ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「粉の日」だそうです。
白い粉・・・ああ・・・トレインスポッティング2をもう一回見たい。
でっかい音の映画館で見たい。1と2をぶっ通しで見たい。
Choose your future. Choose a life. Choose a theater.
気が付けば、Chooseを仕事にしてました。ホントしょうもない。
どうりでセレクトショップやってるヤツなんて、どうしようもない人ばかりです!(自戒の念)
ちなみにChooseは「お気に入りを選ぶ」で、Selectは「慎重に選ぶ」といったニュアンスがあるそうです。
どっちかっていうとdiariesはチューズショップです。なんかダサいです。
じゃ、商品紹介です。
また今季も、なんかダサいけど・・・というアイテムを別注してしまいましたよ!!!
ドウゾ!
【ブランド】GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ)
【アイテム】Short Sleeve Camp Shirt
【価格】¥19,440-(税込)
【コメント】
今回もまた微妙絶妙なやつをオーダーさせていただきましたよ!
ギットマンに直接別注できるからこそですかね!
昨年の微妙絶妙な別注は「母ちゃんがジャスコで買ってきそうな」デニムシャツでしたが、お陰様で完売しまして、
それで調子に乗ってしまっているモンゴルさんなわけです。
経営者またはバイヤーであれば、本来は売れるであろう適切な商品を適切な量だけオーダーすればいいのでしょうが、
商売に走ると途端につまらなくなるのが目に見えてしまい、どうにもちゃんとしたバイイングができずにおります。
今思うと、私が都内の会社にいる時に出世できなかったのも分かるような気がしますね。
しかも、成績が悪い時は他責にするクズ人間ですから!
なので、まずは他責ではなく自責にするしかない状態にするために、解決する方法としては独立しかないんです。
僕のようなクズ(ブタ)=社会生活不適合者は、自分でやるしかない!
そしてやるからには、採算が合わず誰もやらないことを、自分の責任でやるしかないんですね!
そんなわけで、大手にいる時は全く評価されませんでしたが、今は直接お客様に評価してもらえるという、
非常にありがたい環境にいることができます。
というわけで、前置きが長くなりましたが、お客様の評価が気になるコチラのシャツ。
そしてお客様が気になるであろう、このシャツのコンセプトとは・・・
「不良の中学生が着てそうなシャツ」です!!!
それはつまり「開襟(かいきん)シャツ」のこと。
中学生の頃はね、カッコイイ不良に憧れたもんです。
特にここ茨城の田舎ではね、校内のヒエラルキーはヤンキーが一番偉いんですよ。
都会では信じられないかもしれませんけど。
モテるのもヤンキーか運動神経が良い人かな。次に面白い人とか。
俺なんて不良にも優等生にもなれず、運動もサッカー部のギリギリレギュラーで勉強は中の上くらい、
自分でも今思い出しても特徴といった特徴が見当たらないくらい、テレビゲームが好きなただの人でした。
でも、いつかカッコよくなりたい。モテたい。羨望のまなざしを浴びたい。
という願望はあって、今もその願望をかなえられないまま、さらにこじらせてこんなお店をやっているです!
イタタタタ・・・・
そういうわけでですね、常に「カッコよさとは?」というものを自問自答しているわけですが、
生まれて初めて「カッコイイ」と思ったのはなんだったかというと、
漫画やアニメの登場人物や戦隊ヒーローを除き、目の前にいる人間を始めてカッコいいと思ったのは、
中学生の不良だったんじゃないかなという考えにたどり着きました。
で、子供の頃カッコイイと思った理由を、大人になった今もう一度考え直してみようという試みから生まれたのが、
この開襟シャツというわけです。
だからといって、まんま中学生の制服ってわけではありませんよ!
素材はZephyr Oxford(ゼファーオックスフォード)という、いわゆるピンオックス素材。
Zephyr=そよ風という意味。
そよ風を感じるような夏らしい生地でオーダーしました。
さすがにポリエステル混のポプリンにするわけにはいきません!それじゃホントの制服!www
とはいえ、ホントの制服でもカッコよく着ればいいだけの話なんですけどね。
海外のユニフォームをファッションに取り入れてるくせに、日本のユニフォームを取り入れないのはおかしいと思うので。
後もサイドプリーツで、ワーク的ユニフォーム的ディテール。
また開襟シャツといえば、
シルエットはボックスで、裾にはスリットですね~。
そよ風と名付けられた生地と、ゆったり目のボックスシルエットは、夏のシャツに最適でございます。
ショーツはもちろん、太目のイージーパンツなんかもいいでしょう。
もちろんボンタン的シルエットでもいいですよ~!懐かしのドカンシルエットも。
また太目のスラックスにカンカン帽を合わせて、昭和的コーディネートも。
それで言うと、最強なのは生成りのリネンスーツに合わせるスタイルでしょうか!?
さすがにそのアイテムはご用意できないので、門蔵商店@土浦(Click!)のE口さんに相談するといいでしょう!
また、ちょっとハイレベルな着こなしとして、先日お客様から教わりました。(M口さん、ありがとうございます!)
開襟シャツの一番上のボタンループまで留めて着るのが、ヨウジヤマモトの定番シャツであるとのこと。
なるほど、台襟のないシャツを敢えてカッチリ着るとは、独特のバランスです。
そんな開襟シャツですが、2017年春夏が始まってみると、まさかちょっと流行っちゃってるとは・・・不覚でございます。
他のセレクトショップでは、リネンやら高級素材やらの開襟シャツが売っているだけに、
ウチの店のダサさが強調されそうで・・・・・たまりません!!!(ドMの豚)
でも安心してください。ダサいのはウチの店であって、お客様ではないですからね!
安心という部分では、強調しておきたいのが飽きずに長く着れますよってこと。
なぜなら、この別注は「今の気分」とか「差別化ありき」で作っていませんので。
自分と向き合い、カッコよさとは何ぞや?という想いで作ったシャツです。
そういうのってね、製品の表情に出るもんなんですよ。diariesのお客様なら分かりますよね?
そして本日はもう1着ご紹介。
夏らしいやつです。
ドウゾ!
【ブランド】GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ)
【アイテム】Short Sleeve Button Down Shirt
【価格】¥21,060-(税込)
【コメント】
個人的に大好きな総柄シャツです!
先ほどの開襟シャツでこの生地だと、アロハぽくなり過ぎちゃうので、こちらはあえてボタンダウンシャツでプチ別注!
私のような色白(豚)には、アロハは似合いませんから!
また形は普通のシャツにすることで、イタリア物の総柄シャツのように着てもらえたらなと思っています。
であれば、1ST PAT-RNのアイテムとも相性良いですよ!
ネイビーベースのヤシの木柄が気に入ってます。
それぞれ、通好みな夏のシャツを2種類ご紹介させていただきました。
それではまた。お店で会いましょう。