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ダイアリーズの
今日は何の日？
今日は「都市景観の日」だそうです。
ウチの店もロードサイドにあるので、たまにその道を見渡して思うのですが、ま～どこにでもある看板の多いこと多いこと。
いつでもどこでも食べられるお店ばかり。
その街で暮らす人にとってとっても大事な道路なのに、その土地に根差したお店は殆どない。
震災以降、地元でお金を使おうという風潮が出て来ましたが、
その使ったお金がちゃんと地元で回るのかを考えてみると、それがなかなか難しいことに気が付きます。
改めてSpectatorの「小商い」特集を読みなおしますが、
趣味嗜好はいいとして、生活すべてをその土地の物でというのは難しい。
しかし、それを難しいというのはまたちょっと違っていて、
昔は元々はそうだったのに便利になり過ぎてしまって、
自分達が不便だけど温かかった時代に戻れないだけなんだろうと思います。
やはりロードサイドなんてのは「大商い」の場所でしかない。
ウチの店も次はもうちょっと入った所でひっそりと佇んでいたいですね。
じゃ、今日もひっそりと商品紹介です。
ドウゾ！
【ブランド】Semoh（セモー）
【アイテム】Shirt Blouson
【価格】￥23,100-（税込）
【コメント】
今日は寒い！寒かね～！
そんな時にはSemohのシャツブルゾン！
昨年はあっという間に売れてしまったので、Semohファンの方でもご存知の方は少ないのでは？どうだ？
詳しくは昨年のブログに書いてあるので、先ずはそちらをご覧ください。
形はシャツ！だけどブルゾン！
なぜこのようなアイテムが生まれたかは、そもそもSemohの物作りはシャツからスタートしてるから。
個人的にもブルゾンは好きなアイテム。
だけど、Gジャンみたいなアイテムだとアメカジし過ぎるし、バラクータのG９だとオッサンすぎる。
近年、着丈の長いアウターが主流なので、個人的には着丈の短いアウターを探しているんだけど、
これだっていうのがなかなか見つからないんだなあ～。
そんな中、思わずニヤっとしてしまったのが、このシャツブルゾン。
このディテールにやられた。
形はシャツだけど、シャツの上に着た時でも襟元がスッキリ見えるように、
前立て分、襟の付け根を広げたところ。
ほぉ～なるほど～って思いますよ。
さらにこの部分も。
昨年のブログにも書きましたけど、気になる方は店頭で聞いて下さい。
本当に服好きでもなかなか気付かない作りだと思います。
昨年はモールスキン素材でしたが、
今季は上品な細畝コーデュロイ。
パンツに使われるような粗いコーズとは違いますよ！ベロアみたいなコーズです！！！
当店だとグラソンのボーダーTや、Daily Wardrobe Industry by Le minorのボートネックTの上に合いますが、
Semoh on Semohもやってみてほしいです。
この上に
こう
Gジャンほどバタ臭くなく、スウィングトップほどクラシックでもない。
もはやこのアイテムを見ると、Gジャンもスウィングトップも過去の遺物でしかなくなってしまう。
それくらいよくできたアイテムだと思います。
このシャツブルゾンも、新しいのに馴染んでいる服。
こんな見た目普通なくせに、本当に細部までこだわって作られています。
私はサイズがないので着ることはできませんが、この立ち位置はチェスターコートより好きかもしれません。
鈍い存在感。
鈍いということは、ちょっとやそっとじゃ揺るがないということ。
このシャツブルゾンを使いこなすと、コーディネートに深みが出ます。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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