ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「世界トイレの日」だそうです。
小さいころってキン肉マンごっこやったでしょ?
で、どもってなかなか言い出せない僕は、ベンキマンくらいにしかなれなくてね~。
まー大人になっても変わりませんけどね!
ウォッシュアスってキックアス!?
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Ye Three Squirrels(イェ スリー スクァレルス)
【アイテム】Double Face Crew Neck
【価格】¥36,720-(税込)
【コメント】
続々とというか、実は年内分の商品入荷が9割5分終わってしまったdiaries。
つまり、ごく控えめに言ってラインナップは充実しております!!!
そして今季大幅に見直しを図ったニット類がこれまた面白くて、
継続してご用意しているのはANDERSEN ANDERSENと、先日ご紹介したNor’easterlyくらいかな?
Harleyもガンジーセーターも、ここ茨城でもどこでも買えるようになってしまったので、ウチは早々に手を引きました。
まあそれは別に競合との差別化だとか、そんな戦術的な考えはありません。
別に他で買えるんだったら、(それが売れるアイテムだったとしても)ウチの店で扱わなくてもいいかなと。
「お客様が欲しい服を買える状態を整えること」がお店の役割だと思ってますので。
なので、個人店はどんどん新しいブランドを発掘していかないといけないんですね。先へ先へと。
しかしそれを続けているうちに、どうしても「マニアックなお店」と捉えられ、客足が遠のいてしまうという中で、
そこそこ分かりやすく、でも驚きを与える商品を用意していくという、ギリギリのところを狙っていくしかありません。
とまあ頭では分かっているものの、どうしてもマニアック寄りになってしまうのがdiariesなんですけど!
というわけで、マニアックなニットをドウゾ!
こちらは新しく取り扱うことになったブランド。
その名は「Ye Three Squirrels(イェ スリー スクァレルス)」。
初めてということで、まずはブランド紹介からどうぞ。
と思ったのですが、実は特にブランド説明はありません!!!
まあ私にとってはいつも大変お世話になっている人達3人が始めたブランド、
というよりもプロジェクト?とでも言った方がいいような感じです。
ブランドのディストリビューションやヴィンテージやプロダクトマネージメントなどを得意とする3人が、
その都度用いたネタや自身がストックしていたアイデアなどを結集します。
それでThree Squirrels=3匹のリス。
まあ敢えてブランド説明を付けるとすれば、「物好き3人による服ブランド」ってところですかね!?
このブランドロゴだって、物好きですよね~!
今年の初めに買い付けてきた服についてたタグですけど、これかな~?
タグ萌えする人にはたまんないですね!
それでは詳しく見ていきましょう。
まあこの写真で一番気になるのはここですよね。
Jamieson’s(ジャミーソンズ)のタグ。
しかし、いつものジェイミソンズのタグと違って文字が青。
青文字系または青単または青タグと言います。いや言いません。
改めましてこの青文字のジャミソンは、シェトランド島の原毛のみを使用したという証であるスペシャルなロゴ。
そこには「Grown and Spun in Shetland Isles of Scotland」と書いてあります。
これはJamieson’sが、本当のシェトランドニットを残したいということから、
自分たちで牧場を作り羊を管理し、責任を持って作っているという証。
なので羊をGrown=育てて、糸をSpun=紡いでいます。
決して毛を刈ったばかりの羊の尻をスパンキングしているわけではありません。
なぜそこまでやるかというと、Jamieson’sの歴史を見るとなるほどと思います。
1890年代初頭Robert Jamieson氏によりShetland島Sandness地区にて創業。
現在Garry Jamieson氏で6代目となる。創業当時は手紡ぎ100%Real Shetlandのニット製品を販売していました。
伝統的な手法で作られたそれらのニットはとても柔らかく、保温性に優れたものでした。
Shetland島で初めて地元の農民から原毛を仕入れる羊毛仲介人となり、Scotland本島に持ち込んで糸を作り始めました。
その後4代目Bertie Jamieson氏とその息子Peter Jamieson氏(現社長)によりJamieson家の長年の夢であった100%Real Shetland量産型の紡績に成功。
1981年には創業当時と同じSandness地区にJamieson’s Spinning社として、染色から紡績まで一貫して管理を行う事の出来る工場を設立。
Shetland島で唯一100%Pure Real Shetland woolのみを使用した紡績工場で、自動機械編みニットウェア―を含め全てShetland島で製造され現在に至ります。
しかし今のシェトランドニットと言われる物が、本当にどれだけシェトランドで作れらているのか?と疑問を感じ、
では我々がということでJamieson’sはこのようなニットを作っているわけです。
そしてその糸をYe Three Squirrelsが輸入して日本国内で生地にし、作られました。
これが言うなればリアルシェトランドニット。
天然の糸と色をそのまま残しているだけに、時折グレーがかった毛が入ったり、素朴な風合いが魅力です。
そして肌触りも、リアルというだけあってどれだけ良いのかというと?
これが、すさまじく、、、チクチクザラザラします!!!!!
ぶっちゃけとてもじゃないですけど、良い肌触りなんて言えませんよ!
しかし、これでこそリアルの重みを感じます!
リアルというかプリミティブ(原始的)と表現した方がいいかもしれません。
それくらい荒々しいんです。
そう、リアルとは荒々しさや厳しさを表してこそリアルなのだ。
な~んてまた上手いこと言ったつもりでも、このニットの肌触りはよくなりませ~~~ん!www
なので、
実はダブルフェイス(両表)になっており、肌にあたる裏側はコットン地です。
でもコットン地が当ててあるのは、デザイン的な理由が多いです。
というのは、このニットのデザイン自体がヴィンテージのアンダーウェアから来ているから。
胸に沿ってステッチがありますが、もともとこの部分だけ生地が二重になった汗止めのディテールでした。
それを元にしてるので、裏がコットンになってるのですが、
同時にニットのチクチク感も軽減されているので良いですよ。
ヴィンテージディテールという部分ではこちらも。
袖と裾のリブがテンションの違う2段階のリブに分かれてます。
ヴィンテージらしくて好きなディテールですが、なぜかというと、
こうやって折り返して着るため?なのかな~???
でも裾のリブは折り返しませんからね。どうなんでしょ?
というわけで着てみました。
スウェットパンツにキャップと、スポーティな着こなしがよく合います。
でもニットなので、またアメリカぽくサドルシューズを合わせるってのがこだわりです。
実はMサイズしか入荷しておらず、Lが届きませんでした。ちなみにSは元からありません。
なので俺も着たかったんですけどね~、ちょっと小さいわ。
Lが届かなかったのは、糸が貴重で足りなくなっちゃったんですかね?残念です。
サイズの合う方は、是非ともお勧めしたいニットです!
➡Ye Three Squirrels|Double Face Crew Neck|Ecru
➡Ye Three Squirrels|Double Face Crew Neck|Grey
それではまた。お店で会いましょう。