JOMERS(ジョマーズ)のTrousers

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「クリーナーの日」だそうです。

なんだか最近2日に1回の更新になっちゃってます。すみません。

入荷はしているのですが、今が2016年オーダーの山場を迎えているところでしてね。

入荷してきた物をチェックしながら、次の春夏のことも考えつつ、

そしてお店の入口付近に蜂の巣ができたので、防護服を着て蜂の巣退治。

いくらジーンズの説明でハチノスハチノス書いてるからって、本物ができることはあるまいに。アルマーニ。

ジョルジオとエンポリオと迷ったら、ジョルジオが上だってことだけ覚えとけ!!!

エンポリオがエンペラーに見えるからエライって罠にひっかかんなよ!

そんなわけで、軽くパニックを起こしていますのでご勘弁を。

入荷の最新情報は、インスタ(https://websta.me/n/diaries_official)かタンブラー(http://diaries-shop.tumblr.com/)に

頑張ってあげていきますので、引き続きチェックをお願いしますよ!

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

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【ブランド】JOMERS(ジョマーズ)

【アイテム】Trousers

【価格】¥17,280-(税込)

【コメント】

久々にパンツのブランドが入荷しました!

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こちらはニューヨークのジョマーズというブランド。

まずはブランド紹介からどうぞ。

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JOMERSは、メイヤー・ダグミーにより立ち上げられたニューヨーク発のブランドです。

ブランドを設立したきっかけは、高すぎる服に疑問を持ったから。

発展途上国で作られた服に法外な値段を付けるブランド服に対し、

ロゴデザインや宣伝といった服以外のことにコストをかけず、服そのものの価値を提供しています。

素材はベルギー、イングランド、ポルトガル、イタリアなどの工場から厳選したものを使用しています。

またデザインや生産は、タイムズスクエアやエンパイアステートビルにほど近い、

ニューヨーク・マンハッタンのガーメントディストリクトで行われています。

その工場は、他の様々な有名ブランドも使用していますが、

JOMERSはファッションをより公正なものにするために、最低限の利益しか取らず運営されています。

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というブランドです。

 

ニューヨークの、しかもマンハッタン島内で作られているなんて。そんな工場がまだ存在していたことに驚きです!

日本で言うと、六本木か赤坂で作られているようなもんですからね。

デザイナーが服作りを始めたきっかけも共感できるものがあります。

ニューヨークという土地柄、様々なハイブランドを嫌でも目にしますから。

そりゃ誰でも「高ぇーよっ!!!」って思いますよね。俺もそうです。

まあdiariesにも、高い服はありますけど、ブログで説明しているようにちゃんと理由があってのことなので。

高くてもそれに見合う価値があると判断した上のことなので、悪しからずご了承いただきたい!

 

話を戻しまして、JOMERSはdiariesらしいファクトリーブランドといった感じですね。

ブランド説明にあるように、服そのものの魅力を感じることができると思います。

まだ始まったばかりのブランドなので、パンツしか作っていません。

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当然、気になるのはそのシルエット。

この写真だけでもテーパード具合が分かり、これは間違いなく良いでしょうと思いますが、着用画像をご覧ください。

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これこれ、このシルエットですよ。基本中の基本、細身のテーパード。

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ヒップからふとももにかけては、動きやすいようゆとりを持たせつつ、裾に行くに従ってテーパード。

いわゆるドレスチノに多いシルエットですね。

diariesドレスチノといえば、CorbinがありHertling TrousersがありDomestic Workwearがあったわけですが、

それぞれ異常な価格高騰、非情なミニマム制限、尋常ではない政府通達による生産制限などの理由により、

上記すべてのブランドが仕入れられなくなってしまいました。

 

本当に良い物を仕入れ続けるのって大変だなと思います。

でもこうやって切れ間なく新しいブランドが続いてくれるのは、有難いことですけどね。

作ってくれる人、国内に紹介してくれる人、お店まで運んでくれる人、全ての人に感謝せねばなりません。

 

 

作りの方も申し分なし。

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ストライプのシャツ生地を使った腰当てやパイピングなど、縫製だけでなく肌触りを考慮し、

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シルエットはドレス寄りですが、斜めポケットで履き心地・実用性を考えて作られています。

 

今季は3色ご用意しましたが、実は全て素材も異なります。

まずは圧倒的定番のネイビーから。

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こちらはブラッシュドツイル。

ブラッシュつまり起毛させることで、綿100%ですが秋冬らしい素材感をだしています。

 

次はアイボリー。

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こちらももはや定番となった、秋冬に履く白いパンツ。

ダークトーンが多くなるこれからの季節のコーディネートにアクセントを加えてくれる頼もしいアイテム。

ですが個人的に気を付けているのが、オフホワイトではないというところ。

ブラウン系のニットの柔らかさに合うパンツだと思います。

またこちらは春夏も履けることを考え、起毛した生地は選んでいません。

 

最後はちょっと変わり種。

 

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オリーブのリップストップで作ってみました!

「作ってみました!」というのは、実はこちらのJOMERSですが、素材×シルエットの組み合わせで、お店ごとにオーダーできるんです。

プチ別注って感じですかね。別注って謳うほどでもありませんが、そのお店にしかないパンツもあるかも?

(そもそもJOMERS自体がほとんど売ってないと思いますが・・・)

というわけで、たまにはこんなのもと思って作ってみたんですが、

本当に勘弁してほしいのが、「2015年秋冬はミリタリーが流行る」という情報。

このパンツをオーダーしたのは今年の3月くらいなので、もちろん流行なんて意識してませんよ!!!信じて!

 

まあ作った理由としては、ドレスパンツのシルエットでミリタリーファブリックを使うというギャップが面白いと思ったんです。

でも別に初めて見るアイテムではないと思います。

どこかのドメスティックブランドがやりそうなことだと思いますが、多分それだと2万円オーバーがザラ。(ZARAではない。ザラだったらそんなにしない。)

変化球的アイテムってのは遊びやハズシみたいなものなので、シャレで出せる金額ではないかなと思います。

なのでこういうJOMERSみたいなブランドを選んで、上手にオシャレしてほしいなというのが俺の気持ち。

 

早速ですが履いてみました!

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トップスはtilitのシェフジャケット。(紹介前に完売)

上下ともにニューヨークの変わったブランドですね。

面白いのが非常に相性が良いということ。

ニューヨークと言えば?マンハッタン対岸にあるINDIVIDUALIZED SHIRTSも当然合うでしょう!

 

インディヴィジュアライズドシャツにジョマーズ。多分それだけで十分カッコいいと思います。

さりげなくインディアンジュエリー付けるといいなあ。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。