※4/9(木)・4/10(金)は、休店日とさせていただきます。
※ただいま自粛営業中。12:00~18:00はやることあるのでお店にいます。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「灌仏会(かんぶつえ)」だそうです。
お釈迦様の誕生日です。
お寺がやってる幼稚園だったので、花祭りの方がなじみ深いですけど。
甘茶をかけるのが習わしですけど、みなさんもカテキン採って免疫力あげていきましょう!
というわけで、土浦のピカパウでメンテナンスした後は、お決まりの土浦散歩。
ピカパウの向かい側は「モール505」というショッピングモール・・・
30年前まではとても栄えていたショッピングモール・・・
今はシャッター街となり、映画やドラマのロケで使用されてます。
クローズとか。
俺が高校生の時くらいまでは人はいましたけどね。
初めて来た時は、高架道に沿って作られた数々のお店に未来を感じたもんです。
それもそのはず。
この高架道は、土浦からエキスポ85(つくば万博)にピストン輸送するために作られたようなもん。
当時は未来へつながる橋だったんだろうなと思います。
土浦に来るたびに寄ってたお好み焼き屋「かつら」がまだあることに感動!
お店とはこうあってほしいです。
流行らず廃らず、いつも其処に在ること。
学生服を着てても灰皿をテーブルに必ず置いていくおばちゃん、まだいるかな?
そんな怖いお兄さんたちのたまり場でもあるので、あまり長居はできませんでしたね~w
こんな外から見えないゲーセンなんて、カツアゲしてくれって言ってるようなもんですからね!
ゲーセンの名前、ピエロだったんだ。
ペニーワイズにしか見えねぇ・・・
こんなものもありました。
「昔の地図」好きなもんで!
古地図もいいし、国土地理院のHPで見られる昭和の地図もいいけど、
こんな往時の雰囲気を忍ばせる地図はリアルで特に良いんです!!!!!
すしパブ興味あるわ~。すしパブでいいの?
質流と書いて、しちながれと読むんです。ホントだよ!
日サロの歴史とは・・・?
ファミコンに触れたいところですが、個人的にはロックバー・DISORDERに目が釘付け!
もしかしてイギリスはブリストルのハードコアパンクバンド・ディスオーダーか!?!?!?
だとしたらハンパないセンス!!!!!その時の土浦にはいったい何か???
おそらくモール505が誕生したのは、つくば万博が行われた1985年前後。
そしてまたディスオーダーも1980年に活動を初めたことを考えれば、
年代的にも辻褄が合いますね!
土浦パンクス、略して土パン。いたのかなぁ~?
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】KUON(クオン)
【アイテム】Inverted Pleats Wide Pants -泥染-
【価格】¥31,900-(税込)
【コメント】
今季も届いております!クオンのワイドパンツ!
昨年よりインラインのコレクションから外れてしまったので、別注せざるをいけなくなりました。
なので今季も別注となっております。
が、そろそろこの別注も終わりにしようかな~と思ってます。
なぜかというと、KUONがだんだんメジャーになって取扱店が増えてきたため、
ウチみたいなチンケな量でわざわざ別注を作ってもらうことに気後れするんですよね。
今回も「あ、いや、なんか面倒かけてすみません・・・」て感じでオーダーしました。
だってほら、別注なんてどの店だってやりたがるじゃないですか。
でも取扱店が増えると、全ての別注に細かく対応するのは大変ですよね?
なので、ある程度のハードル(主に数量)を設けなくてはいけなくなるんです。
なので、もし今後ハードルが設けられたとしたら、
diariesみたいな小さい店では、それを超えるのはちょっと難しいんです。
そんなことを考えてると、無理くり別注するのは相手に申し訳ないよなあ、とね。
もし俺の別注で少しでもパワーを割かれるようなことはあってはならないことで、
ちゃんと物づくりの方にパワーを注いでほしいですからね!
なので、とりあえず最後のチャンスだと思ってください。
それでは前置きが長くなりましたが、詳しく見ていきましょう。
ワイドシルエットももはや定番化してくれましたかね?(流行でとどまってほしくないですね!)
数々のワイドパンツを目にする中、個人的に好きなディテールがこのプリーツ。
ステンカラーコートなどの背中にみられるような「インバーテッドプリーツ」をパンツに応用しています。
例えばグルカパンツのようにタックを1つ2つ設けようがなんでもいいんですけど、
やはりこのような(自分史上)見たことないディテールにはやられちゃいますね。
もちろん見たことないディテールってだけで反応しているわけでもございません。
まずはアイキャッチで面白いとは思うものの、それがなぜ?動機は?が重要。
デザイナーさんに聞くもよし、セレクトする私が勝手に意味を見出すのもよし。
で、個人的に見出したのは、経年変化が非常に楽しみなこと。
それはこの「泥染め」。
奄美大島の伝統的な染めになります。
泥染めと言ってもただ泥で染めているわけではなく、
バラ科のシャリンバイという植物の幹や根から抽出したタンニン液と、泥に含まれる鉄分を化学結合させ、
黒または茶褐色に染め上げる技術になります。
テンダーでいうところのログウッドに似てますね。
ですが、その化学結合も実はこれで60回もの工程を経ているんです!
染めては乾燥させてを30回づつ計60回と、途方もない時間をかけて染め上げられました。
そしてこれからどう陰影がはっきりしていくのか、非常に楽しみなのです。
最初の段階では茶色なんですけど、大島紬の特徴である泥染めによる黒(というかグレー)の要素が、顔を覗かせるんです。
それは得も言われぬ経年変化。
それでは実際に履いたものをご覧ください。
いやちょっと光とシワで陰影が付きすぎちゃってますね!wwwww
実際はこれくらいです!
左が新品で右が俺の私物!
おー!茶色からグレーが顔を出している!
色落ちした方が、大島紬の茶褐色に近づいているような気がします!!!
また縫製部分のパッカリングもヤバイ!!!!!
この濃淡は光の加減でもなく画像加工でもなく、そのままです!!!
履いてみたいでしょ~?
というわけで履いてみました。
Jacket/1ST PAT-RN (1984 blouson) -sold out-
Inner/Weather Wise Wear (Barden jacket) ¥16,280-
Shoes/Aurlandskoen (Aurland shoes) ¥49,500-
おそらくダイアリーズでも1,2を争う太いパンツですが、
この気負いの無さはなんでしょうね?
太いってだけで敬遠されてしまうのは、ホントもったいないです。
太いパンツを履かないと、洋服の5分の1くらいの魅力しか知らないことになります。知らんけど。
ちなみに残すはSが2点、Lが1点のみ!
お早めにお願いします!!!
それではまた。お店で会いましょう。