

改めまして、こちらが今回の拠点・ブリュッセル!

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ベルギーの首都がブリュッセル。

ブリュッセル市の中心にあるのは、この「グランプラス」。世界遺産です。

たまたまこの近くに宿をとることができたので、移動がすごい楽でしたね~!

 

 

ベルギー自体が日本の九州より小さいこともあり、このブリュッセル市内も非常にコンパクトで、

行きたい場所の殆どを歩いて回ることができました。

その広さをつくばで例えると、diaries~つくば駅~シンゴスターリビング~artisanaleくらいの広さをグルグル歩き回った感じです。

 

非常にスムーズに回れた結果、買付の方も良い成果をあげられたのではないでしょうか!?

その結果をどうぞ!

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ハイクオリティなシャツもあります。

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ざっくり言うと、イギリス最高峰のシャツメーカー。Tunbull&Asser(ターンブルアッサー)のシャツ。

こちらはイギリスではなくベルギーで、まとめて10着くらい見つけたのですが、

全部ゴソッといきたい気持ちをグッとこらえ、厳選して持ってきましたよ!かっこいい柄だけ。

サイズは全部一緒で、日本人のLサイズ程度。

体が大きい方にはお勧めです。俺も狙ってます。

綿100%なのにさすがの生地。シルクかと思う程。

 

またターンブルアッサーといえば、diariesではJames Mortimerともつながりがあるんです。

実はJames Mortimerはこちらのシャツのファクトリーとしても使われています。

ですので、縫製を見比べてみても面白いと思います。

 

先日のブログでも、Le laboureurの現代のものと50年代のものを見比べましたが、

この古いターンブルアッサーと、James Mortimerを比べるのも同じ。

何が同じかというと、「普遍的な服の価値」。

 

よく古着屋さんが口にするのが、「これが本物だよ」というセリフ。

デザイナーズブランドも含めて、現行の服のほとんどはヴィンテージウェアからインスパイアされていると言っても過言ではありません。

確かに、そういう意味で言うと現行のはレプリカであって、オリジナルとなったヴィンテージが本物と言えるでしょう。

しかし、現行の服も50年経てばヴィンテージになりえるはずです。

今から未来へ向けて残すべき服というのもあるのではないでしょうか?

 

実は私、洋服屋としてのキャリアは、下北沢のFour Cornersという古着屋から始まりました。

2000年に大学をうっかり卒業して、(就職できなかったから留年しようと思ったら単位取っちゃった)

働かないといけなかったので、とりあえずよく通っていた古着屋に相談したんです。

そこでは販売だけでなく、リメイクのアシスタントなどをやらせてもらいました。UAやBやJSに納品してたりして。

その後オーナーからアドバイスを受け、大手のセレクトショップで揉まれてみようと思ったわけです。

 

なもんで、私は古着も新品もどっちも好き。

だからこのように新品もヴィンテージも取り扱うことになるのは、ごく自然というか

ずっとやってみたかったことなんです。

まあそもそも、私が服を選ぶのはカッコいいとか雰囲気があるとか割と単純な理由で、

古着も新品も特にこだわってないというのが実際のところなんですけどね。

 

さらに今回は初めて、レディースのヴィンテージウェアも買い付けてきております。

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1940年代のワークコートやカトリックスカートなど。

 

詳しく紹介したいところですが、本日はここまでとさせていただきます。

たくさんの方にご来店いただきまして、誠にありがとうございます!

ご都合がよろしければ、平日だとゆっくりご覧いただけると思います。

 

それではまた。お店で会いましょう。