INDIVIDUALIZED SHIRT(インディヴィジュアライズドシャツ)のRegatta Oxford Standard Fit L/S B/D

ROUTE6 ANTIQUE SWAPMEET@ひたちのうしく2000TOYS前
8/10(日)8:00~17:00(雨天中止)
※こちらのイベントに当店も参加させていただきます!ぜひともご来場ください!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「水の日」だそうです。
夏は水と触れ合う機会が多いけど、注意しないとね!怖いよ水!
昨日は展示会で渋谷に行ってたんですが、ランチを食べたのは「○の○」というところ。
ご飯を食べ終えトイレに行きまして、ウォシュレットを使用したわけです。
前に使った人の水勢が弱かったので、とりあえず強さをMAXに。
用を済ませ「はふぅ~」と一息つきつつ、心地よい流水に身を(いや尻を、むしろ菊を)まかせておりました。
そろそろかなと「止」ボタンを押すのですが、止まらない!!!
おかしい!俺は「おしり」でもなく「ビデ」でもなく確かに「止」を押している!
指の腹でボタンを押し込めないならと、爪で思い切り押してやった。
にも関わらず水の勢いはMAXのまま。。。
マジか!?
ビデを押しても水の方向は変わらないし、水勢を「弱」にしても水の勢いは止まらない!!!
やべぇ・・・
俺はただご飯を食べてトイレに来ただけだぞ。
休みの日もこうして展示会を回って、一生懸命休まず頑張ってんだ。
それなのに。それなのに。
そうしている間も、激しい流れが俺を攻めたてる。
そうだ!思い出した!
以前友人が同じような目に合ってるのをFacebookにあげてたっけ。
その時のアドバイスに「電源を抜け」というのがあったはずだ。
それは便器の裏にあった。アレか・・・
身体を捻る。あのコードを抜くのが先か、俺の背中がつるのが先か。
アンビリカルケーブル断線!目標は沈黙!
ドアを開けた瞬間、外の世界がこんなに清々しいものだったとは、東京も悪くない。
「さて、次の打ち合わせに行こうか。」
お尻に心地よいシビれを残したまま、ヒョコヒョコと次のメーカーに向かうのであった。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】INDIVIDUALIZED SHIRT(インディヴィジュアライズドシャツ)
【アイテム】Regatta Oxford Standard Fit L/S B/D
【価格】¥22,680-(税込)
【コメント】
今日から8月ということで、これからご紹介するのは2014年秋冬としてのオーダーものになってきます。
まだまだ暑い日が続きますが、洋服屋的には秋物となるんですね~。
早い!と思われるかもしれませんが、別にセーターやコートが入荷しているというわけではありません。
むしろこういった季節の変わり目に入荷してくるアイテムというのは、通年着られるアイテムが多いです。
そんなわけで、Diariesではシーズン立ち上がりの風物詩的アイテムとなっているインディヴィジュアライズドシャツ!
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時は1961年。 それはアメリカのクラフツマンシップが多く残っていた時代。
マンハッタンの対岸、ニュージャージー州 にある今もヨーロッパの風景を残す小さな町アンボイで、
インディビジュアライズド シャツ社はカスタムメイド(オーダーメイド)の専門ファクトリーとして創業しました。
歴史は50年ほどで老舗シャツメーカーというには若いメーカーですが、
1枚のシャツへのこだわりは創業以来一貫しており、
特にカスタムメイドシャツの分野では現在もアメリカ国内シェア1位を誇っています。
2003年まで、BD(ボタンダウン)シャツ(ポロカラーシャツ)の原点を作り上げた
BROOKS BROTHERSのカスタムシャツ部門を全て任され、
(2003年BROOKS BROTHERS USAが外資に買収され契約関係を終了したため。)
現在もNYの最高級百貨店 BERGDORF GOODMAN、アランフラッサー氏の直営店もあるSAKS FIFTH AVENUE等、
全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手がけています。
また顧客リストの中にはブッシュ氏も含む歴代大統領やハリウッドスター、
スポーツ選手などのセレブリティーが名を連ねています。
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というブランドなのですが、個人的には最も手軽に変える高級シャツだと思ってます。
服を知るにははまずインディヴィジュアライズドシャツからと言ってもいいくらい。
このシャツを着れば、「良いシャツとは?」というのが、
どういう素材を使い、どういう縫製をし、どういうサイズで着ればいいのかということが分かるようになります。
つまり「基準(=Standard)」が分かるということなんです。
これほどスタンダードを体現するアイテムというのもなかなか他になく、
新しさや古さといった時間軸も感じない永遠の定番たるアイテムなので、1年中いつでも着るようになってしまいます。
とまあ、インディヴィジュアライズドシャツに関しては語りつくせないのでこの辺にしておきます。
また、インディヴィジュアライズドシャ
ツとは何ぞや?という方は、下記のリンクをご覧ください。



以上を踏まえまして、今季入荷してきたのはRegatta Oxfordという素材を使った定番のボタンダウンシャツ。
Regatta Oxfordとは、インディビジュアライズドシャツ社とNYの生地メーカーによる共同開発のオックスフォード生地。

2プライのピマコットンで織られたこの生地は、ヘビーウェイトな独特の質感があり、
今は無きダンリバー社のオックスフォード生地に、最も近い生地となっています。

ちなみに「ダンリバー社」とは、数少ないアメリカ製の生地として、ブルックスブラザースへ100年以上に渡り
ポロカラーシャツ(BDシャツ)の生地を独占販売してきたメーカー。
そしてダンリバー社は、2000年から2005年にかけて、長年ブルックスブラザースのカスタムオーダーシャツの
製造を手掛けていたインディビジュアライズドシャツ社にのみ、
ブルックスブラザース以外としては初めてそのオックスフォード生地の使用を許可しました。

しかしながら2006年、事実上ダンリバー社が倒産という形となり、現在は限りある生地となってしまいました。
ですので、インディビジュアライズドシャツ社が自らダンリバーの生地を復活させたようなもの。
正統派アメリカントラッドの流れを汲むシャツです。


ちなみにDiariesでは、季節に合わせて春夏はCambridge Oxfordを、秋冬はRegatta Oxfordを揃えるようにしています。
こちらはケンブリッジとレガッタを比較したもの。
生地の厚みだけでなく、色も微妙に違います。
左がレガッタで、ちょっとくすんだ印象でアメリカ物によく合いそう。
右がケンブリッジで、こちらはエジプト綿を使いライトで着回しやすく、ヨーロッパ物との相性も良いです。
まだまだ暑いですが、オックスフォード生地は肌離れがよく、
暑がりの私でもMOCEANのナイロンショーツに合わせて、インナーはタンクトップで結構涼しげに着てます。
何度洗濯しても形が崩れないのはさすがの一言。
1人1着インディヴィジュアライズドシャツをオススメしたい!!!

よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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