ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「カーフリーデー」だそうです。
Shingoster LIVINGが新しく立ち上げたcoxでは、ただいまキッチンスタッフを募集しているようです。
こういう「コンセプトがはっきりと感じられる」飲食店は、まだまだつくばには少ないと思う。(私洋服屋もひとのこと言えないけど!)
そりゃ美味い食事を出すお店はあると思う。
でも料理だけでなく、出し方や居心地など、店主が全身全霊をかけて、
お店の隅々まで気を配り、店主もお客様も楽しめるお店はなかなかない。
別にインテリアをオシャレにとか盛りつけにこだわれとかイベントをやれとかそういうのではなく、
その全身全霊さというのは、お店全体を通して自然と伝わってくるものなのだ。
というのが、それなりに色んなお店を食べ歩いて感じること。
正直言うと水戸には多いんだよなぁ~。
いや、俺がつくばをまだ開拓できてないからかもしれないけど。
先日も水戸にできたANTENNAという、俺がサラリーマン時代に通ってた水戸のROOMというお店のシェフが
新しく出した店に行ってきたばかり。
水戸はある意味成熟した街なので、フードも音楽もファッションも、
その他にも様々なカルチャーが絡んでくるのが早い。
対してつくばはというと、こちらは全くの未成熟。いやむしろ未熟と言ってもいい。
それはつまり可能性があるということだ。独自のカルチャーを作れる余地がある。
つくばの熟し方を、街の作り方を、自分の手でできるはず。
こんな店で、こんな街で働ける機会なんて、そうそうないと思いませんか?
ま、俺も偉そうなこと言えませんけど、
つくば発で、自分らしいセレクトショップを頑張って作っていきますよ!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Gicipi(ジチピ)
【アイテム】Mercerized Cotton V-neck Long-sleeve with Pocket
【価格】¥4,644-(税込)
【コメント】
もちろん今季も届いております。イタリアのカットソーブランド・Gicipiと書いてジチピ。ジーシーピーでもなくジピチでもなく、ジ・チ・ピ!
一番長く着てるアンダーウェアーって何?って聞かれたら、迷わず答えるのがこのブランド。
一番長いというのは、毎年買ってというわけではなく、
なんと15年前に買ったタンクトップを未だに着ているからすごいんです!
何気にすごいジチピです。
——————–
ジチピは、1948年イタリアはPadovaにて創業者であるGustavo Cesaratoにより、
アンダーウェアの縫製工場として設立されたのが始まり。
しかし同ブランドは、縫製のみを請け負う一般的なスタイルではなく、
生地から起こし縫製し、出荷まで全行程を自社で行うことによりコストの削減を図りました。
そのため、イタリア国内生産でありながら、比較的定価格で提供できるようになっています。
小規模な工場で生産している為、品質の管理も行き届いており、
安定した供給ができますが、イタリア国外まではなかなか出回らない希少なメーカーです。
——————–
というブランドです。
さらに会社としておおっぴらに謳ってはいないのですが、「天然繊維にこだわる」というコンセプトもあるそうです。
これをわざわざ謳わないあたり、そんなの当たり前だろということなのかもしれません。
今回ご用意したのは、シャツのインナーにと思い、シャツのネックから見えないVネック。
このままだと本当にアンダーウェアぽすぎるのですが、
胸ポケットがあるだけで、1枚で着ても大丈夫になりますね。
また写真を見ても分かる通り、さらに商品名にもある通り、綿100%ながら光沢がある素材が高級感があって良いです。
これはMercerized(マーセライズ)=シルケット加工と言いまして、シルクのような肌触りと艶を持たせる加工になります。
生地と言えば、
ジチピのこのBlue Melangeも良い表情です。
個人的にも持ってるジチピの中で一番多いかも?
そしてジチピといえば、生地だけでなく縫製も。
そもそも下着づくりから始まったメーカーなので、素肌にあたっても気にならない縫製なんです。
こんなにクオリティも高いのに、コストパフォーマンスもいいのに、なぜもっと評価されないのか?
アパレル七不思議のひとつでございます。他の6つは知らんけど。
それではまた。お店で会いましょう。