※7/27(水)・7/28(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
|||イベントのお知らせ|||
7/30・7/31・8/1の3日間は、1ST PAT-RN(2023年春夏)の受注会を開催いたします。
1ST PAT-RN ORDER FAIR -2023SS- 日時:7/30(土)~8/1(月) 12:00~18:30 ※ご予約の際、デポジットとして5000円(1点につき)をお支払いただきます。
1ST PAT-RNの受注会まであと数日なのですが、実は私もまだラインナップが分かりません!!!
昨日だか一昨日にイタリアから日本に入っているみたいなので、金曜日には確認できるかも・・・
相変わらずバタバタで申し訳ございませんが、そのライブ感?も含めて一緒に楽しみましょう!www
お待ちしてます!
そしてお知らせがもう1点ございます!DIGSEUMのテーマを発表します!
DIGSEUM(ディグジアム)
3年ぶりの開催なので、DIGSEUMについて知らない方もいらっしゃることと思います。
そもそもDIGSEUMの開催を始めたきっかけというのは、「そういえば、あのお客様って実はヤバい人だよね?」という気づきから。
お客様と話していると、実はすごい人がたくさんいらっしゃるんです。
そこでDIARIESとしては、お店を通してそのすごさを世に伝えられないか?と、お店の持つ役割を見出しました。
また茨城県つくば市でローカルショップを運絵する者として、都内にある有名なブランドやデザイナーとコラボするのではなく、
「実は身近にすごい人がいるんだよ!」ということをもっとたくさんの方に知っていただき、この土地の魅力を感じていただければと思ったんです。
そこにDIGの思いも込めています。
またDIGSEUMの特徴は、非営利イベントとでも申しましょうか、
お店の場所を提供しますが、DIARIESでは出展料などを取っておりません。
とにかく「こんなカルチャーがあって、それに詳しい人が身近にいることを知ってほしい」イベントなんです!
今回、米印(※)で制約が設けられておりますが、イベントの運営と古靴初心者を守るために必要な制約であって、
本当に気軽に来てねというのが本音でございます。
ですので、是非ともお気軽にご来店ください!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Aurora Shoe Co.(オーロラシューズカンパニー)
【アイテム】Middle English
【価格】¥33,000-(税込)
【コメント】
約半年ぶりの紹介になります!
すっかりおなじみになってるっぽい?オーロラシューズでございます。
DIARIESのラインナップとは、やはり親和性が高いですね。
つまり何にでも合う、良い靴なんですよ。
(※ちなみに9月ごろに6000円ほど値上げされますので、お早めにどうぞ。)
それでは詳しく見ていきましょう。
昔からdiariesをご存じの方には、「あれ?フェルナンドレザーは?」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
実はフェルナンドレザーを立ち上げたスティーブフェルナンド氏は、数年前に引退してしまいました。
ですので、そのタイミングで当店でも取り扱いを辞めております。
また、スティーブのアトリエから靴作りの道具を譲り受けた弟子もいたのですが、
基本的に地元でしか販売をしないスモールビジネスとなり、取り扱うことができませんでした。
そのため、頭の中にはいよいよオーロラシューズの取り扱いを始めようかなということに。
スティーブ自身がオーロラシューズカンパニーの職人の一人だったのでね。
するとちょうどいいタイミングでオーロラシューズの生産体制が整い、安定供給ができるようになり、
無事diariesでも取り扱いができるようになったんです。
というわけで、久々の紹介になりますので、まずはブランド紹介から。
コンセプトは、「快適なフィット」。
オーロラシューズカンパニーは、献身的に働く職人の集まりによって、
1990年代にニューヨーク州の田舎町で誕生しました。
靴は足にとって「自然」であることと考え、シンプルでオーガニックであることにこだわっています。
素材はアメリカ製のものを使用し、全ての靴をアトリエの中で手作業で組み立てています。
革はホーウィン社のフルグレインレザー。ソールは衝撃吸収性に優れたヴィブラム社のもの。
そして革はシンプルにカットし、ステッチは最小限に抑え、足に馴染んで完成する靴となっています。
というブランドです。
初めて見たのは約20年前。某大手セレクトショップで働いている時に、後輩が履いてたんです。
当時自分が履いていた靴はオールデンかトリッカーズかパラブーツかという、
もう分かりやすすぎる革靴好きで、昔から変わらないディテールマニアだったのですが、
それらの革靴とは正反対のその革靴を見て、衝撃を受けたのを覚えています。
だって何もしてない靴のように見えるんですから。
今思えば、「何もしてないことをしている」という禅問答のような靴だったんですね。
さらに名前を聞くと「オーロラシューズって言うんですよ」って。
名前もヤバイじゃないですか!?アメリカなのにオーロラって???
その理由は、なんでもオーロラ村で作られているからオーロラって話で。
調べてみると、バッファローの近くなんですね。
ヴィンセントギャロのバッファロー66のバッファロー。
あんな感じの映像を想像しながら、オーロラシューズが履かれているのを想像しました。
なんとも素朴で良い靴じゃないですか。
これは是非とも茨城でも広めたいと思ったんです。
そして入荷してきたのが、こちらの靴。
とにもかくにもコンフォート(=快適)。
この足型見れば分かりますよね。コンフォートな靴のつま先は大体こんな感じ。
左右のサイズも違うように見えますが、そんなの全く関係ありません。
靴が、履く人の足に合わせて変形していきますので、ご心配なく。
まずは最も代表的なモデルであるMiddle Englishをセレクト。
アッパーはたった2枚の革+ストラップでできてて、そのストラップがぐるっと一周。
ストラップが無かったら、エスパドリーユみたいでしょ?
それだけ原始的な構造の靴だと思ってもらえればOK。
最初はキツ目に選んでもらって、革が伸びたら締めて伸びたら締めてを繰り返し、
ある程度いってからやっと自分足に馴染んできます。
そうなるともう第二の皮膚。
自分の体の一部になったように感じるほどです!
これはもう履いた人にしか分からない!!!!!
アッパーはおなじみHorween(ホーウィン)社のフルグレインレザー。
フルグレインレザーとは銀付き革。皮をなめした後に染色しただけの革。
あまり手を加えられていないため、その革が持つ表情がダイレクトに出ます。
なので履きこんでいくと、同じ人が履いても違う表情を見せたりするんですね。
さらには1枚の革が足を包んでいるだけなので、先ほども書いた第二の皮膚と言っても
過言ではない経年変化を見せてくれるわけです。
インソールにはスエード(床革かな?)を使用し、素足で履いても滑りにくくなっています。
またしっかり汗を吸って発散してくれるので、暑い日でも素足で履けます。
もちろん冬はウールソックスとかで。1年中ずっと履ける。1年中コンフォート。
アウトソールにはヴィブラム社のものを使用。
耐摩耗性に富むヴァイブラムソールなので長く履けますし、
さらにソールの修理もできますよ!!!
馴染んだら二度と手放せない。そんな靴です!
というわけで、私も夫婦そろって履いてます。
過去のスタイルサンプルと一挙にどうぞ。
もちろん夏は素足でサンダル感覚で履くのもOK!
履き心地は、、、履けば履くほどよくなりますよ!馴染むほどに自分の足型に成型されていくので!
ちなみにオーロラシューズをお買い上げいただくお客様のパターンを2つ紹介しましょう。
1.スニーカーからの履き替え。
これまでラクチンなスニーカーしか履いてこなかったけど、もうちょっとちゃんとした靴を履きたいんだよな。
でもいきなり革靴を履くのは、履き心地が心配だし、今までの服と合わなくなりそう・・・という方。
そんな方でも安心してオススメできます!
履き心地は楽!そして革靴ほどかしこまらないし、カジュアルな服に合いながら、スニーカーには無い重さがあります。
そしてもう一つのパターン。
2.ビルケンシ〇トックを卒業したい方!wwwww
これも「いつまで履いてたらいいんだろう?」と思いながら、楽だし自分の足に合っちゃってるしで、なかなか次に踏み切れないパターン。
ビルケンもオーロラも、同じようになじむほどに履き心地が良くなる靴ではあるのですが、でも最大の違いは修理。
ビルケンって、アウトソールだけでなくフットベッドの摩耗までいくと、結構修理代もかかりませんか?
オーロラシューズもアウトソールの交換は可能。ですが、アッパーの修理は殆どありません。
むしろアッパーが破けるくらい履いてほしいですけどね!
1人1足オーロラシューズ。是非。
それではまた。お店で会いましょう。