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ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「ジェットコースターの日」だそうです。
マジ落ちたわ～
上がってない分、ジェットコースターですらない。ブラジル・・・
でもドイツも次の試合心配ですけどね～、あんなに大勝しちゃうと。
トーナメントで点を取りすぎると、次の試合でリズム崩しちゃうことって結構多い気がします。
プロなので浮かれてるわけじゃないと思うんですけど。リズムとしか言いようがないかな。
気を取り直して、本日はちょっとお知らせがあります！！！
なんと！？こちらのイベントに出店させていただくことになりましたー！アンティークって書いてあるのに、セレクトショップの俺なんかが加わっちゃっていいのかと思いますが、
フリマ的なノリで楽しませてもらおうかと思います。
アンティークということで、お店の物は持っていけないので私物でも出そうかなと。ホントに大したことないですけどマジで。
フリマやるの、水戸のジャンクマーケット以来ですかね～？
それよりなにより、いつもお世話になってるお店さんと久々に会えるのが楽しみでございます。
結構なお祭りになると思うので、８・１０は予定を空けといてください！！！
じゃ、商品紹介です。あ、今日のは持っていけるかも？？？
ドウゾ！
【ブランド】Sunset Candle Works（サンセットキャンドルワークス）
【アイテム】Galaxy Bottle Diffuser
【価格】￥１２，９６０－（税込）
【コメント】
B級セレクトショップを目指すDiariesですが（いつから？）、今までこれほどバカバカしいアイテムを扱ったことはありません！
バカバカしいにもほどがある！！！
そう、今日のテーマは「バカ」。
まずは肝心のこのボトルから説明しましょう。
こちらは「ギャラクシーボトル」という名前で、ヴィンテージマニアの間ではコレクターもいるくらいのボトル。なぜなら少し悲しい物語が・・・
このGalaxy bottleですが、もともとは子供が飲むシロップ（カルピス的な）のビンとして作られました。
なので、使い終わったら貯金箱としても使えるように、キャップにはコインの大きさの穴まで空けてあります。これを作ったのはアメリカはメリーランド州ボルチモアにあった「SPACE FOODS COMPANY」という会社。
作られたのは１９５３年のことでした。
しかしこのボトルが出荷される前に、なんと会社が倒産してしまったのです。
一説によると、ボトルのデザインに凝りすぎて、コストをかさんでしまったからという噂もあります。
故に、日の目を浴びることなく段ボールに包まれたまま何十年も倉庫に眠っていました。
そして今、約６０年の時を越えディフューザーへと生まれ変わりここに至ります！！！
それでは、その凝り凝ったデザインというものを眺めてみましょう。
なかなか鋭い目つき。いいですね～。未来の宇宙飛行士をモチーフにしています。
そして横を見ると、左手は光線銃（おそらく）を構え、
右手の光線銃はホルスターにしまわれてます。なんと２丁拳銃！（芸人ではない）
背中にはガンダムで言うところのバーニアのようなものを背負っています。
その名も「ROCKET JETS」！！！バンドか！！！そしてボトルの底には、今は無き「SPACE FOODS CO.」の文字が。。。
とまあこのように、３６０度どこから見ても手を抜いてません。こりゃすごいわ。しかし！驚くのはまだ早い。
さらに面倒くさいことをしています！！！
コチラ！
先ほど宇宙飛行士をモチーフにしてと書きましたが、なんと１０種類もあるんです！！！1.SPACE ACE
2.INTERPLANETARY COMMANDER
3.ORBIT ADMIRAL
4.SPACE ADMIRAL
5.SPACE SENTRY
6.SPACE COMMANDER
7.SPACE NAVIGATOR
8.ASTEROID COMMANDER
9.SPACE BOMBARDIER
10.SPACE SCOUT
すごいでしょ！？！？！？
もうね、ガキの遊びを本気でやっちゃった感じ！！！大人のやることじゃない！バカなんです！！！
でもそのおかげで、こんなに楽しいアイテムが生まれたんだから、バカって大事！ホントに！
倒産して市場に出回ってないので、一般的にはなかなか手に入れられず、
しかもこれだけ種類があるとなると、そりゃコレクター魂も燃えるわな。
でもまだまだ説明はこれから！！！
実はこちらの商品は、私の友人が企画してまして、
ボトルを見つけたのはいいものの、普通にボトルだけ売ってはつまらないということで、ディフューザーにしてしまったんです！
こんなデッドストックアイテムに手を加えると、コレクターの方には怒られそうですが、
私の友人というのは、過去にはファッション雑誌で古着のコラムを書いてるくらいの人なので、
もうヴィンテージというのは通り過ぎてしまった人なんですね。
だからこういう発想が持てるんだと思います。
また、ディフューザーを思い付いたのにはわけがあります。
それはこの貯金箱として使われるはずだった穴。
ここに木の棒をさせばいいんじゃん？くらいのノリで。
ちなみにディフューザーというのは、芳香剤みたいなもんかな？このように木の棒をさすことで、中の液体を木が吸い上げ、部屋の中に拡散してくれるんです。
Diffuser＝拡散という意味。
お香と違って煙が出ずまたゴミも出ず、液体が無くなるまで何度でも使えるので便利なので、最近人気があります。
ちなみに中の香料もアメリカ製。
調合したのは「Sunset candle works」というところなんですが、
カリフォルニア州ハンティントンビーチで老夫婦がコツコツと作っているお香のブランドなんです。
材料には、植物の葉や果物の皮などから抽出したエッセンシャルオイルなど天然のものを使っています。
ちなみに香りは２種類。
黄色い方が柑橘系の「オレンジジンジャー」で、透明な液体が甘めの「ベリー」となっています。
いや～でもね、これを仕入れた俺もバカなんじゃないかと思うんです。
だってディフューザーにこの値段出します？？？
一応ね、適正価格なんです。
なぜなら、ボトルだけで４０００～５０００円で取引されてて、
またディフューザーの量も10ヶ月分くらいはあると思うので、他のブランドのディフューザーと量を比べてみても７、８千円はします。
だから費用対効果は間違ってないんだけど。。。
でもね、いいんです。
夢があるでしょ？
なんかこのボトル見ると元気が出るんですよ。勇気をもらえます。
結果がどうあれ、本気でバカをやれるって素晴らしいことじゃないですか。
また自分が馬鹿なことをやってしまった時や、どうしても前に進みたいのに進めない時。
このボトルをみて、こんな気持ちいいくらい自分のやりたいことをやった人がいたってことを思い出せるっていいことだと思います
。
あと、ヴィンテージアイテムを惜しげもなく使うところが、セレクトショップらしくて良いと思います。
使ってナンボでしょ？
俺もヴィンテージウェアは着てナンボだと思うので。
このボトルもビックリしたでしょうね～。
子供用のシロップが入るのかと思ったら、６０年後にオシャレな香料が入っちゃうんだから！！！
そんなロマンも楽しめます。ロマンスの神様。
いや～久々に熱くなっちゃったな～。
このボトルに感化されちゃったみたいです。
人を熱くさせるのって、バカ・・・というわけじゃなく、良い物を作りたいという想いなのかもしれません。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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