※11/22(水)は、休店日とさせていただきます。※23日(木)は営業します!!!
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※LOUNGE ACTのオーダー会を開催致します!
期間:11/25(土)~12/3(日) 12:00~18:30
お好みのモデルと生地の組み合わせで、1着からオーダー可能です。(寸法調整は不可)
デポジットとして1着に付き5000円をお預かりいたします。
2021年春より取扱いを開始して以来、その圧倒的な技術と素材選びで、DIARIESでも着実にファンを増やしつづけています。
今回のオーダー会では、2024春夏のラインナップを始め、定番のシャツやジャケット、ステンカラーコートなどのサンプルを用意し、
お好きな生地を組み合わせて自分だけの1着をオーダーすることができます。
昨年、ご自身の結婚式で着るために、LOUNGE ACTのセットアップをオーダーされたお客様が数名いらっしゃいました。
急で無理なお願いを聞いていただき、また柔軟に対応してくれるデザイナーの岩本さんの姿勢に感銘を受けました。
そのような経緯もあり、LOUNGE ACTの可能性をもっと感じていただくため、このような機会を設けたいと思うに至ります。
今回のイベントでは、DIARIESで取り扱ったことの無いジャケットやコートなどのアイテムも並びますので、是非ともご覧ください。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「任天堂の日」だそうです。
先日、ちょうどゲーム番組をネトフリで見始めたんですよ。
ハイスコアっていう番食いなんですけどね。
https://www.netflix.com/jp/title/81019087
もちろん日本もゲーム大国として取り上げられるわけなんですが、
任天堂ではなくスペースインベーダーから掘り下げていることから、この番組の本気度が伝わってきます。
そこで初めて知ったのが、ATARI倒産のきっかけとなったゲーム「E.T.」のこと。
アタリ倒産後、数百万本というカセットがニューメキシコ州の砂漠に埋められたのには笑った!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Slopeslow(スロープスロー)
【アイテム】Truck Pants
【価格】¥85,800‐
【コメント】
やっと気温が下がってきて、今一番着用頻度が高いのは、アウターよりもニット。
朝着替える時、クローゼットのニットの前で、今日の気分に合うニットはどれかな~と選ぶのが楽しいのでございます。
我ながら「ホント服が好きなんだねえ」と思う瞬間でもあり、それを仕事にできている幸せを噛み締める時間でもあります。
本日ご紹介する新しいブランドは、これまた服好きの方にお勧めしたい日本のニットブランド。
まだ始まって2年目。しかもニットメインなので展示会も年に1回ペース。
なのでご紹介する機会も少ないかと思うので、この機会にしっかりとお見知りおきください。
それではまずはブランド説明からどうぞ。
目指すのは「Utility Knitwear」。
時を超えてもなお愛用され続ける、タフで上質なオーセンティックニットウェアを作る、2020年に立ち上げられたブランド。
デザイナーはB and Oという夫婦2人のユニットが手掛けています。
愛するのは、ワークウェア・ニットウェア・日々のごはん・音楽・猫。
2人それぞれが、アパレルデザインと素材づくりという双方向から関わっていたため、製造に熟知しています。
自分たちの納得のいく、誠実で丁寧なものづくりを実践していくため、大量生産にはできない、
「小さな規模でしか出来ないこと」の可能性を、ゆっくりと少しづつ伝えていくための活動を行っています。
というブランドなのですが、一言で言うならニットのスペシャリスト。
元々はニットの企画屋さんで、デザイナーさんが作りたいニットを具現化してあげるようなお仕事をしていたそう。
そして2020年にブランドを立ち上げ、ニットでできることをちょっとづつ広げていくようになりました。
こう書くと、comm.arch.とかぶりそうに思われそうですが、紙一重でかぶりません。
DIARIESではきちっとすみ分けができています。
どちらかというと、AUBERGEのニットとかぶる可能性の方が高いかも?
ヴィンテージテイストのあたりで。
というわけで、本日ご紹介するアイテムは、チャンピオンのスウェットから着想を得たウールニットになります。
それでは詳しく見ていきましょう!
SlopeslowでDIARIESが最初にセレクトしたのはスウェットパンツでした!!!笑
いや、この素材はすごかった。すごすぎて感情がバグを起こし、笑いがこみあげてくるやつです。
スウェットパンツというのもセレクトが難しいアイテムの一つだと思っています。
ですがいつかはコレだというものを手にしたいもの。
そして「なるほどこうすればただのスウェットパンツで終わらないんだ」という答えの一つが見つかりました。
それはやはり素材にありましたね~。
スウェットの代名詞と言えばChampion。
そのChampionのスウェットシャツの長い歴史を辿ると、最初に登場したスウェットはウールのニットウェアでした。
当時のウールのカレッジセーターやスポーツセーター、スウェットパンツなどは、丸胴の古い編み機で編まれていました。
そのイメージを元に、ウール100%で作られた裏毛のスウェットパンツ。
表も裏も紡毛のウールを使用した、ずっしり重いスウェット素材です。
この重さは、スウェットながらとにかく目が詰まっているため。そのため保温性も抜群です。
そしてウォッシャブルの紡毛糸を使用しているので、自宅での洗濯も可能。
というもの。
スウェットというのは、厳密に言うと3層からなります。
天竺編みの表地と、裏毛というパイル状の裏側の間に、それをつなぐ「中糸」というものが存在するんです。
これがね、今回全てウールでやっちゃってます。やりすぎちゃってます。
そのおかげでズッシリと重たく、スウェットという言葉から受ける印象とは全くことなります。
またその重さのおかげで、シルエットがキマるんですね!!!
キマるというのは、常に直線的ということです。いわゆるズドンとした迫力のあるシルエット。
リブまでウールっていうんだから、ウケますね~~~!
縫製は主に4本針のフラットシーマを使用。
フラットシーマは、生地を上下に重ねてフラットになるように縫製するミシン。
その為、縫い代がゴロゴロせずに着心地が良くなります。
またフラットシーマは縫製部分が硬くなりますが、インシーム部分で使用しているので、シルエットがキープしやすくなっています。
ちなみにアウトシームは無く、筒使用となっております。
洗濯できるので、生地端がフラットシーマからピョンピョンと飛び出てくるところは、ニットで楽しめる経年変化。
ウエストと裾にはドローコードが通してあり、調節可能。
股下にはリブ素材のクロッチガゼットを設けています。
当たり前ですが、穿きやすいですよ!!!!!
というわけで穿いてみました。
Tops/TOHNAI (Crew neck sweat) ¥29,700-
Shoes/Joseph Malinge
上下スウェットにも関わらず、この上品さたるや!?!?!?
もはやスウェットパンツと呼んでいいのかどうか?
構造がスウェットパンツなだけで、着た感じは太目のウールトラウザーズなんです。
ロールアップして、裏毛を見せていただくのもあり。
しっかりまくれるというのがすごいです!
ペラペラな生地じゃないよというのがお分かりいただけるかと思います。
結局俺はスウェットパンツが欲しかったのか、ウールパンツが欲しかったのか?
やっぱり力がある物って、自分の想像を超えてきて、狙いを狂わせるような気がします!!!
是非ともご覧ください。
それではまた。お店で会いましょう。