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ダイアリーズの
今日は何の日?
今日は「くつの日」だそうです。
秋の靴祭り本格化。
SchniederやらTENDERやらRUSSELLやら、もうすぐWilliam Lennonも入ってきてしまう。
Fracapやら人知れず入荷してきて巣立っていったFernandやらコンフォートシューズも。
これでKLEMANが入荷してきたら、ウチの店パンクしますよ・・・どうしよう。
というわけで、本日は靴の紹介といきたいところなんですが、写真がまだアレなんで、
靴が、スタイルが、メチャクチャ良く見えるカッコいいパンツが入ってきたんでご紹介いたします。
ドウゾ!
【ブランド】DOMESTIC WORKWEAR(ドメスティックワークウェア)
【アイテム】Slacks Pants
【価格】¥17,850-(税込)
【コメント】
今季、日本に初上陸を果たしたアメリカのワークパンツブランドです。
久々のブランド紹介~!
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DOMESTIC WORKWEARは、4年間の試行錯誤を経て、2012年に設立されたブランド。
創業者であるDANIEL EVANSは、2008年から2010年の間、シカゴの運送会社で働いていました。
ダニエルはいつも、外国製の安いワークパンツを履いて仕事をしていました。
しかしそのパンツは、サイズこそ豊富に揃いフィット感は良かったものの、
生地は快適とは言えず、また耐久性も乏しく、すぐに股の間から破けていました。
以来、そのパンツがどこでどのように作られたのか疑問を持つようになりました。
ちなみにそのパンツは、店頭で22ドルで売られています。
果たしてその価格で、労働者にちゃんと給与が支払われているのでしょうか?
素材や縫製といった技術は進歩していますが、服を作ることに至っては、いまだに労働集約的です。
それは1970年代ごろからずっと続いてきた、利益を優先したアパレル業界の悪習です。
しかし現代の私達には、新しいロジックが備わっています。それはローカルで完結する物作り。
私達は、それを実現するためにMADE IN USAにこだわり、そして労働者に公平に給与を払います。
しかしそれは販売価格が上がることを意味します。
私達は、お客様に「いい買い物」をしていただくことを願っています。
それは「物を買う」のではなく、「価値を買う」ということ。
結果的に、物質文化においてもっと尊重と思いやりがある世界になることを願ってやみません。
衣服のデザインは、できるだけシンプルであることを心がけています。
ですので不必要にブランドロゴなどは表に出しません。
さらにブランディングにおける広告なども無駄なものと考えています。
良い物を作ればクチコミで広まる。私達は顧客を信じています。
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とまあ久々のブランド紹介でしたが、ただのパンツに見えますが、
なかなかエグいくらいの想いが詰まったパンツということが分かってもらえましたでしょうか?
こういうアイテムに出会うと、思わずテンションが上がります。
闘志がメラメラと燃えてきます。
Diariesは、特に何を生み出すわけでもありません。(時には生まれるかもしれませんが)
私の役割は、作り手の想いをその人に代わって伝えることだと思います。
これはただのウンチクではありません。理念です。ストーリーです。
経営者的に言えば、このブランドは1つのビジネスモデルです。
安い海外生産の物に囲まれて暮らすのではなく、
自分達で作って地元の産業を守り、自分達で暮らしを豊かにする。
問題点を浮き彫りにし、それを解決する手法がこのブランドとも言えます。
待てよ?
そうすると、Diariesでこのパンツを販売するということは、
私にとって肝心の茨城が潤わなくなってしまうのではないか。
しかしそんなことはありません。Diariesは茨城にしかありません。
私もちゃんと地元のお店を使うように心がけていますし、税金も納めています。
また確かにこのパンツはアメリカ製ですが、このパンツを見習って、
いつしかMADE IN IBARAKIで物を作ることも可能です。
昔は茨城にもたくさんの縫製工場があったんですから。
まずはこのDomestic Workwearから勉強させていただきたいと思います。
あーだこーだ言いましたが、ようやく商品紹介です。
ご覧ください。
えっ!?これがワークパンツ?と思うくらいの美シルエット。
意外と足は細い。モンゴルです。
いきなり意表を突きましたが、ワークパンツらしいディテールといえばココ。
ベルトループの数が多い上に、やたら太くてゴツイ!
この辺は、さすが運送業をやってただけあって、実際のハードワークにも耐えられる作り。
さらにお尻周りのフィット感も抜群で履きやすく、
引っ越し作業同様、立ったり座ったりを繰り返してもゆるみません!
また素材もゴツイです。
12オンスもの厚みを持つツイル素材。
デニムも大体12.5オンスとかなんで、同じくらい厚みがありますが、
ツイル素材の方がデニムより密度が高く、デニムより強いかも知れません。
さらにこれはBrushed Twillと言い、表面を毛羽立たせて独特の表情を持たせています。
淡い色が特徴です。使い込むとまた楽しみです。
先程の写真をまた使いますが、
ウエストのトップボタンも大きめで、手袋をしたままでも?脱ぎ履きしやすくなってるのでしょうか?
さらにタグの表記もご覧ください。
「MADE IN USA」ではなく、「MADE IN CHICAGO IL」(イリノイ州シカゴ製)と書いてあります。
ここにまでローカリズムを主張しています。
シカゴの洋服ブランドってだけでも珍しいですけどね。
また工場は、軍や警察関連のユニフォームやフォーマルウェアを生産する、
クオリティの高い生産力を誇る職人達に生産を任せています。
以上、DOMESTIC WORDWEARのご紹介でした。
まずは買って着てみてください。
そしてローカリズムに触れてください。
そうしたら、自分の地元について考えてみてください。
ちなみに在庫は各サイズ1点づつです。
その代わり、29インチから36インチまでサイズを豊富にご用意させていただきました。
このシルエットですからね、できるだけ自分に合ったやつをお選びください。
もちろん、お早めにご来店されることをオススメします。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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