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GFB’12「つくばロックフェス」チケット(茨城券)発売中!
<チケット情報>
【7/14券ソロ】△
【7/15券ソロ】△
【2日通し券ソロ】×
【7/14券ペア】×
【7/15券ペア】×
【2日通し券ペア】×
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「小さな親切運動スタートの日」だそうです。
「大きなお世話だよバカ野郎」
そういやキッズリターンの安藤政信って最近見ないなーと思ったら、台湾とか中国で頑張ってるみたいです。
意識的にメディア露出を控えてるみたい。もっと日本で見たいんですがね。
Diariesでは、出し惜しみすることなくワールドワイドに商品紹介していきますよ!
今日は長くなるんで、最後までよろしく!
【アイテム】Rucksack
【価格】¥32,550-(税込み) → ¥27,300-(税込み)
【コメント】
1年ぶりの入荷になりますテラパックス!夏はやっぱこれだね~!
昨年はボディバッグのみの取り扱いだったんですが、大変好評だったんで欲張っちゃいました。
昨年のをご覧になりたい方は、こちらをクリック→テラパックス始めました。2011年 06月 17日
それじゃあ、久々の紹介になるのでブランド説明から。(これが長い。。。)
(以下、転載)
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TERRAPAXの設立者兼デザイナー・ジェームスコックスは、
メイン州アトランティック大学の人間生態学学科卒業。主な研究はバイオメカニックであった。
1988年にアウトドア用品の総合大手メーカー「ザ・ノースフェイス」に入社。
デザイン部門の最高責任者を務め退社。
長年に渉って環境問題に取り組み、環境保護基金や天然資源保護会議のメンバーにも名を連ねているが、
本人はあくまで物作りであその姿勢を示す「インダストリアル・エコロジスト」である。
環境問題に積極的に取り組みメーカーとして1993年に設立されたTERRAPAX社は、
地球を意味するラテン語の「TERRA」と、英語で平和の時代を意味する「PAX」を合わせたネーミングで、
化学物質を一切使わない自然の素材を採用。
次の世代に犠牲を払わないように、かつ経済的にも支援出来るように使われています。
TERRAPAX社は、すべての商品の一生のライフスタイルに責任を持ちます。
種から始まって土に還るまで、ほとんどの素材は環境にやさしい方法で育成され、
生産工程で発生した廃材は、肥料になるか、
製紙業者を通していろいろな用紙やカードとなりオフィスに戻されます。
このように、すべての製品が地球環境に対して、やさしく作られています。
TERRAPAXの中心素材は、有機栽培された麻(ヘンプ)の繊維を編み上げたものです。
ヘンプは天然素材でありながら一般的なナイロン(コーデュラ500D等)などより強度があり、
磨耗しにくいことが、独自の研究所のテストによって証明されています。
テラパックス(TERRAPAX)のヘンプは強度に優れているだけではなく、防水機能も持ちます。
これは水分を含むと繊維が膨張して目が詰まる事で、防水加工と同じ働きを持つからです。
各部位に採用される革は、松の木の樹皮などの天然樹皮に含まれる植物性タンニンで
手間をかけてなめされた牛革で作られ、昔ながらのミシンを使い編み込まれています。
TERRAPAXは留め金の真鍮・ファスナーを除き、
すべてが「土に還る」パーツで構成されたエコロジカルなブランドです。
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で、ようやく本題に入ります。
今回たまたま安く仕入れられたので、その分安く出すことができたテラパックスのリュックサック。
俺が背負うと小さくみえますが、実際はけっこう大きいです。
大きさは、横33cm×高さ48cm×幅18cm程度。
これだけの容量ですが、ストラップは太くて背負いやすく、驚くほどに馴染みます。
レザーはベジタブルタンニングのソフトレザーを使用し、
体に当たる部分には、レザーに沿って羊毛のウールフェルトが縫い付けられてあります。
この2重構造で、見た目にもクラフト感が溢れてかっこいいんですが、フィット感も相当なものです。
中を見ると、アメリカのバッグらしいポケットも何も無いシンプルなコンパートメント。
さすがにリネン1枚じゃなく、裏地もついているので、意外と耐久性にも優れています。
これ、水が沁みてくると思うでしょ?
俺も自転車で移動中、雨に降られることもしばしばありましたが、これがなぜか中まで沁みてこないんですよ。
そりゃ全くしみてこないわけじゃないんですが、普通のナイロンのパックと同じくらいの耐水性を持ってるんです。
不思議だな~
そして口はレザーのドローコードでキュッと絞れるんですが、
ここで留めるパーツは、本物の鹿の角!アントラーズファンも是非!
一応サブのポケットも付いています。レザーでパイピング!
そしてガバッとフタを閉めると、
こちらも鹿の角でフック!改めてフック!
このブランドロゴが刻印されたヌメ革の方も日焼けして、良~~い感じにアメ色に変化してくるんです!
そして、テラパックスは製品の材料を最低でも90%以上は天然素材を使っていますが、
このザックで唯一天然素材でない部分がコチラ。
ストラップを調節するブラス(真鍮)の金具。
でも、テラパックスは金具ひとつとってもこだわりがあるんです。
テラパックスが使っているのは「ソリッドブラス」というもの。
最近なにかと多用される真鍮ですが、実は見た目は真鍮でも亜鉛などが混じった合金であるものが殆どなんだそう。
当然その方がコストが安いからです。
もちろんテラパックスが使っているのは、ソリッドなブラス=混ぜ物の無い真鍮なんです。
また、これらのパーツ以外は全て「土に還る」テラパックスの製品ですが、
じゃあこの真鍮は捨てちゃっていいの?って疑問が残ると思うんです。
もちろんそんな疑問にもテラパックスは答えを出しています。
それは、製品としての寿命を終えたテラパックスの真鍮パーツを持っていけば、次は20%OFFで買えるという制度。
(とはいっても、アメリカの場合なので日本でそれができるかどうかは分かりませんが・・・)
これはただ原料を回収するという目的ではなく、パーツに手を加えなくてもそのまま使えるというのが素晴らしいところ。
リサイクル原料を使って製品化するときに、最もネックになるのは、やはりそのコスト。
リサイクルした方が、コストが高くついてしまう。そのせいでリサイクルが広まらない。
そんな話はよく耳にします。
その問題をクリアしてこそ、持続可能が経済活動が可能になるわけです。
このテラパックスを通しても、「物にこだわる」ってのは大切なことなんだなって思います。
例えばパーツ一つにこだわることで、それが次世代まで受け継がれていく。
瞬間的なコストでは測りきれないものがあるんです。
エコロジカルを企業として体現して20数年。
私も経営者の端くれとして尊敬に値するブランドだと思います。
起業ってのはそもそも、金儲けの為ではなく問題意識から始まると思うんですよ。
自分が抱える疑問があって、どうしてもそれを見逃すことができず、どんな危険をも顧みず始めてしまう。
例えば、ノースフェイスなんて大手にいたとしても、そこを安住の地としない。
企業としての成功は、その問題が客観的に正しいかどうか。
そして、その問題を解決できるかどうかだと思うんです。
テラパックスは、製品が生まれ、それを使うカスタマーがいて、そして物と人を循環させるビジネスモデルを構築してと、
見事なまでの問題解決を果たしたと思うんです。
そうすると自然と利益が生まれてくるんですね。
そして利益の大きさは、貢献度と共感する人の多さだと思います。
すごいな~
俺はきっとまだまだ貢献度が足りないんだな。共感を得られてないんだな。
素晴らしい商品を仕入れると、嬉しいとともに打ちのめされるんですよね。。。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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