NicheのCardigan | セレクトショップ DIARIES ダイアリーズ

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ダイアリーズの今日は何の日？

今日は「白の日」だそうです。

白いシャツに白いパンツ。白い靴に白いジャケット。
白豚のような俺の肌を見る、みんなの白い目。

ファッションにとって、黒と同じくらい効果的な色・白。

この前気付いたんですが、白をラテン語にすると「album」という単語になります。

じゃあ、このスタンドって。

じゃなくて、このアルバムって。

英語の白とラテンの白をかけたんですか？

なんて言いながら、今日ご紹介するのも白いアイテムだったら締まりがよかったんでがね。

今日はコチラ！

【ブランド】Niche(ニッチ)

【アイテム】Cardigan

【価格】￥7,140-（税込み）

【コメント】
毎度おなじみNicheより、とっても使えるカーディガンが入荷してきました～！

まさに今の時期に、というよりも1年通してずっと使えるカーディガンだと思います。
でもそんなセリフはジョンスメドレーの時に言ってますが、こちらもそうです。
ジョンスメドレーとは、ある意味対極に位置するカーディガンなのではないかと。その理由は後ほど。

今回のポイントはこちら。

素材がカットソーでTシャツみたいな生地なんですが、さらにそれをピグメントダイ加工。
ピグメント染め＝顔料染めのことです。
染料を、絵具などの原料になる粉の状態で染めることにより染めムラができ、
また色落ちしやすく、着こむほどに表情が変わっていくのが面白い素材です。

そして、かくれたこだわりがこのボタン。

なんと、本物の貝ボタンを使用しています。この値段なのに。
プラスチックではなく、天然の貝を使用しているので、ボタンまで染まっちゃってるんです。
これは面白いっすね！

ついでにここも染まってます。

タグまで。
そして、このタグを見てもらえると分かるように、今回はメキシコ製。

メキシコ製を選んだのは「ヤレ感」を出すため。
生地はピグメントで染めムラありすぎてムッシュムラムラ！
縫製もゆるくて、ポケットもまともに使えません！
でもこのゆるい感じって、他の工場では出せないんだそうです。

このアイテムの狙いって、敢えてしっか作らない、
しっかり作ってしまったらよくある普通のカーディガンになってしまう、
デザインではない狙ってないユルさ、がこのカーディガンにはあります。
先日のブログにも書いた
「土地土地に根付くカルチャーごとひっくるめて生地の調達やら縫製やらを行っているんです。」
という内容は、こんな感じでも表現されます。
メキシコらしいゆるいカルチャー。粗野。雑多。

先程書いたスメドレーの対極の意味はこんなところです。
作りこまない美しさ。未完の美ってところですかね。

着てみるとこんな感じです。