diaries blog | ABBEY HORN(アビィホーン)| Shoe horn

※7/4(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※昨年12月のLOUNGE ACTオーダー会の納品は、6月下旬頃を予定してます。

※今月中に、1ST PAT-RNのオーダー会(2025年春夏分)を開催致します!

※2年ぶりにアンティークウォッチイベント開催します!7/6(土)~7/8(月) 12:00~18:30

来る7/6~7/8、2年ぶり3度目となるアンティークウォッチフェアを開催致します。

回を重ねるごとに、腕時計の知見が広がる本イベント。私もすっかり魅了されてしまいました。

3年前に買った私のアンティークウォッチも、最初こそ大切に扱っていましたが、今じゃすっかり体の一部になり、ぶつけたり落したり、付けたままPC作業したり。

ホントはダメだけど、ちゃんと修理してくれるディーラーさんがいるからこそ、安心して使えるのです。

このように、DIARIESのアンティークウォッチフェアは、できるだけ敷居を低くし、気軽にアンティークウォッチという物に触れて欲しいという思いで開催しています。

是非ともこの機会に、アンティークウォッチを通して歴史・文化・デザインの変遷など、

先人たちが遺してきた直径約30㎜の中に広がる素晴らしい世界を覗いてみて下さい。

ちなみに価格帯は、14万円~上は青天井といった認識でいてもらえればよろしいかと思います。

イベント時には約70点ほどの時計が並びます。是非ともご来店ください。

 

※時計ベルトだけのオーダーも可能です。

※当店でお買い上げいただいた方のみ、修理を受け付けます。

※現金とクレジットカードの併用可。

※お買い上げいただいた製品はオーバーホールのために一時お預かりし、2~3か月後のお渡しとなります。

※金額にオーバーホール代(初回分のみ)は含まれております。

※迷惑行為(例えばディーラーさんから情報だけを抜き取るような行為)と判断した場合、退店していただく場合もございます。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「佃煮の日」だそうです。

皆さん、MJ(みうらじゅん)展行きましたか?明日で終わりですよ!

本当によく茨城にこの展示を呼んでくれたものです。

そしてこのMJ展は、この後みうらじゅん氏の出身地である京都で行われます。

京都といえば寺社仏閣。

数々のMJ氏マイブームの中でも、やはり根幹をなすというか、徹頭徹尾のマイブームといったら仏像でしょう。

そしてDIARIES文庫に所蔵されている本で、お気づきになった方はいらっしゃいますでしょうか?

この「仏像通」は、みうらじゅん氏が案内役を務める本。

これ、僕が大学生の時に下北沢のヴィレッジヴァンガードで買ったやつ。90年代後半ですね。

で、なんでこんなに厚みがあるかと言いますと?

本とは別にボックスが入ってまして、

DVDじゃなくてVHSなんですよおおおおおおおお!!!!!!これは熱い!!!

今見たい。でもデッキがない。笑

いやでもホントちゃんと読ませるように書かれていて、これを見た翌週には、バイクで京都まで行きましたからね。

当時住んでた豪徳寺(世田谷)から広隆寺へ。弥勒菩薩を見た時には、疲れが吹き飛びましたね。東寺の迫力も素晴らしいですね!

ちなみに仏像ついでに申し上げますと、茨城では八郷の「西光院」がお勧めです。

6mもの高さのある木彫りの仏像や、関東の清水寺とも呼ばれる懸造(かけづくり)建築を是非ご覧ください。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】ABBEY HORN(アビィホーン)

【アイテム】Shoe horn

【価格】¥6,050-

【コメント】

久々にアビィホーンのシューホーンが入荷してます!

というわけで、ご存じでない方がいらっしゃるかも知れませんので、まずはブランド説明から。

アビィ・シューホーンを製造している「アビィ・ホーンワークス社」は、

今から約250年前の1749年にイングランド南西部Glouscestershireで設立されました。

以来、一貫して天然の角製品だけを、職人の手作りによる伝統的な手法で一つ一つ丁寧に作り続けています。

アビィ・ホーンワークス社が使用している角(主に水牛の角)は、

古くからの職人により厳選された素材のみが使用されています。

天然の角は強度も強く、重厚感のある光沢が長く持続する、優れた特性を持っています。

「靴ベラ」のことを英語でシューホーン(shoe horn)と言う様に、「靴ベラ」は本来角でできていた物なのです。

つまり、角はシューホーンに最も適した素材の一つと言えるのです。

天然角の雰囲気、重厚感・歴史を味わうことのできる逸品です。

※アビィ・ホーンワークス社が使用している角は全て家畜(主に食肉牛)のものであり、

絶滅の恐れのある野生動物の角は一切使用しておりません。


というブランドですが、今年でなんと創業276年!

どれくらい古いかというと、日本だとゴーフルで有名な上野風月堂や日本酒の白鶴酒造と同じくらい!

全然ピンときません!!!

 

今でこそSDGsとか言われておりますが、こういうサステナビリティ(持続可能性)を持ったブランドが残り続けているのは素晴らしいことだと思います。

説明にもある通り、食肉牛の角ということは、つまり食品産業の廃材であるということなんです。レザーも同じですけどね。

だから動物の命を最後まで有難く使うことになるんです。十分エコな素材。

靴ベラもスチールやプラスチック(石油)よりも、ぜひ天然素材をお勧めしたいです。

 

またそれだけでなく、使ってみると分かるのですが、なんとなく足への当たりが柔らかい気がするんです。

いや気のせいかもしれないですけど。でもホントだと思うんだよな~俺は。

昔はスチールのを使ってましたが、リアルホーンに比べると硬くて冷たいんですね。当たり前ですけど。

でもそれが俺みたいに毎日革靴履くようだと、一度リアルホーンの良さを知ってしまうと、なかなかスチールには戻れません。

 

足入れの良さは、素材だけでなくそのシェイプにもあるかもしれませんね。

自分の足だけでなく、当然靴も傷めません。

良い革靴をお持ちなら、靴クリームにこだわるように靴ベラにもこだわって欲しいですね!

 

今回ご用意したのは、携帯に便利な11㎝のもの。

 

天然の牛の角を使用しているため、すべて風合いが違います。

 

10年以上使っておりますが、まだ割れたの見たことがないな。耐久性も十分です。

英国生まれ同士、テンダーのキーホルダーに合わせてジャラジャラと。これくらいが楽しいですよ!落した時も、すぐに気づきます!

 

私もビジネスマン時代、営業先でマイ靴ベラを持って使っていたのですが、担当者は不思議な顔をしてました。

なんでそんなもん使ってるんだろうって。

自分のリズムを作るために、こだわりの小物を使うってことは、結構大事なことなんじゃないかと思います。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。