GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ) のBlack Overdye Oxford B/D

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「夕刊の日」だそうです。

そして勇敢な私。

プレミアムフライデーというものを知らず、お店がアレだったので閉店時間前にもかかわらず、そっとお店を閉めました。

そんな俺はプレミアム。

ヤケ食いしたくなったので、プレミアムなラーメン屋・喜乃壺へ。

いきなりポークステーキみたいなチャーシューが食べられる。どこまでプレミアムなんだ俺は。

そしてその頃、FBやTwitterではプレミアムな話題が次々と流れてくる。

とまあ、これだけプレミアムを多用すると全然プレミアムじゃなくなるといういい例ですね。

言葉は使いすぎると陳腐になります。このブログもそんなもんです。弱い犬がよく吠えるのと同じようなもん。

やっぱり他人のふんどしで相撲を取る方が楽でいいやね。

というわけで、面白かったのをピックしてみる。

「小沢健二がXJAPANとMステで共演してXポーズしてる奇跡の2017年」

「小沢健二とXJAPANがMステ出て、村上春樹が新刊出す日に、宮崎監督も戻ってきた。」

「私は小沢健二と星野源が被ってるとは全く思ってないんだけど、それでもオザケンが星野源をシメる為に戻ってきた理論は、

宮崎駿が新海誠をシメる為に戻ってきた理論と同じくらい好き」

そしてこの画像をつい見てしまう。

https://youtu.be/xmsxWmKz-B8

TOKYO CULTURE STORY

なんだか知らないけど、涙が出そうになるな~。

自分らが物心ついた時から吸ってきた空気のほとんどが凝縮されています。

そしてYOU TUBEを見始めると、最終的にはミッシェルガンエレファントのMステ出演動画。

TMGE伝説の夜にたどり着きますね。

なんだかんだ言って、Mステってすごいわ。そしてタモさんありがとう!t.A.T.u.もありがとう!

 

さて、ビー○スの宣伝になってしまったので、自分のとこの宣伝もしないとね。(と、ビー○スの面接に落ちた私が申しておりますよ。)

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ)

【アイテム】Black Overdye Oxford B/D

【価格】¥18,360-(税込)

【コメント】

もうそろそろおなじみになってほしいですね。

アメリカンボタンダウンシャツの代名詞・Gitman Brothers(ギットマンブラザーズ)でございます。

 

今季最初のギットマンの紹介なので、ご存じない方のためにまずはdiariesにおけるGITMANの立ち位置から。


diariesのアメリカンボタンダウンシャツだったらINDIVIDUALIZED SHIRTSがあるじゃない?なんで?

と熱心なブログ読者の方なら、きっとそうお思いになることでしょう。

 

確かにアメリカのオックスフォードボタンダウンシャツといえば、ブルックスブラザーズやラルフローレンであり、

さらにそこにシャツを提供していたのは他ならぬインディヴィジュアライズドシャツなのですが、

実はこのギットマンブラザーズもそうなんです。

というかインディヴィジュアライズドシャツもギットマンブラザーズも、今やグループ会社だったりするんですけど。

 

またインディヴィジュアライズドシャツがボタンダウンシャツとしての地位を確立しましたが、日本ではそれは2000年以降の話。

それまではアメリカンボタンダウンシャツといえば、このギットマンブラザーズかアイクベーハーでした。

40歳以上の方なら分かってもらえるはず。

 

私にとっても、初めて「アメリカンのオックスフォードボタンダウンシャツを買うぞ!」と思って手に入れたブランドこそ、

このギットマンブラザーズなんです。

つまり「良いシャツ」の原点。

 

数ある生地や柄の中からこれだと思う物をチョイスし、そこからさらに型や襟の形などを決めていきますので、

まあちょっとした別注って言ってもいいんじゃないかと思います。

なので当店に並ぶギットマンのシャツは、あまり他の店で見ないかもしれませんね。

 

また先ほど「数ある生地や柄」と書きましたが、これもまたポイント。

今までdiariesでは、インディヴィジュアライズドシャツのバリエーションが少ないと感じていました。

それは限られた予算の中で、ファッションとしての追求ではなく、

着る人にベストマッチする服として、できる限りサイズ展開を広げたいからという理由から、

バリエーションを少なくし、その代わりにXSからXL相当までご用意してまいりました。

 

ただそうなると、どうしてもベーシックなデザインに寄っていってしまいます。

さらには毎年同じような物だと、お客様にも飽きられてしまう。(お客様の数もそんなに多くないので・・・)

というようなジレンマを抱えておりました。

 

そんな中でのギットマンとの出会い。

 

当店でのギットマンの立ち位置としては、インディヴィジュアライズドシャツよりもカジュアル寄りのシャツといったところでしょうか。

色・柄のバリエーション然り、さらに別注による様々なアイテムをご用意することができます。

ちなみにギットマンのサイズ展開もXS・S・M・L(インディヴィでいう14-31,14H-32,15H-33,16H-34相当)であることから、

サイズもシビアにならずに気軽に着ていただけると幸いです。


で、次にブランド紹介です。


1932年、創業者であるマックス・ギットマンがニューヨークから炭鉱町であるペンシルバニア州・アシュランドに移り住み、

「Ashland Shirt & Pajama Company」を設立したのが始まり。

そして彼の息子であるアルフレッドとシェルドンの名前を取り、1978年にギットマンブラザーズをスタートさせます。

現在ギットマンブラザーズは、アメリカ製を貫く数少ないシャツメーカーの一つ。

その中でもGitman Vintageラインは2009年にスタートした、創業当時の面影を残すヘリテージコレクションです。

当時の生地を再現し、またチョークボタンやロッカーループといったディテールや、ダブルトラックステッチングという縫製も復刻。

さらに現代的なスタイルにフィットするようサイジングを見直しています。

Gitman Vintageのシャツは、25のパーツが50もの工程を経て縫製され、1着あたり80分以上を要します。


というブランドです。

また上記のギットマンヴィンテージのタグの色ですが、創業当時のグリーンレーベルを採用しているそう。

このギットマンのタグがねぇ~、10代の頃それこそ20年前は憧れだったんですよ~!

大体どの店もビニール袋に入ったままでね、お金が無いから買えないんだけど着てみたい、

だけど試着させてくれって店員さんに言えなくて。

そんな思いもあるので、当然私はビニールに入れたまま店頭に並べることはありませんけど。

昔はそんなお店ばかりでしたからね~。

 

そしてさらに!diariesに届くギットマンヴィンテージは、ギットマン擁するTJ Companyと直接取引を行っているため、

基本的には全て別注品となります。

 

 

そんなわけでオーダーしたのはまずはコチラから!

やはりボタンダウンシャツは外せませんねー!

またガッチリと芯地の入った太い前立てもアメリカらしくてGOOD!

インディヴィジュアライズドシャツもギットマンもグループ会社だけに、こちらの襟のロール感も引けを取りません!

 

さらにギットマンらしいディテールをご紹介。

もう一度ブランド説明を見てほしいのですが、

襟の後ろに付いているボタンがチョークボタン。

その下のバックヨークは2つに割れているスプリットヨーク。

その下のセンターボックスに付いているループが、ロッカーループです。

文字通り、ロッカーで吊るす時に使うやつ。

このユニフォームのような合理的な作りが、これまたアメリカぽい。

 

そしてもう一つのディテールが、ダブルトラックステッチング。

日本語でいうと、2本針縫い。

インディヴィジュアライズドシャツが1本針の巻き伏せ縫いに対し、こちらはカジュアル・ワーク色がやや強くなると思います。

ま、ぶっちゃけ大した違いではないです。強度的にも。

ここはあまりこだわらず、ウチの店のセールストークだと思って下さい。どっちが良いという程でもないです。

 

ですが、このボタンダウンの面白いところは、ここ。

襟の縫製までダブルステッチてとこ!!!!!

これは気づいた時に笑っちゃいましたね!

シャツにとって襟って命ですから!

それを、ダブルステッチでガンガン縫っちゃうところが好き!これぞアメリカ!

 

そしてもう一つのギットマンのこだわり。

前合わせの一番下のボタンは、横になります。

これはなぜか。どうしてもヒップにかかってくる部分なので、横に引っ張られがち。

ボタンホールは、常に横方向にテンションがかかった状態だと開いてしまいます。

なので横にしてます。

イタリアのシャツでも見ますよ。

あと、ボタンホールのステッチもギットマンカラーのグリーンにしてるところもポイントですね!

 

そして最後に生地。

真っ黒のオックスフォードです。

オーバーダイをかけているので、黒い糸で生地を作ったのではなく、生地にしてから黒に染め上げてから縫製されています。

ちょっと一手間かかってるかな?

だからなんだといいますと、非常に黒いです。漆黒です。

なので、使い込んで色が褪せてきたらどうなるか楽しみなんです。

というのは、昨年diariesで展開していたインディヴィジュアライズドシャツのネイビーオックスフォードを買ったのですが、

1年着てみて、これがいい感じに色落ちして来まして、

さらにブラックのボタンダウンシャツもあまり見ないですねとお客様と話していたら、つい作りたくなっちゃいました!!!

 

残念ながらありがたいことに、私のサイズは既に完売してしまったため、小さいサイズをボディに着せて楽しんでおります。

ボタンが白いおかげで、バランスがいいですね。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。