INDIAN JEWELRY FAIR
【日時】
11/21(金) 14:00～20:00 ※平日開催
11/22(土) 12：00～20：00 ※時間延長ご相談ください。
インディアンジュエリーの展示即売会を開催します。
今回もお客様のご要望にお答えしまして、平日も開催する運びとなりました！
バングル・リング・ネックレスなど約500点もの中から、
自分のお気に入りのジュエリーを見つけることができるチャンスです！
ご覧になるだけでも楽しいと思いますので、ぜひこの機会にDiariesに足をお運びください！
ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「きものの日」だそうです。
あ～そういやキモノスリーブってあったな～とふと思い出しました。
最近じゃドルマンスリーブって言ってばかりですけど、今度似たような袖付けの服を紹介する時には、キモノスリーブって言おう。
先日アピオスっていう芋みたいな栗みたいなやつを食べました。
インディアンのスタミナ食材として珍重されたとか。
インディアンジュエリーフェア盛り上がるといいな～。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ！
【ブランド】Semoh（セモー）
【アイテム】Cotton Chesterfield Coat
【価格】￥52,920-(税込)
【コメント】
ご紹介が少々遅くなってしまいました。
今年も届いております、Semohのコットンチェスターコート。
今年で3年目。
さすがに初年度ほどの問い合わせはございませんが、Diariesとしては別にそんなの気にせずご用意いたします。
何度も言ってることですが、トラディショナルでベーシックな、いわゆる定番と言われるアイテムが好きです。
しかしそれを選ぶ理由は、「何にでも合わせやすい」とか「いつまでも着られる」とか、
ましてや「持っているとステイタスになる」などといった陳腐な理由では決してないんです。
ではなぜそれを選ぶか。
それは「完成度の高さ」ゆえ。
伝統的に続いてきたものは、実は数々のマイナーチェンジを繰り返していたりします。
例えばリーバイス501もそう。これ以上変えようがないところまでたどり着いてる。
だからそれを選ぶことは、その進化の過程とそれに費やした時間への敬意でもあるし、
「物事の完成」に触れることができるという喜びでもあるんです。
だってなかなか無いでしょう？「完成」って。
やり切ってもあともう少し何かできたんじゃないかとか、仕事でも思いますよね。
もちろん洋服もそう。あともうちょっとここが・・・って。（それはもちろん個人的な趣味嗜好もあるけれど。）
しかし、時にはこれは素晴らしいというアイテムに突然出会うこともあるわけ。完成度が高い洋服に。
それは今まで完成度が高い商品を見てきたから、経験と勘で分かるもんかな？
そしてこのSemohのチェスターコートがそう。
たった今、自分たちがいる同時代に生まれたばかりのもの。
こういったアイテムが、もしこれからのスタンダードになっていくとしたら、
その軌跡を見てみたいと思いませんか？
実はそういうアイテムこそ、楽しみでしょうがないんです。
もちろん「これから」というのはデザイナーだけではく、
それを売るお店とお客様によって、支えられていくんだと思います。
すいません。話が前置きが長くなってしまいました。
でもそれだけ思い入れがあるというか、「見つけたーっ！」っていう興奮ですかね、つい盛り上がっちゃって。
服好きは幸せですよホントに。
というわけで、詳しく見ていってみましょう。
シルエット事態はたっぷり身幅もあり、直線的で固めのシルエットはいかにもチェスターコート。しかし、チェスターの固さをコットン素材で上手くカジュアルに落とし込んでいるのが良い。
Semohのブランドコンセプトでもある「緊張とリラックス」は、こんなところにも表れているんです。
実際に着てみて思うことは、ロング丈のアイテムはシワになりやすいところ。
ですが、コットンはウールに比べてシワになりにくいので、気兼ねな
く着ることができるんです。
く着ることができるんです。
また、汚れも同じ理由から。
ロングは知らないうちに汚れていることが多いですからね。
コットンだからというのもあるし、Semohの服はほとんどが洗えます。
ちなみに私も、このチェスターコートは洗濯機でガンガン洗ってるんです。（品質表示は手洗いなので、自己責任で！）
でも表地がコットンだと、防寒性が心配ですね。
それも大丈夫。表地のコットンがモールスキンばりに高密度に織られているので、風を通しません。
さらにご覧のように総裏地。
裏地もあるから風を通さないのもそうですが、滑りがいいので重ね着もけっこうできるんです。
保温性のあるニット着ちゃえば、2月以外はほとんどOK！
機能的な部分では、こちらも。
背中の高い位置からズドーンと入った長いスリットがカッコいんです。見た目も良いんですが、もちろん着心地も良し。
スリットの真ん中くらいには、ストラップが付いてて、
開けることでスリットが開き、重ね着しても動きやすくなるんですね～。さらにスリットの上部には、
カンヌキ留が施されているんですが、実は最初のモデルにはなかったディテールなんです。これは、私が最初のを買って着てたら、やっぱりちょっと太ってたせいで、裂けてしまったんですね。
それを言ったら、次のシーズンからカンヌキ留めをしてくれるようになったんですよ。
この姿勢がいいでしょ？
作るだけじゃなくて、ちゃんとお客様のことを向いているところが！！！
俺みたいなブタの戯言をそのままにしないところが！！！！！
また先ほどの「完成度」という部分では、デザイナーさんとお店とお客様で完成度を高めていくという、
この濃密な関係が素晴らしいじゃあないですか！！！
だから正直言えば、もっともっとたくさんのお客様に買ってほしいんですが、
それは売れろという意味ではなく、実際に着てもらってフィードバックをもらいたいんです！
（俺の着られるサイズが少ないってのもあるので・・・）
やっぱり見てカッコいい洋服より、着てカッコいい服がいいね。
チェスターにしては、アームがやや細くてスッキリした印象なのがポイント。またこのようにカッチリしたスタイリングだけでなく、テンダーのような太目のパンツに合わせるのも好きです。
ボタンを開けても広がりすぎないのが良い。襟の大きさも小ぶりでカッコいいんですよ。
襟の部分でいうと、このようなミニマルな着方もオススメ。
ボタンを留めて襟も立てちゃう。小ぶりなのでいかにも感が出ないのと、最小限にとどめた絶妙な広さのVゾーン。首も苦しくありません。
このミニマルさには秘密がありまして、
襟を寝かせた状態がこれなんですが、
襟裏も共布（ともふ）と言いまして、表地と同じ生地を襟裏に使っているんです。さらに明るめの色を使ったのや、ボリュームのあるマフラーを巻いてもいいですね。
最後に、このコートをお買い上げいただいた方に多いのですが、
ロング丈が好きな方ではなく、ロング丈を敬遠していた方が多いという事実があります。
それくらい価値観が変わってしまうアウターなんです。
入荷して1か月以上経ってますが、まだ各サイズ1着づつございます。
是非とも試着だけでもしてみてください。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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