※個人オーダーの場合、保証金として商品代の50%をお支払いただき、ご注文を完了させていただきます。
万が一キャンセルとなった場合、生産中止の場合を除きいかなる理由においても返金は致しかねますので予めご了承ください。
またご注文いただいたとしても、展示会サンプルとはサイズや色・風合いなどが異なる場合や、
稀に生産中止となる場合もございます。ご理解いただける方のみご注文を承ります。
※混雑した場合は、入場規制させていただくこともあるかもしれません。その際は整理券を配らせていただきますが、
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また既にdiariesでTENDER Co.の商品をお買い上げいただいているお客様は、優先的に入店していただけますのでご安心ください。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「刺身の日」だそうです。
なんか夏終わってない!?!?!?
気が付けば、つくばロックフェスが夏の始まりで終わりでした。
まあ後悔はしてないです。
なぜなら、場所が変わって初めて行ったつくばロックフェスは想像以上に良くて、
たとえフジロックに行けなかったとしても、発狂せずに済みました。
つーかホント最高だから!つくばロックフェス!
何万人ていう観客でウェーイするのもいいけど、
しっとりしっぽりマイペースで楽しめるユルさが、つくばロックフェスの醍醐味です!
そんなつくばロックフェスを一言で表すと、「満足度が高いフェス」と言えるでしょう。
誰が出るかとか関係なく、あの空間が素晴らしいというのは、フジロックにも共通することなんです。
もっと多くの方にあの空間を体験してほしいので、来年はお客さんにガンガン声かけていきたいですね~。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】POKIT(ポキット)
【アイテム】Classic Shoulder Capsule
【価格】¥43,200-(税込)
【コメント】
春夏より取扱いが始まったPOKIT(ポキット)が、今季も届いております!
その怪しげな佇まいに、敬遠されている方も多く見受けられますが、でも一度目に入ると気になってしょうがないみたいです!
その圧倒的で唯一無二の存在感は、そりゃ無視できないわな。
というわけで、久々の紹介なので、改めてブランド紹介からまいります。
pokitは1999年、バイオード・オデュオールとクレア・プリングルにより、ロンドンで設立された高いデザイン性と品質を備えたラグジュアリーグッズブランド。
バックミンスター・フラーのジオデシック(Geodesique)ドーム理論に影響を受けたショルダーバッグが、同ブランドを代表するアイテムです。
ジオデシックドーム理論とは、三角形・五角形・六角形の組み合わせで構成し、最小限の表面積で最大の空間を作り出す理論のこと。
ちなみに、ノースフェイスの75年に発表されたテント「オーバルインテンション」はこの理論を元に完成しています。
またデザイナー自身が元は大学の化学専攻であるため、分子の構造式から思いついたデザインだそうです。
またそのデザインは高く評価され、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品にも選ばれています。
というブランド。
アパレル関係にしては珍しく理系出身!?
個人的な意見ですが、ファッション好きには文系の人の方が多い気がします。
なので理系でファッション好きの人と話すと、観点が違ってて面白いんです。
それこそ正確なデータは無いので固定観念かもしれませんが、
このバッグを初めて見た時に感じた衝撃は、今でも忘れられません!!!
「なんじゃこりゃ!?!?!?」としか言いようがなかったですね。
ではそのなんじゃこりゃを、詳しく紐解いていきましょう。
まずはこれですね。
この立体的なドーム型のフタ部分。
2本のダーツで形作られています。なるほど言われてみるとジオデジックドーム。
別確度からもどうぞ。
この形を思い付きた時、デザイナーさんはまず平面に下書きをし、紙でバッグの形を考えたそうです。
これが初めて見た時の衝撃といったら、、、
衝撃を受けたのは形だけ、ではないんです。
最初はバックミンスターフラーだジオデシだ地デジだか地デ鹿だのは全然知りませんでしたから。
ジオデシックて聞いて最初に頭に浮かんだのは、フジロック98’に出てた、GEODEZIKてバンドくらい!?
オーディオアクティブからの流れってやつです!!!
やつです!!!てか、それくらいの記憶しかありませんが、カッコよかったです!エレクトロニカ好きなんで!
で、話を戻しますね。
まず何に衝撃を受けたか。
それは相反する物同士の融合。
メインとなるボディは、例えばブ○ディに代表されるイギリスの古典的なフィッシングバッグに使われるラバーボンディング。
しかもイングランド北部で未だに作られている、天然ゴムを使用したバルカナイズドキャンバス生地。当然防水性があります。
さらにレザー部分も、こちらも英国伝統のブライドルレザーを使用しています。
そして形はこの近未来性を帯び、いわゆる古典や伝統とは正反対じゃないですか。
分子の構造式から始まりジオデシックを経て、それらが違和感なく結合しているんです。
そしてもちろんバッグとしてのクオリティも、そりゃ相当なもんです。
負荷のかかる場所にはレザーで補強してあったり、
裏張りもあり。フラップの開閉もマグネットというのもポイントです。
またジッパー付きのセキュリティポケットも便利ですね。
ジッパーの引き手もよく見ると面白いデザイン。
この六角形は、おそらくジオデジックドーム理論へのリスペクトでしょうか?
また先ほど「近未来」と書きましたが、昔ロンドンにあったPOKITのショップも近未来的でした。
2001年宇宙の旅かっつーーーの。
いやでも、キューブリックのあの映画を見た時のような、時代性を飛び越える発想かもしれません!!!
クラシックなのに新しい。初めて見たのに、もうずっと使っていたような気がする。
実際手に持ってみると、そういった実感が湧いてくるんです。
なぜか安心するんです。でもそう思ってしまうことに衝撃を受けるんです。
もうわけわからないでしょ!?俺も書いててよくわかんねーもん!!!www
まあこのバッグがどれくらい凄いかって、例えるなら新元素・ニホニウムが見つかったようなもんなんですよ。
構造式つながりで無理矢理だけど!
イギリスだからイギニウムか。
イギニウムって言われても商品案内はできませんけどね!今日書いたブログのことは、明日には忘れてるんで!
で、このバッグの良い所はコーディネートにもつながります。
この手のバッグって、「スポーティじゃないもの」を探すのが意外と難しい。安易に有名ブランド物のボディバッグには逃げたくない。
しかし、このボンディングとブラドルレザーの組み合わせは、こんなスーツスタイルにもいけちゃいます。
フライツォーリならではかもしれないけど、これで自転車とかカッコいいな~。
時間軸を飛び越えたアイテムなので、スタイリングのジャンルなんて簡単に飛び越えるわけです。
でまあこれだけ素晴らしいアイテムなので、当然私も持ってるわけですよ。初めて出会った頃に買ったやつをね。
ざっと15年近く前の物になりますかね。昔すぎて、何色を買ったかよく覚えてません。ベージュなのかカーキなのか。今は作ってない色かも?
実はマイナーチェンジを重ねているので、改良されています。
この擦り切れた部分には、今ではブライドルレザーで補強されていますね。
ここもまだ未熟だったな~
当時のはカードくらいしか入らない小さいポケット。
今ではパスポートくらい入るサイズになっています。
そしてこのPOKITのバッグは、私と一緒に生まれ故郷であるイギリスの地を踏んでいるんです。
それは2014年、初の買い付け!(決して私がイギリス生まれというわけではない。MADE IN IBARAKI。1977Vintageです!)
当時は経費を切り詰めて切り詰めて(むしろ借金して・・・)買い付けに行ってたんで、Wi-Fiなんか借りることもできなくて、
買付に行く場所の地図をプリントアウトして、マッピング(地図に印をつける)して持って行ってました。
大変だったなぁ~
いちいち傘なんて差してらんないので、やっぱり防水のハットは必要です。
そしてもちろんポキットは、中身をちゃんと保護してくれることも証明してくれましたよ!
ついでに約20年前に現・札幌THE SHOEGAZER店主・K田から譲ってもらったワイルドシングスのダッフルバッグは、今も買付で活躍中です!
やっぱりアウトドア物って強いわ~
それではまた。お店で会いましょう。