※11/25(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※アンティークウォッチフェア開催決定!(下に追加情報増えてるので、目を通してください。)
ついにDIARIESでもアンティークウォッチのイベントを開催できることと相成りました!!!
12/4(土)・12/5(日)・12/6(月)の3日間です!(土日だけでなく平日もございます。)
時を超えて時を刻み続けるアンティークウォッチの世界を、どうぞご堪能ください。
ちなみに価格帯は、12万円~上はキリがないといった認識でいてもらえれば!
そして上記画像の時計は、全て当日店頭に並ぶものです。イメージ画像ではございません。
またイベント時には、この10倍もの商品点数が並ぶ予定です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「カキフライの日」だそうです。
昔はね、牡蠣の磯臭さが美味さの一つだと思ってましたが、どうやら違うようです。
牡蠣ってのは海の旨味を凝縮したものであることは間違いないんです。
なぜなら、牡蠣1つ当たり浴槽1杯分の水を1日で濾過するから。
それだけ旨味をため込むんだけど、海次第ではウイルスや重金属までため込むこともあります。
要は、生活排水や工業廃水で汚されていない海域で育った牡蠣が良いってことですね!
美味い牡蠣、食べたい季節だねぇ~。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)
【アイテム】GM CORB
【価格】¥118,800-
【コメント】
え~本日を持ちまして、2021年秋冬の商品の入荷が完了したことを、ここにご報告いたします。
今ならDIARIESの本気(主に物量!)をご覧いただけます。
コロナ禍にして、なぜこんなにオーダーしてしまったんだろうと、私も首をかしげるくらいの量ですので、
お客様は楽しいんじゃないでしょうかね?(俺は心臓に悪い。)
そんなわけなので、景気づけに今季の目玉の一つをご紹介!
出ましたね。出ましたよ。オーベルジュのアウター。
今季より取り扱いを始めたばかりのブランドではございますが、お陰様でご好評いただいております。
ひとまず、本日ご紹介するGM CORBで締めとなりますが、締めに相応しいアイテムでございます。
それではまた例によって、商品名のGM CORBをGMとCORBに分けて説明してまいりましょう。
まずはGMに関して。
こちらは素材を表します。
GM素材は「ジャーマンレザー」を元にしています。
ジャーマンレザーといえば、ドイツのフラン〇リーダーが広めたと言っても過言ではないでしょう。
鬼の極厚コットン生地のことです。
はて???
コットン生地なのにレザー?どういうこと?????
ジャーマンレザーとは何かと言うと、「レザーの代わりに用いられた極厚のコットン生地」のことなんです。
安価に大量生産するためなのか?レザーのジャケットなどを変えない貧しい労働者のために生み出されたものなのか?
いつ・どこでジャーマンレザーと呼ばれるようになったのか?
正直、出自の程は分かりませんが、確かにそういった生地はドイツに存在します。
フラン〇リーダーがその名称を広めたようなものですが、ジャーマンレザーのような生地を使ったワークブランドも、
以前DIARIESでもセレクトしてましたので。
そんなジャーマンレザーを目にし、感銘を受けたデザイナー・小林氏がAUBERGE流に作りだしたのが、今回のGM生地というわけです。
AUBERGEのGMは、綿95%にヤク5%の配合。
ジャーマンレザーが持つ綿100%の重さ・ゴワつきは確かに魅力的なのですが、
AUBERGEのGM素材に関しては、ジャーマンレザー本来の耐久性よりも、洋服としての着用感を重視しています。
そこで考えたのがウールを混ぜること。
5%でもウールを混ぜることで、100%よりは若干軽くなり重々しい着用感を少しで和らげています。
もちろんジャーマンレザーが持つ風合いはそのままに。
さらにウールの中でも高級素材である「ヤク」を使用。
ヤクもコートに使われるくらいアウター向きの素材なのですが、その理由は保温性と防水性。
これにより、ジャーマンレザーにさらに防水性と保温性が加わり、冬のアウターらしくなりました。
もちろん綿95%ということであれば、経年変化もモールスキン同様に楽しむことができます。
これがAUBERGEのGMです!!!
それでは次にCORBに参りましょう。
CORBとはCorbusier(コルビュジェ)のことを示しています。
何と良いったらいいか。
最も有名な建築家といったら、フランクロイドライトかル・コルビジェのイメージです。
(ミースファンデルローエも忘れちゃいけないけど、デッサウまで行ったことある身としては、ヴァルターグロピウス推しではありますが。)
ま、そんな建築レジェンドであるル・コルビジェが好んで着ていたアウターが、今回のGM CORMのデザイン元となっています。
このレザーコートは、もともとは1930年代頃から、フランスの公務員、電気水道などの職員へ支給していたジャケットになります。
そのコートが、コルビジェがアトリエで好んで着ていたこちから、コルビュジェジャケットという通称で用いられるようになりました。
フレンチワークらしい丸襟や、ボタン下の補強テープとダブルの前合わせが特徴です。
元々は成牛の革を用い、ワークウェア用の革のなめしたものでした。
ちなみに実際の物はこんな感じです。
またまた私物の登場です。
こちらは1920年代ごろのコルビュジェジャケットです。
以前ベルギーで買い付けてきたものですが、例によって売れなかったので引き取ったやつ!wwwww
もうね、流行ってから買い付けてくるのは嫌なので(感度とかブランディングの意味ではなく、単に予算のせいです。)
おそらくもう買い付けてくるのは無理ですよ。
流行ってるヴィンテージを血眼になって探すよりも、僕は新品を気軽に楽しむタイプなので、
このようにセレクトショップをやっているわけですから。
だけども、新品を気軽に楽しむと言いつつも、やはり再現度とオリジナリティにはこだわりたいです。
なのでこのような比較が重要になってくるわけですね!
ヴィンテージが持つ雰囲気に負けないこと。形の再現度は完璧です!
オリジナリティは、GMをまさにレザーに見立てて、AUBERGEのレザーアイテムといえばコルビュジェジャケットでしょ!
そうして生まれたのが、このGM CORBなんですね!!!!!
というわけで着てみました。
Pants/TENDER CO. (Type132D) ¥50,600-
Shoes/Quilp by Tricker’s (Plain oxford)¥107,800-
GM素材に負けまいと、ゴツイパンツにゴツイ靴を合わせ、盛りに盛ったコーディネートになってしまいました。
でもこれもね~、レザー同様に白っちゃけてくるのが楽しみなんですよ。
例えばコルビュジェジャケットも、こんな風に色が抜けてくるんです。
そもそも安っぽいレザーで安っぽい鞣しにラッカー塗装なので、白っちゃけた妙な変化をするんですよね。
だがそれがいい!!!
コットンだからこそ、同じように白っちゃけた経年変化をするんです!!!!!
ヒジの内側のシワが寄る部分とか、楽しみですよね~~~~~!
冬物のコートでコットンというもの、近年の日本の気候ならピッタリかと思います。
メチャクチャ高密度に織られているので、風を通しません。中にセーターを着れば、冬も越せますよ!
なのでガシガシ着てなんぼ!3,4年は慣らしと思ってください。5年目からが本番です!!!
と言っている間に、残るはサイズ42(L相当)が1着となってしまいました。
気になる方は、お早めにお願い致します。
それではまた。お店で会いましょう。