SemohのShirt | セレクトショップ DIARIES ダイアリーズ

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ダイアリーズの今日は何の日？

今日は「ビスケットの日」だそうです。

食いてーーービスケット！いきなり言われると無性に食いてーーービスケット！

というわけで、俺が好きなビスケットはコレ！

モンサンミッシェル！バターの香りがたまらない～
以前フランス土産でもらったんですが、それ以来輸入食品で見つけては買うようにしますよ！
ありがとうN崎さん！！！

この流れで、何かフランス製のアイテムを紹介したかったのですが、今日はコチラ。

【ブランド】Semoh(セモー)

【アイテム】Shirt

【価格】￥16,380-（税込み）

【コメント】
少し前に入荷してきたこちらのシャツ。おなじみになったのかな？セモーから。

実はこの商品、今季紹介する同ブランドの中でも、最もセモーのコンセプトを象徴するアイテムだと思っています。
「緊張とリラックスという相反するものとの調和」がこのブランドのコンセプトですが、
緊張とリラックスがどの辺に表れているかというと、コチラ。

（※やった！ダイエット成功！！！なわけない！お客様に着てもらいました。K山様、ありがとうございます。）
ふんわりしたシルエットがいかにも動き易く、着心地もよさそうなのに、
肩からストーンと落ちた直線によって、シャツらしい緊張感を持った「面」ができているんです。

シャツの肝ってやっぱり襟と胸周りだと思うんです。
なぜかというと、Tシャツやニットといった他の服では表現できない作りだから。

なぜこんなシルエットになるかと言うと、バックヨークを設けてないから。

普通のシャツって、肩にもう一枚布があててありますよね？
あえてそれを無くし、前身頃と後ろ身頃を貼り合わせることによって、
この動き易いストーンとしたシルエットを作ったわけです。

またプリーツも設けてないので、身幅を広く取ってます。

なので、ヨークがないのにも関わらず、サイドでは前身頃と後身頃の間に生地が切り替えられてるんですね。
これもただ着やすくする為に身幅を広くしているわけではなく、
先程の「面」を作る為に必要なディテールなんだと思います。

こういう形にこだわったやつって、作りが心配なんですが、この縫製を見れば大丈夫。

幅３ｍｍ程の巻き縫いと、細かい運針数。下手なドレスシャツも顔負けです。

また素材もコットン97％×シルク3％という面白い生地。ネップが見えるのが分かりますかね？
実は個人的に、たまには「シルクシャンタン」のシャツとか着たいな～って思ってたんです。
シルクシャンタンって、シルク独特のツヤと、ムラ糸が特徴ですごい雰囲気のある素材なんです。
とはいえシルクって洗濯もクリーニングも難しければ、価格もそれなり。あまり現実的な素材ではない。
それでモヤモヤ～っとしてたところに、このシャツが目に飛び込んできたわけです。痛かった。

ただのネップ生地ではない、たった3％なのにサラサラした肌触りはさすがシルク！

こりゃ～とんでもないシャツが生まれましたよ！
個人的には発明だと思っています！