ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「国際吃音啓発の日(International Stuttering Awareness Day)」だそうです。
はい!来ましたねーこの日が!
吃音症の私にとって1年で1番暗くなる日です。どうぞよろしく!
最近気づいたんですけど、吃音には波があるようで、
調子がいい時と悪い時があります。ここ1か月は調子悪いです。
原因が分からないからイヤになりますね~。
まあでも電話が鳴ったら出ないといけないし、吃るからってお店を閉めるわけにはいきません。
サラリーマンの頃は、電話が鳴ったら存在を消し、携帯も吃りそうになったら電波が悪いふりをして切ってましたから。
だから、diariesに商品の問い合わせをする時は、メールが確実です!!!!!www
気づいたら私も不惑の年になってしまいましたが、何に惑わなくなったかって、
吃ることに惑わされなくなったくらいですかね?
吃るのは嫌だけど、別に吃ってもいいか~ってなりました。
なので、ようやくつまらないことでいちいちクヨクヨしなくなって、
やっと人生が楽しくなってきたかなって感じです。
人生40からですよ!!!
じゃ、吃音といえばこの唄。
この曲が収録されているアルバム名も最高なんだよね!
「ぼくはむかしみじめだった」
今は楽しいよー!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ)
【アイテム】Waterproof Oxford Shirt Blouson
【価格】¥22,680-(税込)
【コメント】
最近雨が続くので、本日も雨にも活躍するアイテムのご紹介です!
今季もギットマンに、あのアイテムを別注しちゃいました!!!
昨年、個人的にかなりの思いを込めて別注したギットマンのシャツブルゾンですが、
思いの他不人気で、ちょっとでも理解をしてくれたお客様にはゴリゴリお勧めさせていただきました!
でもまだ1着あるけど!!!
こんな言い方をすると、お買い上げいただいたお客様には失礼かもしれませんが、
でも昨年のナイロンバージョンを持ってる私から言わせれば、かなり使いましたからね。
自信を持ってお勧めできるアイテムに違いないのですが。
なので、本当に心底良いと思ってるアイテムなので、また今年もオーダーしてしまいました!!!
私の悪い癖なんですけどね。
これがいいと思い込んでしまうと、販売不振という厳然たる事実がデータとして目の前にあるのに、
それを無視してまた作ってしまうという。
辞めたいけどやめられない。楽して儲けたいけど無理だわ~。
まあでもテンダーのような例がありますからね。
自分が良いと思ったら、売れるまで提案し続けるだけです。
そんなつもりでオーダーしたのですが、
それなりに私も、昨年の不人気の理由を考えてみました。
いろいろ考えてみたのですが、diariesにはナイロンのような化学繊維のイメージがないんじゃないかな?と。
そこで今季は、こんな生地でオーダーさせていただきました。
綿100%のオックスフォードです。
あ、ビビったな?と思ったでしょ!?!?!?
ビビって、普通のオックスフォードで作りやがったと思ったでしょ?
それじゃブルゾン=ライトアウターとしての意味がないと思ったでしょ???
それくらい俺にもわかりますよ!
実は今回の素材は、「ウォータープルーフオックスフォード」という生地でして、なんか軽く水を弾くんです。
匂いをかぐとシリコンみたいな匂いがするので、うっすらコーティングしてあるっぽい。
なので、アウターとしての役割をこれなら持たせてあげられるなと思いましてね。
そして色はダークネイビーです。
これもビビって置きにきたイメージを持たれそうですが、
昨年ナイロンで別注した時には、あえてネイビーを外しました。
なぜならネイビーのナイロンだと作業着感が否めないから。
でも本当はやりたかったので、今回はその想いを含めネイビー1色でオーダー。
まあそんな私の試行錯誤を経て届いたのがこちらのシャツブルゾンなのですが、
そもそもこれをオーダーした理由を説明しましょう。
パッと見はボックスシルエットのバンドカラーシャツ。
ですが他のシャツと違うのが、ボタンを比翼仕立てにして隠してさらに、
裾にアジャスターを設け、アウターとしても着られるシャツになっています。
着てみるとこんな感じです。
Shirt/Gitman Vintage (Indigo overdyed poplin B/D L/S) ¥20,520-
Pants/MOCEAN (Velocity pants) ¥30,240-
Shoes/Quilp by Tricker’s (Saddle shoes) ¥104,760-
シャツオンシャツなのですが、見た目は完全にブルゾン。
最近の日本では残暑が長く暑い時期が続いてしまうので、そんな時期でも洋服を楽しめるようにと思い、オーダーさせていただきました。
(なのに今年は寒くなるのが早いっていう・・・)
またデザイナーズブランドではなく、ゴリゴリのアメリカのシャツ専門ブランドのギットマンブラザーズが、
こういう邪道とも呼べるアイテムを作るということに面白さを感じるわけです。
なので、シャツらしい部分もしっかり残ってます。
当然、縫製などのクオリティは高いですよ!
昨年、お客様にこんなことを言われました。
「このジャンルの分からなさがdiariesぽいですね。」と。
なるほど。
トラディショナルなブランドに、こういった実験的なアイテムを作ってもらう。
古さと新しさ、伝統と革新、さまざまな要素が交差した真ん中にチョコンと生まれたようなアイテムだと思います。
入荷して1か月ほど経ちましたが、お客様の反応は昨年と同じくらいですね・・・(泣)
あ~あ、本当に良いんだけどなー!!!これいいよー!ものすごくいいよー!ホントだよー!!!
それではまた。お店で会いましょう。