※12/2(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※アンティークウォッチフェア開催決定!
12/4(土)・12/5(日)・12/6(月)の3日間です!(土日だけでなく平日もございます。)
(下に追加情報増えてるので、目を通してください。)
ついにDIARIESでもアンティークウォッチのイベントを開催できることと相成りました!!!
時を超えて時を刻み続けるアンティークウォッチの世界を、どうぞご堪能ください。
ちなみに価格帯は、12万円~上はキリがないといった認識でいてもらえれば!
そして上記画像の時計は、全て当日店頭に並ぶものです。イメージ画像ではございません。
またイベント時には、この10倍もの商品点数が並ぶ予定です。
冷やかし大歓迎!一緒にイベントを盛り上げてください!(ただしディーラーさんに失礼のない程度に。また購入者を優先的に応対致します。)
おそらく多くの方が欲しがる当たり前の時計(エアキングとかインヂュニアとかダーティーダースとか)はなさそうです。
いい意味で期待を裏切るラインナップと心得てください。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「映画の日」だそうです。
師走!公私ともに色々と勝負の月になりそう。激動だね!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】LONGE ACT(ラウンジアクト)
【アイテム】Heavy Cotton Silk Shirt
【価格】¥36,300-
【コメント】
大変長らくお待たせ致しました。
デザイナー本人がミシンと手で縫っているため、そりゃあ届くのは遅くなります。ラウンジアクトのシャツ。
でもこのクオリティならいつまでも待てる。待った分だけ愛着が湧くってもんです。
この春から取り扱いを始めた国内ブランドAUBERGE、Gorsch the seamster、そしてLOUNGE ACT。
どれもお客様にはご好評をいただけて、ホッと胸を撫で下ろしています。
とはいえ、例によってオーダー数が少ないので、もうちょっと数を用意していきたいですね。
じゃないとより多くの方の目に触れませんので。
それでは久々のご紹介となるので、まずはブランド説明からどうぞ。
LOUNGE ACT/ラウンジ アクトは天然素材を主にメンズ服を造っています。
服の持つゆとりを大切に、仕立ての良い服づくりを追求しています。
「人が服を着る」ということを追求し続けるテーラーの技術を取り入れ、
アイロンによる‘くせとり’や手縫いを施すことで可動部分にゆとりが生まれ、長く着られる、
着心地の良い服づくりを行なっています。
ものを大切につくる時間のゆとり、人が服を着てくつろげる気持ちのゆとり。
いろいろなゆとりを大切に洋服をお届けいたします。
というブランドです。
でもこれだけだとピンと来ませんかね?
ではもう少し掘り下げてみましょう。
現在デザイナーさんの年齢は42歳。ベテランですね。
文化服装学院を卒業した後、縫製会社に勤めます。
学生時代から独立を考えていたそうで、自身の技術を高めるために「金洋服店」の服部晋氏に師事。
そして2014年にLOUNGE ACTを立ち上げました。
このブログでまさか、「金洋服店」の名前を書くことになるとは思いもしませんでした。。。
一言で伝えるなら、「天皇陛下のスーツを作っているテーラー」です。
まさかその技術に、自分の店で触れることができるようになろうとは!?と非常に興奮しております。
それを聞くと、先ほどのブランド説明に重みが増します。
「テーラーの技術」とは? 「くせとり」とは?
これはもう言葉では説明しずらしです。(俺もよく分かってない!wwwww)
なので、とりあえず着てみないことには始まりませんね。
ちなみに、LOUNGE ACTというブランド名は???
この金洋服店からニル○ーナへのふり幅の広さに、期待を膨らませずにはいられません!!!!!
それでは、画像で見るのは無駄だと思いつつも、詳しく見ていきましょう!w
個人的に、LOUNGE ACTの入門編としてお勧めしたいのが、こちらのプレーンシャツ。
テーラリングの醍醐味を垣間見ることができます。
それは肩の部分。
よく見ると、異様に立体的。ジャケットみたいでしょ?と言われると、なるほど確かにと思うでしょう。
このディテールのきっかけは、「着心地の追求」にあります。
ではなぜこうしたのか?なぜこうすると着心地がいいのか?
前提として覚えておかなくてはならないのが、「日本人は前肩」であること。つまり猫背気味ってことですね。
その「前肩」の状態に立体的にフィットするシャツを作りたいと思ったのが始まり。
そこでまず考えたのが、ジャケットの型紙を使えないか?ということ。
しかし、さすがにシャツにそのまま流用することはできず試行錯誤していたところ、
1970年代の「シャツ製図」を発見。それを元にジャケットの製図を応用し、LOUNGE ACT独自のシャツ製図が誕生しました。
これね、平置きすると分かるんだけど、袖がすごく膨らむんです。イセがすごそうでしょ!?!?!?
どうやっても平面にならないの。(=オンラインショップの写真が撮りにくいったらありゃしない!w)
でも当たり前なんですよね、人間の体って曲線なんだから。
だけど布は初めは平面。
その平面と直線を、いかにして人間の曲線に近づけていくか。
これがテーラリングの入り口だと僕は考えています。
それを最も理論的に説明してくれるのが製図。
つまり、このアイテムは洋服の魅力を最も理論的に伝えてくれる、究極のシャツだと思います。
と、つい難しく?書いてしまいましたが、ディテールも素晴らしいです。
例えば袖付けと、衿付けはハンドステッチ。(ちなみにデザイナーさんが直接縫ってます!)
高級仕様っちゃあ高級使用なんですが、ちゃんと理由がありました。
この2か所のステッチは、肌への摩擦が最もある部分になります。
なので、ここをハンドステッチで仕上げることで、糸が肌にあたるのを最小限にしているんですね。
襟の形もホントすごい!寝かず浮かず、これが「襟」なんですね!覚えとこう!
ちなみに、タイドアップは考えてないとのことです。
あくまでもカジュアルに着て欲しい。良い物を普段からということですね。
なので、ネックは結構広いです。襟もフラシ芯でリラックス感ありますね。
そしてボタンはリアルホーン・・・贅沢ですね。
ちなみにこの部分もハンドステッチでしたが?
ぶっちゃけここは、パーツが小さいからミシンじゃなくて手で縫った方が早いということでした!www
こんな緊張感あるシャツですが、そんな話一つでホッコリして、急に着やすくなります!
また今回はバックヨークにギャザーを用いて、さらにリラックス度がアップ。
今回の素材は綿80%×シルク20%という配合。
これは大阪の生地メーカーが作った生地で、手摘みのオーガニックコットンとシルクを使用し朱子織りに。
表面だけ起毛をかけ保温性を持たせたもの。
ウールの保温性とカシミアの肌触りを、コットンとシルクで表現した生地とのことです。
確かに肌触りはハンパない!!!優し過ぎる着心地!!!!!
そしてハンパない優しさはここでも触れることができました・・・
サイズタグの部分なのですが、なんかおかしいのが分かります?
あ、これミスではないですよ。
なんでこんなことになってしまったのか経緯を説明しますと、
昨シーズンより取り扱いを始めたものの、いざ届いてみたらXLでもボタンが閉まらなかったんですよ、僕。トホホ。
それでね、デザイナーさん本人が縫っているんなら、ダメ元で「XXL」って作れます?って聞いてみたんです。
そうしたらまさかの快諾!
マジで!?となりましたよ。
だって、もう一つ上のサイズ作ってって気軽に言うけど、まずはグレーディングといいって寸法を考えて、
用尺を考えて生地も買わなきゃいけないし、あまつさえXXLという生地を使う分量が多いサイズですからね!
しかもXXLなんてニーズは殆どないから、ウチの店以外に出番があるのかどうか・・・
本当に申し訳ないです。太っててスミマセン。
そんなわけでXXLを作ってくれただけでもありがたいのに、サイズタグまで用意していただいて。
このサイズタグだってね、織ネーム(プリントじゃなく表記が織りでしょ?)なので、何百着分というロットもあるんですよ。
なので新しくXXLなんて作るわけにはいかない。
そこを一生懸命考えてくれて、わざわざXLを2枚丁寧に重ねてXXLにしてくれた。
こんな優しさってある?????
でも私は、甘やかす人にはとことん甘えます。
そんなノリでオーダーしたシャツがコチラ。
【アイテム】Plain Shirt
【価格】¥30,800-
【コメント】
派手なストライプ!wwwww
こちらはDIARIES別注でございます!!!
これはもう個人的な趣味というか必要性というか。
実はずっと探してたんですよ、この柄。
なぜなら、私物のルイジボレリが太って着れなくなったから。
ちょっと色は違いますが、こちらもブラウンのストライプ。太さは殆ど一緒かな。
このインパクトのある柄が、重ね着に非常に使えるんです。気が引き締まって良いんですよね。
たまにはパリっとした服を着よう!と思う時のシャツ。
いざ買い替えようと思っても同じ柄はなく、シャツとしてのクオリティも、気分的には下げるわけにはいかない。
そうしたら、ラウンジアクトでたまたま似たような生地を持っていると伺って、オーダーしたんです。
さすがにそれなりの縫製はしていますが、やはりラウンジアクトの方がクオリティは上。
ここが手縫いの理由も、ラウンジアクトを取り扱って初めて知ったこと。
良い服ってのは、服を知ることにもなるんだなあ。
ちなみにこちらの生地は、カンクリーニ社のストライプ生地。
カンクリーニ社は、1925年にイタリア・コモ地方にてシルク製造業者の一つとして始まり、その後コットン製造へと転換したテキスタイルメーカー。
このストライプ生地は、120双のエジプト超長綿を使用し、美しい発色と、非常に柔らかいしっとりとした肌触りが特長です。
イタリアトップクラスのファブリックメーカーだけあって、さすがの肌触りですよ!
このストライプ、最初は「買う人いるかな~?」と思ったんですけど、お陰様で残り1着(Lのみ)となっております。
気になる方は、お早めにお願いします。
それではまた。お店で会いましょう。