ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「国際航空業務再開の日」だそうです。
戦争が終わり、1954年にGHQから禁止が解かれ、国際航空業務が再開された日だそう。
でも一般の人が海外に行けるようになったのって、それこそ1985年のプラザ合意以降ですよね。
円が1ドル300円台から150円まで下がったこと考えると、とてもじゃないけどお金持ちしか行けなかった。
だから30年前は、僕らが生まれた頃はまだ海外は遥か遠くだった。
それこそ「ニューヨークへ行きたいかー!?」がキャッチコピーになる時代。ウルトラクイズね。
俺らはすごい恵まれてるなって思う。
実は昨年の10月に、成田~ブリュッセル便が就航したばかり。
直行便で行けるようになって、すごく近くなった国。
昨日はテレビの未来世紀ジパングで、ちょうどベルギー特集をやってたし、
なんでだろうと思ったら、今年は日本とベルギーが国交を結んで150年の節目らしいです。
夏のベルギーも行ってみたいな。。。外でビール飲みたい。。。。。
というわけで、本日はベルギー買付分の商品から。
極上のフレンチヴィンテージをご紹介いたします。
フレンチかよ!って言われても、ベルギーは人も物もフランスから流れてくるのでしょうがないんです。
言葉もほとんどフランス語だしね。何言ってるか全然わかんねぇ。
じゃ、シルヴプレ!
【アイテム】Vintage French Hunting Jacket with Animal Button (1950’s~/Dead Stock)
【価格】Thank you sold!!!
【コメント】
フレンチヴィンテージの王道。動物ボタンのハンティングジャケットでございます!素材はもちろんピケ!
さらに1950年代のデッドストックでございます!!!4つポケってのもヤバイ!
もっと驚くのがサイズ。
メンズのXSでこの状態の物はなかなか見つからないと思います。
身幅も細いので、女性でも着られるサイズかも?
ここで「動物ボタンハンティングジャケット」をご存じない方にご説明しましょう。
動物ボタンハンティングジャケットとは、フランスで着られていたハンティングジャケットでございます!!!!!
それは分かるとして、気になるのはそのボタンですよね。
何やら動物モチーフが多いなとお気づきになると思います。
種類としては、シカ・キツネ・イノシシ・鳥バード・ウサギ・イヌ・ウマなどなど。
これら全てハンティングに関わる動物たちになります。
この動物ボタンハンティングジャケットが見られるのは、1930年代から1960年代にかけて。
恐らくですが、この時代にゲームハンティングをする階級の人たちが着る服なので、
ボタンまで凝るという贅沢な仕様になったのではないかと思います。
またこの動物ボタンが素晴らしいというだけでなく、
そもそもハンティングというハードなシーンで着ることを想定しているので、
ジャケットの作り自体も、生地・縫製ともに大変素晴らしいクオリティなのです。
背中にはゲームポケット。獲物を入れたり地図を入れたり。
こちらは背裏でブラックコバート生地を贅沢に使用しています。
ホントこのサイズはなかなかないですからねー!
そして今回は2着!
【アイテム】Vintage French Hunting Jacket with Animal Button (1960’s~)
【価格】Thank you sold!!!
【コメント】
こちらは1960年ごろのものになります。こちらはM程度。
状態は2,3回着用程度。生地が柔らかくなってるので分かりますが、固かったらデッドストックと見間違いますね。
たいていユーズドだと汚れがありますから、これもかなりの美品。
そりゃハンティングジャケットで汚れてないのがおかしいでしょ!?
ちなみにこちらのジャケットは、ボタンがやや小ぶりになります。
その代わりに、動物の描写が細かくなりますね。
1つのボタンに動物だけでなく、植物も描かれるようになったり、犬がウサギをくわえているボタンもあります。
より小さくより繊細に。作り手の魂が感じられます。
このシリーズは生地も面白くて、ヴィンテージ感あふれる杢のピケ素材もそうですが、
裏は起毛してて結構暖かいんです。
これ現代で一から作ったら、えらいコストかかりそうですね。
アパレル業界の人だったら、結構好きな人多いんじゃないかなと思うんですが、
あまり見かけないのは作る(というか商品化?)のが難しいからかもしれません。
だからというわけではないのですが、このジャケットは昔からカルト的な人気を誇るような気がします。
いつかは状態の良いマイサイズを持ちたいと思わせる、ヴィンテージマスターピース。
洋服好きの方であれば、きっとこの良さを分かっていただけるでしょう。
それではまた。お店で会いましょう。