ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「オリンピックデー」だそうです。
今年のフジロックに出るビョークの元夫・ゴールディーがバンクシーの正体に関して口を滑らせてる頃、
私はこの動画で爆笑しておりました。
子供用の楽器でレイジアゲインストザマシーンの曲をプレイした動画。
先ほど爆笑と書きましたが、爆笑というよりは「ジワる」やつ!!!
我らが明和電機(筑波大学出身)が開発したオタマトーンの存在感たるや!?!?!?
オタマトーンだけ見ちゃう!
思い起こせば、このKilling in the nameは「ナゲット割って父ちゃん」(2016年空耳アワードグランプリ)の原曲。
やはり名曲は色褪せない。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】D.C. White(arbre)(ディーシーホワイト)
【アイテム】Shorts
【価格】¥15,120-(税込)
【コメント】
アルブル改めDC Whiteからショーツが届いてます!
ご覧の通り、ショーツのくせにテーパードがググっと利いたドレッシーなショーツ!
昨年も前アルブルのバミューダショーツを取り扱いましたが、さらにドレス度は上!
もう作りがアルブルのドレスパンツそのままなのが凄いです。
持ち出し、天狗鼻、パイピングから、
ショーツのくせに〇〇ループがついてくるなんて。
さらにはコインポケット、、、というよりも、ウォッチポケットと言いたいですね、この仕様なら。
ポケットもスラント(斜め)ポケットで、カンヌキ留めが施されております。
さらにもっとすごいのが、
バックスリット。これはタックイン時のシルエットを補正してくれる細かい仕様。
今までdiariesで取り扱ってきたパンツの中では、アルブル以外ですとCORBINくらいでしか見たことありません。(コービン覚えている人いるかな?)
で、作りは今までで最もドレッシーなショーツというのはお分かりいただけたかと思いますが、実は素材もなんです。。。
生地は、ギンガムチェックのウールトロピカル。もちろんウール100%でございます。
そしてこの生地メーカーが驚きのCANONICO社。もう一度言いましょう。カノニコのファブリックでございます!!!
なので、カノニコについて説明しますね。
カノニコの歴史は1663年にまで遡ります。元々は羊毛の染色を家族経営で行っていました。
それが19世紀半ばに入り、産業革命の波とともに生産工程を自動化。
以後ヨーロッパだけでなく、イギリス、アメリカ、果ては中国まで生地を輸出し大成功を収めます。
そして1936年、現在のVITALE BARBERIS CANONICO社が誕生しました。
という、350年以上もの歴史を持つイタリアの老舗中の老舗生地メーカーです。
とりあえず口で説明すると、しなかやかでコシがあってシルキーで云々かんぬん・・・・・としか言えないので、
「スゲー生地って何?」と思う方は、店頭で肌で感じてみてください。
私も、「良い生地とはこういう物です。」としか説明できません!
で、先ほど最もドレッシーなショーツと書きましたが、恐らくドレッシーなデザインにならざるを得なかったんだと思います。
ドレッシードビュッシードレッシーと連呼してウザいですが、ドレスパンツ並みに気を配らないといけなかったということです。
それだけ繊細な素材なのかもしれません。だから要所要所にカンヌキ留を施したりね。裾をダブルにしたのもそう。
もちろん、この生地で製品を作るからには、作りの方も徹底しなければ失礼になる、というデザイナーとしての矜持も感じられます。
そんな生地を使いながらもこの価格。
価格のことを言うのは野暮かもしれませんが、単純な疑問ですね。
恐らく、残反を使ってのことだと思います。
なのでCANONICOのネームタグは付きません。
でもこれはCANONICOです。信じてね。
まあ、この生地のクオリティを見ればカノニコだろうがなんでもいいと思うけどね。
合わせとしては、ギットマンヴィンテージの半袖プルオーバーシャツや、コムアーチのコットンニットがオススメです。
また体型的には、ダブルにした分ちょい丈が短いので、小柄が方が合うと思います。
→D.C.White(arbre)|shorts|blue/white
それではまた。お店で会いましょう。