diaries blog | KUON×LAVENHAM(クオン×ラベンハム) | SASHIKO RAYDON & KELSALE

※10/2(水)・10/3(木)は、休店日とさせていただきます。




-コムアーチのイベント開催決定!-

当日はデザイナーの高橋氏も在店いたしますので、是非ともお越しください。

当店でセレクトしている以外のコムアーチも、イベント中は店頭に並びます。

またデザイナーがピックしたアーカイブも・・・?




ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「法の日」だそうです。

法律だからしょうがない!消費税ageでございます!

ですが、当店は経産省が運営する「キャッシュレス消費者還元事業」対象店舗でございます!!!

なので、当店での買い物は税込金額から5%分のポイントが還元されますよ!

10000円の商品だと税込11000円になりますが、550ポイント分が還元され

実質10450円となり、むしろ8%だった時より安くなってます!

ですが還元されるのは、お店でクレジットカードまたはPayPayをご使用された方のみ。

通販でポイント還元したいかたは、当店HPのお問合せフォームからご連絡ください。

ちなみにこの施策は来年の6月まで!来年の春夏物もちょっとお得です!!!




じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】KUON×LAVENHAM(クオン×ラベンハム)

【アイテム】SASHIKO RAYDON

【価格】¥69,300-(税込)

【コメント】

基本、セレクトするアイテムはどれも届くのが楽しみだけど、

やっぱり「これを待ってた!」というアイテムはありますよ。

今季は、テンダーの10周年別注とあとコレ。ヤバイコラボ。

なんでコラボ物っていつも物欲をくすぐるかな~?自分にムカつくわ~!

カプセルコレクションって呼ぶのもムカつく!コラボでいいんだよ!(老害)

そんな「ムカつく!でも好き!」な服がKUONから届いてしまいました。

KUON初のコラボ。でも何でラベンハム?と思う方もいらっしゃるかも。

それについて、まずはその背景から説明しましょう。



2019FWより、ある人物がKUONにジョイン(言いたいだけ)しました。

これまでKUONを運営してきた藤原さんと石橋さんに続き、

クリエイティブディレクターに就任したのが市之瀬さん。

この市之瀬さんという方は、過去に「時しらず」を立ち上げた人。

そしてユナイテッドアローズを退職後、ベイクルーズに入社。

そしてそこでは「WISM」を立ち上げます。



この流れを見れば、なんとなくコラボした理由が分かりますかね?

え?まだ分からない?



当時、時しらずといえばハイファッションとストリートをクロスオーバーさせた

「ハイストリート」という新しいジャンルを開拓したお店。

当時を知る方には伝説的なお店だと思います。

(ハイストリートを体現していたのは、市之瀬さんとPoggyさんの印象が強かったですね。

どちらもアローズからというのは、やはりすごい会社なんだろうなあと思います。)



今やなんでもアリになったファッション業界ですが、当時はそのスタイルがとても斬新に思えました。

かく言う私も、今でも「良い物をもったいないくらい着る」と考えているのは、

その影響かもしれません。



おそらく決して少なくない洋服好き達に影響を与えてきた市之瀬さん。

その市之瀬さんがWISMを辞めるという噂を聞き、

ベイクルーズの昔の同僚とも「次、何仕掛けるんだろうね~?」なんて話をしてたら、、、


まさかのKUONにJOIN!!!!!!


からのクオンとラベンハムのコラボ!市之瀬節炸裂でございます!!!

そして今度はKUONの出番!!!

まずはKUONオフィシャルの商品説明をご覧ください。


イギリスを代表するファクトリーブランドのラベンハム(LAVENHAM)

に別注したキルティングジャケットです。

ラベンハムの製品は現在でもサフォーク州サドバリーの自社工場にて

1着ずつ丁寧に縫製され品質が保たれています。

今回の別注では特別に静岡県で創業150年の歴史をもつ老舗染織工場にて

仕立てた刺し子生地を使用しました。

染めや織りなどが分業制となっている現在でも、品質を保つために

糸の染色(藍染)から織りまでを一貫して自社工場で行う姿勢には

ラベンハムに通じるものがあります。

KUONは常に伝統に敬意を払い、それを進化させるクリエイションを心がけてきました。

それぞれの良さが際立ちながらも調和した、他にはないスペシャルなアイテムに仕上がりました。

今回、私たちが選んだタイプ「RAYDON」は、LAVENHAMの中では

シンプルでスマートなパターンが特徴的なタイプです。

細身のボックス・シルエットにサイドベンツというオーセンティックな仕様となっており、

アウターとしても、コートのインナーとしても着ることのできるパターンが

生地との相性も良く選びました。

表生地はKUONオリジナルの藍染刺し子ですが、それ以外はLAVENHAMの特徴である、

ポリエステルキルティングを使用していますので保温性と軽さ、透湿性に優れた高機能ジャケットです。


というものです。

まさに日本とイギリスの伝統が高い次元で融合しています!!!!!

でもやっぱり驚いたのは生地ですかね。

もはやおなじみの静岡県「辻村染織」の刺し子生地。

しかし今回は、このイギリスに送ってキルティング加工して、

それから縫製してジャケットに仕立てられて、日本に戻ってきました。

この単純とも思えるキルティングステッチを、未だにイギリス国内で作っていることに感動しました。

それにしても、こんな重厚感のあるラベンハムなんて見たことないです!

ですがその重厚感とは対照的に、カラーリングで適度にポップに仕上がっているのがKUONらしいところ。

というわけで着てみました。

Jacket/1st PAT-RN (Vessel Blazer) ¥68,200-

Shirt/Gitman Vintage (Classic flannel B/D L/S) ¥23,100-

Tie/ 1st PAT-RN (Mil-trad tie) ¥14,080-

Pants/WORKERS (Officer trousers) ¥16,500-

Shoes/Aurland skoen (Aurland shoe) ¥49,500-

とりあえずラベンハムよろしくオーセンティックなスタイルで。

KUONでは絶対やらない合わせ方です。

でも個人的には、この生地をドレッシーに着たらどうなるんだろう?

という興味が勝ります!!!

パイピングの色が軽いので、カジュアル目なジャケパンスタイルならOK!




次!

Sweat/Champion (Reverse weave) -私物-

Pants/1st PAT-RN (Tactical utility cargo) ¥36,300-

Boots/Grizzly Boots (Black bear) ¥99,000-

KUONから送った生地は、ベースとなる部分は藍染め。

デニムのワークジャケットのようなイメージで着てもいいですね。

あえて古着に合わせるのもいいです。

ラベンハム自体はかなりのブリティッシュテイスト。

そんなアイテムはアメリカンテイストで着るのが面白いんです。



こんな感じで、色々と思い浮かぶのがコラボ物の面白いところ。

最後はユルくいきましょう。

Inner/comm. arch. (Super120’s merino high neck) ¥15,400-

Pants/Kestin Hare (Inverness pants) ¥20,900-

Shoes/SCHUH BERTL (Classic low) ¥97,900-

これで太いパンツなら今っぽいんだろうけど、フツーのカッコです。

軽くて暖かいラベンハムならではのイージーな着方。



個人的には、ラベンハムはビジネスマン時代にずっとスーツの上に着てました。

だからドレッシーな恰好に合わせたくなっちゃうんですけど。

それまでスーツの上に着るアウターは毎年迷ってました。

最初はナナミカノースフェイスのゴアテックスのステンカラーから。

ゴアテックスは良いんだけど寒い。そして劣化が意外と早い。

次はモンクレー。ただ暖かいだけでカッコい悪し、暖かすぎる!w

次はバブアー。これが重い!寒い!疲れる!良いのは雰囲気だけ!wwwww

マッキントッシュはどう考えても面倒なのでスルーして、たどり着いたのがラベンハム。

これが程よい暖かさで、軽いし、扱いが適当でいい!!!w

というわけで、結局落ち着いたのがラベンハムでした。



結構便利で良い服だとは思うのですが、

いざお店に並べてみると意外と知名度が無いことに驚きます。

バブアーを知っていたら、ラベンハムも知っていると勝手に思ってたのですが。

大分バブアーに水をあけられたな~と。

ラベンハムは1969年創業と、イギリスの伝統的なブランドと呼ぶには、いささか歴史が浅い気もしますが、

その分、現代のライフスタイルに合う機能性があると思います。


そんな機能的な服に、KUONの刺し子が何をもたらすのか!?

楽しみで仕方ありません!!!!!




ついでにもう一つ!

【ブランド】KUON×LAVENHAM(クオン×ラベンハム)

【アイテム】KELSALE

【価格】¥23,100-(税込)

【コメント】

同じく刺し子キルティングを使ったバッグもございます!

こちらはラベンハムが2017年に復刻したマルシェバッグだそう。

かなり広いマチが設けられており、スーパーのビニール袋をそのままキルティングにした感じ。

まさにマーケットバッグ。

でも個人的にはラベンハム=馬用ということで、

乗馬用のヘルメットを入れるバッグだったとかの背景はないのかな?とか思ってしまいます。

そうそう、洗濯表示はドライクリーニングとなってますが、

刺し子は生地の段階で2回洗いが欠けられており、縮みは無いはず。

裏地のナイロンも水洗いは大丈夫だし、中綿が脱水で寄らなければ

洗濯でも問題ないはず???

洗った方が経年変化もしてれるので、自己責任でどうぞーーーーー!





それではまた。お店で会いましょう。