ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「世界観光の日」だそうです。
そんな日に相応しく、仕事と観光を満喫中の彼が、突如diariesにご来店!!!!!
え!?誰???って思うでしょ?
私、本物のインディアンにお会いしたのは初めてでございます。
そう、先日のイベントの後も明日まで日本に滞在することになっていたらしく、
なんとインディアンジュエリーバイヤーのK村さんが、わざわざ連れてきてくれたんです!!!!!
彼の名は、NAVAJO(ナバホ族)アーティスト・BRUCE MORGAN(ブルース・モーガン)。
御年58歳。インディアンジュエリーを作り始めたのは16才の時。
すでに43年ものキャリアを持つ、正真正銘のインディアンジュエリーアーティストでございます!!!
当店でも人気のアーティストの1人で、これまで数々のジュエリーを扱ってきました。
職人の手を見せてもらったんですが、マメだらけのゴツゴツした手を想像していたら、
意外とふっくらしてて柔らかかったんです。
ブルース本人も、「意外と柔らかいでしょ?」って言ってましたが、
もしかすると繊細な物を作るには、同じように繊細な手が必要なのかなと思いました。
もう2週間くらい日本にいるのですが、彼は海外旅行が生まれて初めてとのこと!
長旅ご苦労さまです!
しかもお疲れのところなのに、なんと突然「実演しよっか?」って言ってくれたんですよおおお!!!!!
マジ!?イベントでもないのに?ギャラリーもほとんどいないのに???
というわけで、まさかの実演。このタガネというのを、シルバーに打ち付けていきます。
模様だけでなく、直線もタガネで作っているんですね。
これがインディアンの伝統工芸。こんな間近で見られるとは!!!
リズミカルに、簡単そうに見えますが、実はすごい難しいんです。
なぜそう言えるかというと、、、、、
まさかの、ブルース「お前もやってみるか?」発言!!!!!
俺「Oh! Really? Of course, I wanna try!!!!!!!!!!」
やってみて分かるこの難しさ。
ただの直線を引かせてもらったのですが、もちろんまっすぐ打ち込めるはずもなく、
さらに線の深さが問題でした!!!
例え上手く線を繋げたとしても、その深さも揃ってないとダメなんです。
これぞ熟練の技ですね。おみそれしました。
また、ブルースが来店中に、とんだラッキーボーイがいたのですが、
なんと、diariesでブルースモーガンのバングルとリングをお買い上げいただいたO曽根くんが、
本当に偶然!同じ時間にご来店!!!今年の運を使い果たしました!
もしくは当たり年!宝くじ買った方がいいよ!
まあそんな感じで、嵐のようなシルバーウィーク最終日となりました。
ちなみにこの後ブルースは、牛久大仏を見てホテルに戻るそうです。
ブルースはクリスチャンなのですが、日本の神様も見てみたいとのこと。仏さまなんですけど。
というわけで、ご来店ありがとうございました!また逢う日まで!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】James Mortimer(ジェームスモルティマー)
【アイテム】Womens Regular Collar Long-sleeve Shirt
【価格】¥24,840-(税込)
【コメント】
今季はレディースのジェームスモルティマーもご用意しております。
作りなどのディテールは、以前のブログをご覧いただきたいのですが→James Mortimer(ジェームスモルティマー)
今回の見どころは生地。
太幅のサテンストライプ。
サテンストライプとは、ストライプの名前というよりは素材の意味ですかね。
ブラックの部分がサテン生地になっていて、サテンは光沢のある生地なので、ツヤがあり上品なストライプになります。
実はこれと同じ柄が、以前ジャックマルソーからリリースされており、
私も持っているのですが、コーディネートのアクセントとして非常に使える奴なんですね。
例えばこんな感じ。
Coat/Honnete (Oversized trench coat) ¥48,600-
One-piece/Yarmo (Warehouse apron) ¥27,000-
カーキにダークブラウンという、秋らしくもあるのですがともすると野暮ったくボヤけてしまうカラーリングでも、
このようにVゾーンにキリッと色を挿すことでまとまりが生まれるんですね。
また、この生地は初めて扱った生地メーカーのものでした。
ALBIATEという、イタリアの生地メーカーです。
アルビアテ社は、1830年に立ち上げられ、当初は工場に糸を供給する地方の問屋でした。
2000年にはイタリア3大生地メーカーと言われるアルビニ社のグループ会社となります。
ちょっと話は変わりますが、先日久々にルイジボレリのシャツに袖を通しました。
するとあることに気づいたんです。
先日のブログで、「前立ての作りが珍しい」と書いたのですが、
なんと「イタリアシャツの帝王」と呼ばれるあのルイジボレリと、同じ作りをしてることに気づきましたー!
やるね~ジェームスモルティマー。
それにしてもこの作りはなんていうんでしょう。
なんて話を家でしてたら、嫁に「キモッ!」と言われました。
確かにそうだな。シャツ着て興奮してんだから。。。
それではまた。お店で会いましょう。