Kerry Woollen MillsのAran Crew Neck Sweater

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「茨城県民の日」だそうです。

というわけで、銀座ではこんなイベントが開かれてました。

「茨城マルシェ」

茨城の美味しいとこ、銀座に持ってきました。

東京のみなさん、行かれてみては?

いばらきの「い」を、「」(カギカッコ)を逆さまにしたようなデザイン。
強調を表わす記号を使って注意喚起を促しつつ、ダサいイメージがある茨城をデザインでオシャレにブランディング。
今回のはけっこう注目されるんじゃないかな~?されるといいな~!茨城!がんばれ!
こういう言い方は申し訳ないのですが、「茨城県」が絡んだにしてはすごいオシャレ!というのが感想です。

また、県民の日ということで、筑波山を貫く新しいトンネルが誕生しました。

つくばと地元・石岡(つっても旧八郷だけど)を結ぶトンネルが開通!
(てか、実は茨城は道が多すぎなんですけどね。。。)
実家に帰る時には全く使わないんですが、
このトンネルを使えば、石岡で一番美味い蕎麦屋にたどり着けます。

そば処 楓

以上、東京と茨城で味わえる美味しいとこ、紹介しました。

田舎好きっす。

今日は、イギリスというかアイルランドのド田舎で作られてて、なぜか共感してしまうニットのご紹介。

コチラ!

【ブランド】Kerry Woollen Mills(ケリーウーレンミルズ)

【アイテム】Aran Crew Neck Sweater

【価格】¥12,390-(税込)

【コメント】
またまたニットのご紹介ですいません!急に寒くなってきたもんで、最近はニットばっかり売れてます。
こちらも、残り1着になってしまったので、急ぎでのご紹介。気になった方はお早めにお願いします。

というわけで、こちらは恐らく日本初上陸。多分。
アイルランド製でアランニットで、なんでこんなに安いの?って感じです。

まずはブランド紹介から。

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アイルランドのケリー州は、アイルランドの最西端に位置し大西洋を望む地方で、
300年以上に渡り羊毛から作る織物産業で栄えてきました。
ケリーウーレンミルズは、1904年にEadie家によって設立されました。
田園地帯が広がる小さな町に残る織物工場の1つ。
使用している工場は、もともとは地元の貧困を軽減するために300年以上前に設立された建物を使用。
羊毛を洗って染めるために、隣接したGweestin川の水を使用し、
また川から引いた水車で電力を起こし機械を動かしています。

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という、なんとも聞くだけでホッコリしてしまうブランドです。

水車で電力を起こすなんて!!!
だから安いんですかね?電気代と水道代の経費が浮いてるってことでしょ?

それはそうと、「地元の貧困を軽減するために設立された」というのは、つまりは慈善事業。
先日紹介したハリーポッターに衣装提供をしているブランド「Lochaven(ロックエーヴェン)」(Click!)も同じですね。
もともと地元の人達の暮らしを助けるために生まれ、経済が発達した今でもずっと続いている。
いい話じゃないですか~!

そんな時代に取り残された町いや村で、羊から毛糸へ、そして染色まで行い、ひっそりと編み続けられたニット。

その温度は毛糸だけの暖かさではありません。(ていうCMがあってもよさそう)

時代に取り残されているのは製法だけではありません。

例えば、このキュッと詰まったネック。あまりこういうのは受けがよろしくない。

また、やたら太いアームホール。

これもジャストサイズが好きな日本のマーケットには、全くそぐわない形。

でも昔からずっとそうだったんでしょう。
田舎では見た目なんか正直気にしません。着心地と動き易さ。
「売れるため」という視点が全く入っていない、純粋なニットウェアだと思います。

俺が魅かれるのはそんな服。洋服というカルチャーの起源にまた一歩近づいた気がしてしまうんです。
それは危ないことで、ファッションよりも洋服に寄ってしまう。マニアックになってしまう。
あまりお勧め致しません。

さらにマニアックなことを申せば、アランニットの意味。

アランセーターは、一般的にアイルランド国内で編まれたセーターで、
アラン諸島で生まれた伝統的な編み目やそれに似たデザインを施したフィッシャーマンセーターのこと。

アランセーターは6世紀ごろから編まれ続けられ、
その文様には大西洋の荒波の中へ漁に出る漁師の無事や豊漁を願い、女性たちが祈りを込めて編んだものです。

またその文様は家によって異なり代々受け継がれ、家紋の様な意味もあります。
なので、もし漁で不慮の事故に会い、岸に打ち上げられた場合、どこの家の者か判別する意味もあったようです。

こちらのアランニットは、センターが「ハニカム(蜂の巣)」文様。
ミツバチのように働き、報酬を得られる事を意味しています。

その隣は「ケーブル」。
アランニットの最も基本的な柄とされ、漁師の使うロープをし、漁の安全と大漁の願いが込められています。

さらにその隣は「ダイヤモンド」。成功や富、財産を意味しています。

そんな感じで、ボリュームのあるニットなので、ウールのアウターよりは風を通さないナイロンシェルなどと合わせるとカッコいいと思います。

ウイリアムレノンがまたハマるわ。。。

それじゃ、ケリーをよろしくお願いします。

赤はないけど。

よろしくー

じゃ、また。お店で会いましょう。

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