ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「スターウォーズの日」だそうです。
なんでかっていうと、てっきり初めて公開された日かなと思ったら、
有名なセリフ「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)」のMay(=5月)とFoece(=4th)にちなんで今日みたいです。
でも調べてみたら、アメリカで公開された日は5月25日でした。ギリギリMayでした。
ちなみにつくばの古着屋・Mayさんは、Mayということで絶賛セール中です!行かれてみてはいかが?
は~、にしても公開日がちょうど40年前で生まれ年と一緒とはね~。
生まれた頃に初公開され、18歳の時にトレインスポッティングを見て、
22歳の時にユアンマクレガーがオビワンケノービになり、
ローグワンはまだ見てないけど、あ~トレインスポッティング2をまた映画館で見たい。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】SYNDICATE(シンジケート)
【アイテム】Printed Tee
【価格】¥6,804-(税込)
【コメント】
暖かくなってきたらdiariesではシンジケート。今季のデザインも激ヤバです!
ではまずブランド紹介からドウゾ。
SYNDICATEは、多文化的に融合されたアメリカの伝統と、
スカンジナビアの美学でありミニマムなデザインからインスパイアされた、ウクライナ発のブランドです。
彼らは伝統的に守られてきたクラシックな形と、現代的でカジュアルなデザインを組み合わせたプロダクトを世に送り出しています。
SYNDICATEが誕生するまでは、ウクライナにはまともなストリートブランドがなく、
それまではマスプロダクト(大衆衣料)とユーズドウェアの組み合わせが主流でした。
彼らの全ての商品はウクライナの首都・キエフにある工房にて企画され、
素材や縫製は、未だ知られていないかまたは存在が忘れられつつあるウクライナの工場で、
伝統的な方法でカッティングなどを行い、手作業の部分を多く残しながら作られています。
また、国内の有名なアーティスト・イラストレーター・デザイナーなどとコラボレーションすることで、
というブランドなのですが、まず珍しいのがMADE INウクライナ。
洋服では、東ヨーロッパの製品が増えてきておりますが、
それは飽くまでも製造コストがヨーロッパなのに安く上がるからであり、
地場のブランドはまだまだ発掘されるかと思います。
そんな中、真っ先に登場したのがSYNDCT(シンジケート)。
そして青と黄色のピスネームは、ウクライナの国旗を表しています。
メイドインウクライナに誇りを持っている証拠ですね。
シンジケートもウクライナの首都・キエフにあり、取り扱いを始めた3年前はまさにそのキエフで大規模なデモが起きておりました。
圧政と腐敗に怒った市民が、キエフの中心に巨大なバリケードを築き、警官隊と一触即発の状態。
当時私は買付中でロンドンにおりましたが、テレビを付けるとそのニュースで持ちきりで、
しかもどこの国のどこ場所で怒っているかも分からなかったので(英語勉強しよう・・・)、けっこうビビッてましたね。
ただし、そのような情勢不安とアート活動は反比例するものなのかもしれません。
以上の情報を踏まえまして、詳しく見ていきましょう。
まずはコチラ!
【タイトル】Indian Family
ああ~、このプリントが明らかに曲がってる感じ、海外物だわ~。
ご愛嬌ってことです。おおらかに楽しめる人でないと、とてもオススメできません!www
そしてこちらのタイトルはインディアンファミリーですが、
ジェロニモ、、、ですね。
アメリカ軍を震え上がらせたアパッチ族の伝説の戦士。
母、妻、そして子供3人を殺され、復讐に燃えた最強の戦士。
僕がジェロニモを知ったのは、キン肉マンでした。その時のジェロニモはチェロキー族という設定。
しかし、キン肉マンのジェロニモは、超人に混じって奮闘する唯一の生身の人間。
子供の頃は俺も弱くて、でも全体の利益のために自己犠牲をはばからない彼の人間性に男らしさを学びました。
そして次に出会ったジェロニモは、確か下北沢のライブハウス・SHELTER。
あれはマイナーリーグのライブを見に行った時だったか?
そして今このブログを書きながら、「青い空」を聞いてます。
いやGERONIMO聞けよ!と言われそうですが、
スプリント版でもマイナーリーグやGRESTの方を聞いちゃってました・・・スイマセン!!!
そんな子供の頃より慣れ親しんだジェロニモが、こんなデザインで登場!
クゥワワ~ンッ!と顔だけ後ろの方にイっちゃってます。まさにイっちゃってます。
このちょっと不安になる感じがシンジケートらしいところ!!!
ヤバイわ~!もうインディアンジュエリーを合わせずにはいられませんね!
次!
【タイトル】Valor
Valor=ヴァラーの意味は、勇気・武勇だそう。
・・・
全然強そうに見えません!!!
どっちかっていうと負け戦!?
しかし!負けると分かっていても、男には闘わなければならない時があるということでしょうか???
戦う男たちはふるさとの女たちに!まさに哀戦士!
黒くゆがんで真っ赤に燃える!シンジケートでございます!!!マチルダさあぁぁぁぁん!
次!
【タイトル】Freedom or Death
自由か死か。
これぞまさにシンジケート的デザインですね!
我々が今を生きるこの日本より、戦火や死などのモチーフが近いのがシンジケート。
それだけに、日本からはこのようなデザインを生み出そうと思ってもおそらく無理なんです。
やってもすごいわざとらしくなっちゃうと思うんで。
ま、とはいいつつも、このデザインはレッチリのアンソニーぽいところが気に入っただけですけどね!
なのでFreedomにはベーシストのフリーがかかってて、Deathは亡くなってしまった初期メンバーのヒレルがかかってるんだと思います!
ウソです!深読みです!なんなら全然読めてませんが何か!?!?!?
次!
黒い父です!
このシルエット、、、何かどっかで見たことありますね~
なんだっけ???
映画なんだよなー。
映画・・・
コレじゃね?
ドイツ軍ヘルメットとえば大脱走!あースッキリした!
次!
【タイトル】Fixed Gear
Fixed gearとは、日本語にすると固定ギアのこと。つまりピストバイクのことですね!!!
是非ともピスト乗りの方にお勧めしたいです。
七三ヒゲという同じ恰好で乗って欲しいですね~
次!
【タイトル】Key to equilibrium
意味は「均衡の鍵」って感じ?
この辺のデザインは、病んでる系です。俺がいつもセレクトしちゃうテイストのやつです。
カギが額の鍵穴に入って、顔がガション!ガション!と合体し、腕のタテゥ(タトゥのこと)のようなものががドゥクンドゥクンと蠢き、下のオーブがブォーン・・・と光るんだと思います。
知らんけど。
鍵もINKという文字が隠されているように見えたり、三角のオーブもMCエッシャー的なあり得ない図形になっているのも好きなところです。
そうそうエッシャーといえば、有名な某ブランドがコラボしてましたね!!!
お陰様でエッシャーを検索して当ブログをご覧いただいている方が増えています!
でも全然関係ないゴミセレクトショップでごめんなさい!
次!
【タイトル】Sea Watch
海を見るという意味で、恐らく灯台です!
ウクライナに海なんてないよな~と思って地図を見たら、黒海がありました!
黒海が海なのか湖なのか全然知りませんが、この灯台の形状を調べると、おそらく「ボロンツォフ灯台」だろうと思います!
ちなみにボロンツォフ灯台がある街はウクライナのオデッサという都市だそう。
そう!あのオデッサ作戦というわけで、またガンダムに戻ります!
そんな話はどうでもいいです!
一見ポップなデザインなのに、剣と目というちょっと怖さが残る。このバランスもシンジケートのTシャツでしょう!
それでも、以前からdiariesで取り扱うシンジケートのTシャツを見ている方には、珍しくポップなプリントですね?と言われたりします。
さらにそういう方には、全部で何種類くらいあるんですか?と聞かれます。
答えから言うと、100種類はゆうに越え200に満たないくらいでしょうか?
いや、毎年それだけのデザインが生まれているわけではありません。
過去の作品もオーダーできるので、毎年選ぶ数が増えていくんです。
また当店の場合、お客様に楽しんでもらいたいからなのですが。
特別お客様から要望がなければ、できるだけ過去に取り扱ったデザインはセレクトしないようにしています。
なのでいつも面白いプリントが登場するというわけです。
で、そんな話をしてて気づいたことが1点。
シンジケート=ちょっとグロい、という印象を受けている方がほとんど。
例えば、本日最後にご紹介したプリントのように、もっとポップで万人受けするデザインはたくさんあるんです。
なんだけど、ウチの店に入荷してくるシンジケートのTシャツって、どうにもダークで病んだやつばかり。。。
俺のせいですね。
シンジケートをセレクトすると、その人の精神(フォース)が垣間見えるようで楽しいです!
俺は明らかにダークサイドですけどね!!!
それではまた。お店で会いましょう。