ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「自然公園の日」だそうです。
自然公園といえば、一度は訪れてみたいヨセミテ国立公園。
先日、涙がこぼれるくらい嬉しい写真が、アメリカからメールで送られてきました。
ヨセミテ公園のハーフドーム。
お気づきでしょうか?お客様(Y幡さん)のバックパックにプリントされている柄も同じハーフドームだということを。
このケルティのバックパック、実は5年前にお買い上げいただいた商品なんです。
ヨセミテが好きでいつか行ってみたいとおっしゃってたのを覚えています。
その後偶然にもY幡さんはアメリカへ移住し、カリフォルニアに旅行した際に、この写真を撮って送ってきてくれたんです。
嬉しいな~。
何が嬉しいかって、5年前にお買い上げいただいたアイテムが、まだ気に入って使ってもらえてることと、
ウチの店の事を覚えていてくれること、
そして何より人生を楽しみ、その楽しみの一部に関わらせていただいていること。
お客様に優劣を付けるわけではないのですが、
Y幡さんはdiariesの草創期に、最も多く足を運んでくれた方で、
つくばのロードサイドにポツンとできた、こんなわけのわからないお店の価値を早くから認めてくれたお客様の一人。
あの頃はウチの店もヒマでヒマでしょうがなくて、しかしその分色々お話をさせていただくことができました。
だから非常に印象深いお客様なんです。
(本当に1日に1人来るか来ないかだったので。。。よく続けてると思いますよホント。
誰も来ない店の中で、一人で泣きながらいらっしゃいませを連呼してた時期もありました。あん時はちょっと頭おかしかったね。)
今はありがたいことに、毎日誰かしらお客様にいらっしゃっていただいておりますが、
昔からいらっしゃっていただいているお客様の顔を見ると、改めて初心に帰ることができ、
自分を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
初心といえば、Diaries創業当時のコンセプトはこんな感じでした。
「「一日一日を大切に過ごしてほしい」 Diaries(日記)の名前は、そんな思いから名付けました。
私たちの扱う商品は生地や縫製、飽きのこないデザインなどにこだわり、
長く安心して使える洋服や雑貨を世界中からセレクトしています。
例えば、もしあなたが日記を書いているとしたら?
私たちの扱う洋服が、その日の日記に登場するような、ちょっと特別なお気に入りの洋服であってほしいと思います。
また、その洋服に袖を通す時、前にそれを着て出かけたときの思い出が、
「日記」を読み返しよみがえるように、Diariesの服にも、たくさんの思い出を詰め込んでほしいのです。」
まさにこのY幡さんとの関係は、私がお店を開く時に思い描いていた光景でした。
これこそ、自分が仕入れて自分が売ってという、個人オーナーセレクトショップでこそ味わえる醍醐味かもしれません。
独立してよかった。セレクトショップをやっててよかった。そう思えた瞬間でした。
もちろんY幡さんだけではありません。
私の気づかないところで、まだまだたくさんの物語が紡がれているのかもしれません。
もっとお店を続けていけば、もっとこんな感動が味わえるなら、もっともっと俺は頑張れそうです。
どうかdiariesのお客様も、人生を楽しんで下さい。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】GOOD ON(グッドオン)
【アイテム】Camo Sweat Shorts
【価格】¥9,936-(税込)
【コメント】
お陰様で、先日ご紹介したタンクトップもご好評につき、メーカーさんに在庫を問い合わせたりしています。
こちらのブランドも取り扱いを始めて6年目になりますが、やっぱり夏に強いアイテム!
そしてここ2,3年で、定番のTシャツの人気を追い越しそうなアイテムがこのスウェットショーツなんです。
何が良いっていうと、やはりシルエットですかね。
モーシャンもそうですが、ダボっとしない大人も履けるショーツ。
昨日ご紹介したグラミッチとは正反対!www
で、昨年一昨年と人気が高かったため、そうなると私のような天邪鬼バイヤーは何をするかといいますと、
人気の無地を選ばずカモフラージュ一択のみという暴挙にでます。
いや実際売れる売れるとかどうでもよくて、このハンターカモがね、好きなんですよ。この柄のコンバースとかね。
ハンターカモは、アメリカ軍で1940年代から70年代まで使われた柄なので、
ヴィンテージミリタリーというと、真っ先に思い浮かぶ柄でもあります。
またこのようにスウェットに迷彩ってのもちょっと珍しいかなっていうのと、
プリントの風合いがヴィンテージスウェットのしみ込みプリントぽくて、非常によくできた生地です。
厚みは9オンス程度のフレンチテリー。
裏毛でジメジメする日本の猛暑でも快適に過ごせます。
実は迷彩をプリントした後に、製品染めをかけているので、くすんだ風合いになっているんです。
生地もカッコいいですけど、縫製も安心のグッドオン。
穴が空くまで履いてほしいですね。
もしどうしても無地が欲しいという方は、メーカーさんに在庫を聞いてみることもできるので言って下さい。(←迷彩だけでは・・・とビビってる。)
こういうのは上品なアイテムと合わせてこそハズシとして活きます。
インディヴィジュアライズドシャツにユッタニューマン。
30過ぎるとスウェットショーツにTシャツだけはちょっと厳しいですね。
体がだらしなくなるので、だらしない服ではいけません。暑くてもね~
それではまた。お店で会いましょう。