Semoh(セモー)のTailored Jacket & Slacks Pants & Zip-up Vest

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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「空の日」だそうです。
秋の空というものは、どうにも人をメランコリックにさせる作用があるようだ。
先日の展示会では、珍しく時間があまってしまったので、久々に下北沢へ足を運んでみた。
なんでだろう。この前のお祭りで、20年ぶりに会った同級生とかがいたからかな。
下北沢は、自分が東京にいる時のほとんどの時間を過ごした街。
ふと自分の足跡を辿りたくなったんです。
いや、別に水タバコは吸ってませんでしたけど。
なじみのお店がなくなってたりしてね、どこに行っていいものか分からなくなったので、
一番街を歩いていて、目についたお店に入ってみました。なんか旅行に来た気分。
水タバコで思い出したけど、大麻堂が移転してたね。アンビシャスって古着屋があったとこ。
ちなみに俺は昔、アンビシャスの隣の角のビルの2Fにあった古着屋でバイトしてました。
一番街も変わってた。銭湯だったところが、まさかの古着屋になってた!!!
でもあの古着屋さん、雰囲気イイネ~。
あの空気感を持ったお店は、渋谷や原宿じゃ見かけなくなった。
ニューヨークにもロンドンにもああいうお店あるんだけど、東京ではまさかの下北とはね!
まだまだ終わらないよ下北は!
下北の話始まると止まらないので、この辺にしておきます。
最後に!思い出の味はここでした!!!
大阪屋のたこ焼き。安くて美味め~んだよ。
この店までなくなってたらどうしようかと思ったよ。おやっさん年とったな~。
黄色い看板は、なんとか当時の面影を残してる。
まだ食えそうだったんで、踏切(元踏切があったとこか)を渡ってコチラへ。
バイト先の古着屋から近かったので、ちょいちょい行ってた中華屋。珉亭。
少し前に、とんねるずのキタナシュランでも出てたね。
江戸っ子ラーメンと餃子。あと俺が好きなのは、赤いチャーハンではなくジャードウフにライス。
そうそう、珉亭といえばブルーハーツ時代のヒロトがバイトしてたことは有名。
でも最近知ったのは、孤独のグルメでおなじみの松重豊さんもヒロトと一緒にバイトしてたらしい!!!
そんで、ネットでヒロトが松重さんに宛てた手紙を見つけました!
追伸の分が!笑
それにしても良い手紙かくな~。
俺にも下北でよく遊んでいた友達がいて、そいつも俺もまだ洋服屋やってる。
あいつも俺も洋服が好きで、初めて働いた洋服屋はやっぱり同じ下北にあった。
俺らもいつかお互い夢を叶えて酒が飲めたらいいなと思う。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Semoh(セモー)
【アイテム】Tailored Jacket & Slacks Pants & Zip-up Vest
【価格】(Jacket)¥58,320-(税込)
(Pants)¥29,700-(税込)
(Vest)¥30,780-(税込)
【コメント】
これはもう是非3ピースで着てほしいので、3点まとめてご紹介いたします!
はやる気持ちを抑えつつ、まずはジャケットからご覧ください。
ご覧のとおり、しっかりと前振りに立体的に作られた腕をみれば、これは「本物のテーラードジャケット」だということが分かります。
着てみると分かるのですが、袖がけっこう細い。
私も若いころは散々モードブランドの細身ジャケットを着てきたので分かるのですが、細くて動きづらいわけではありません。
身幅もそれなりにゆとりをもたせてリラックスできる着心地に、やや細身のアームの組み合わせはSemohらしいバランスです。
袖仕立てはボタンを離れさせて3つ。
通常スーツでは4つが基本なので、切羽の切れ込みを長くしてるのにボタンを減らし、
ボタンの感覚をあけて本切羽というバランスは、Semohらしいリラックス感をジャケットに落とし込んだのかなと想像します。
さっき書きましたけど本切羽ね。そして嬉しい額縁仕上げ。
さらにボタンは本水牛。
また今季も生地がすごい。
素材はウールとシルクの混紡素材。さらに、このガンクラブチェックのように見えるんですが、何柄かよく分かりません。
実はこれ、本来は裏側にくる生地面を表に使ったとのことです。
なるほど、それで独特の柄の出方になってるんでしょう。
表側より裏側の方がかっこいいじゃん!と気づき、さらに固定観念にとらわれず裏で使おうと実行してしまうあたりは、さすがSemohさんです。
そして冒頭で「本物のテーラードジャケット」と書きましたが、実はまだこれだけでは「本物」さは伝わっていません。
やはり本物は、パッと見では分からない部分にあります。
実はこちらジャケット、「造り毛芯(つくりけじん)」で出来ています。
古くサヴィル・ロウではクジラのヒゲなんかも使われてたりしてたようですが、こちらは恐らく馬のしっぽやたてがみ。
それをどのように使っているかは、言葉では説明しづらいので、気になる方は店頭で聞いてください。電話もダメです。
毛芯は接着芯に比べて、着心地・型崩れ・通気性が断然違います。
ひとまずジャケットはここまで!
お次はベスト。
エルヴィエプロダクションのベスト以来、久々に衝撃を受けたベストでした。
なにはともあれジップアップという部分ですね。
一見スポーティな印象を受けますが、着てみるといやはやなんとも。
既に昔から着ていたようなフィット感を受けました。色んなシャツと合わせてみたのですが、これが意外と違和感が無いんです!
また、ベストとジャケットの組み合わせだとカッチリしすぎてしまうのですが、(それが本来の目的なんだけど)
こんな着崩しができるベストは他に類を見ません。
また詳しい方なら、ジップの持ち手を見れば分かると思いますが、YKKの最高級ジップ「エクセラ」でございます。
riri同様、ジップのツメ1つ1つに磨きをかけており、開閉が非常に滑らか。
そんなに良い物を使っておきながら、ジップは隠れるように作られています。
着心地も素晴らしく、前身ごろの裏地も共地(表地と同じ生地を使用すること)で程よい厚みと重みがあり、
ペラペラした安っぽさがなく、ジッパーの存在感にも耐えられるつくりをしています。
背中はウール素材。
ストレッチ性もよく非常に動きやすいです。
また体に当たる側は起毛させ、保温性を高めています。
背中を温めると体全体が温かく感じる。このベストに限って言えば、バファリンと同じくらい優しい。
そしてパンツ。
こちらは細身のテーパードパンツ。
デザイナー・U山さん曰く、「デニムのように履けるスラックスを作りたかった」とのこと。
Semohのブランドコンセプトは、あくまでも「緊張とリラックスの調和」。
これだけカッチリしたアイテムを作っても、常に家の中でくつろげる服作りは変わりません。
現にU山さんは、このパンツを履いたままデスクワークどころか、
大量の生地やサンプルの荷物の上げ下げといったハードワークをこなし、どこまで耐えられるかを試しています。
また面白いのが、ドレス用の工場ではなくカジュアル用の工場で縫製を行っていること。
そこまでいくと言われないと分からないし、言われてもどう違うのか普通の人は分かりません。
しかしその服が纏う空気感は、細かい縫製うんぬんよりも生産背景全体からもたらされると思うんです。
最近気づいたんですが、良いパンツは裏返しにしてもかっこいいということ。
エロいでしょ~~~~~!このパイピング!
ブルーの綿サテンで生地の縁をすべて覆っています。もちろんサテンなので肌触りは抜群。
本当のリラックスとは、ここまでやってこそ。
仕事でもなんでもそうですけど、やりきった後にしか安堵感は得られないと思います。
長くなりましたが、最後に3ピースでどうぞ。
結婚式などは2ピースでどうぞ。
ちなみに私も3点すべて揃えようと思ったのですが、
残念ながら一番大きいサイズでも私のウエストでは入りませんでした。。。泣
なので私は、ジャケットとベストで着ようと思います。
ちなみに既に予約や取り置きなどでサイズが欠けてきてしまい、
3ピースでご用意できるのはXS~Sサイズ程度を着る方のみになってしまいます。
もちろん単体でも素晴らしくかっこいいアイテムなので、1つでも気になった方はご覧いただけると幸いです。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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