Don Quichosse(ドンキショース)のEspadrille Tuilliere

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ゴーヤの日」だそうです。

苦いな~苦い!

「村上さんのところ」終わっちゃうのか~
muratoko
これだけの良質な言葉たちに、こんな気軽にたくさん触れられる機会ってのもなかなかないです。
旧ブログでも書いたように、結構ネットの悪い部分にやられてましたが、
これは明らかにネットの良い使い方だと思います。
気軽さとレスポンスの速さ。しかもあの村上春樹と!

新潮社さんに感謝!!!
来週の水曜日までらしいので、お時間のある方は見てみた方がいいですよ~

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog1】
【ブランド】Don Quichosse(ドンキショース)
【アイテム】Espadrille Tuilliere
【価格】¥9,180-(税込)
【コメント】
今年も届いております!
ドンキショース社のエスパドリーユチュイリエール!
1年ぶりのご紹介なので、まずはブランド紹介からどうぞ!

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フランスはバスク地方にあるエスパドリーユ発祥の地「モレオン」で、
現在でも手作業で作られているのが、このTuiliere Espadrille(チュイリエール・エスパドリーユ)。
ワインとなるブドウ畑で愛用されていたこのエスパドリーユは、
アーティスト「パブロ・ピカソ」御用達であったことでも知られています。
チュイリエールを製造するドンキショース社は、フランス政府が認定する数少ない
「Enterprise du partimoine vivant(現存遺産企業)」の1つとして登録されています。
これまで、シャネルやロロピアーナなどの名だたるラグジュアリーブランドと協業してきました。
ドンキショースの工房で、布地から1足1足手作りされているチュイリエール。
素材の布は、バスク地方の伝統的な柄であるONATISS(オナティス)の最後の1台を使用して織られています。
ソールにも、自社で製造する不染色の天然ラバーを使用しており、環境にも優しいエスパドリーユ。
フランスの粋・技術・歴史が詰め込まれた逸品です。
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バスクの伝統はボーダーカットソーだけではないようです。このエスパドリーユも!

エスパドリーユ自体は、日本でも夏の定番ファッションアイテムとなりました。
でもそのシンプルな構造だけに、ピンからキリまで様々なメーカーのものがございます。

数あるブランドの中からドンキショースを選んだのは、
国内での取扱店の少なさ(多分日本国内で10店舗あるかどうかだと思います。)だけでなく、
当然その履きやすさですね。

天然の生ゴムを使用したソールは、非常に柔軟性があり歩きやすいんです。

また、フランス政府が文化遺産に指定しているというのも面白いなと思いました。
これは流通量が少ない理由でもあるのではないでしょうか?
つまり国が保護しているということで、ぶっちゃけ商業的に頑張る必要がないんじゃないかと思うんです。
ということは、大きな展示会などに出して、海外のバイヤーにたくさん買ってもらわなくてもいいわけじゃないですか。
それで未だに大手バイヤーの目にも触れず、ひっそりとウチみたいなお店で売られているのかな~?

というわけで、前置きは長くなりましたが、詳しく見ていきましょう。

まずはエスパドリーユの説明から。

エスパドリーユという種類の靴はフランスのバスク地方で誕生しました。
一説には2000年物歴史を持つを言われています。

Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog4】

 

麻で編まれた靴底に、布を2枚縫い合わせたアッパーが付く簡素な靴。
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog3】
日本だと下駄や草履のようなものだと思ってもらえればいいと思います。プリミティブな構造の靴だということ。
この靴は3つの工程で完成します。
まずはコットン。
coton
このコットンを織ってアッパーに使用します。
それとジュート麻。
jute
これで靴底を作ります。
こんな風に。
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog5】
ロープ状の麻を足裏の形に編み込んでいます。
そしてゴム。
gom
これを成型。
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog6】
※ちなみに右と左がありません!こんなところもプリミティブゥゥゥゥ!!!!!
全て私たちの身の回りにある自然から採れるものです。
さらにドンキショース社は、ゴムに染料を加えません。これがポイント!
そうすることで天然のゴムそのままの風合いを大事にするとともに、
ゴムそのものの柔軟性を保ちながら、ソールに成型することに成功しました。
なるほど!染料を加えると固くなってしまうのか!
だから、私が数あるエスパドリーユの中でドンキショースを選んだという理由は、
正しかったということになると思います。
それくらい履き比べてみると違うんです。
どれくらい柔らかいかというと、こんな感じ。
nejiri
これが異様に歩きやすくて。そして脱げにくい。
いままでのエスパドリーユって、どうにもかかとが浮いちゃってたんですが、
恐らくこのソールの柔軟性のおかげで、足にフィットして歩いても付いてきてくれるんですね。
またそもそも「固くなるけど染料を入れる」というのは、ファッションアイテムとしての弊害かもしれません。
ファッションの悪い部分。
もともとそこにあるはずの良さを、流行とかマーケティングとかで売り上げのために改悪してしまう。
できることなら、本来あるべき姿のものを身に着けたいんです。
つまり、それが「本物に触れる」ということになるから。
時を経るごとにどんどん少なくなっていく「古き良き」物。
それで言うと、この生地もそうですね。
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog2】
ブランド説明にもありましたが、
「バスク地方の伝統的な柄であるONATISS(オナティス)の最後の1台を使用して織られています。」とのこと。
ボーダーTee=バスクシャツのように、ザラザラとした質感で、湿気のある夏でも快適です。

また、最後の1台ということで、柄はこれしかありません。
古くから織られてきた絶滅危惧種の生地。いいですね~。
昨年から取り扱いを始めましたが、お陰様で大好評でした!
実は先週入荷してきたのですが、この1週間でお買い上げいただいた方は、ほぼ全員が2足目の方。
いや決してすぐに壊れてしまうものではないのですが、気に入ってガシガシ履いちゃうんでしょうね~?
当然私も、かなり履かせていただきました!
Don-Quichosse|Espadrille-Tuilliere|Stripe【diaries-blog8】
左が新品で右が私が履いたやつ。
だいぶ伸びてしまいましたね。。。。。
あとアッパーは結構汚れてるんですが、ボーダーのお蔭で汚れが目立たないってのもイイ!
今年もお世話になりそうです!!!!!
ちなみにサイズは23㎝~28㎝までご用意しております!
女性の方にもオススメですよー!
それではまた。お店で会いましょう。