diaries blog | Antique Watch Fairのお知らせ

※12/7(水)・12/8(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

※12/3(土)~12/4(月)は、アンティークウォッチイベントです!(土日だけでなく平日もございます)

というわけで、絶賛開催中のアンティークウォッチフェアですが、上記の写真からは2点ほど旅立っていきました。

(ダーティーダースとルクルトはまだあります!)

昨年よりは来客数が少ないため、まだまだ在庫はございまして、お勧めしたいものが沢山あります!

その中から個人的お勧めをピックアップしてご紹介。

ドウゾ!

まずはこちら!ROLEXのAirkingでブラックダイアル!程度も極上の一本。

数あるロレックスのペットネーム(愛称)を持つモデルの中でも最古のモデル。

ロレックスがWW2以後に到来する航空時代に向けて開発したのがエアキングです。

正直、一生ものの時計を一本だけ持っておきたい!と考えるならば、まずお勧めしたい時計です。

 

次です。

こちらはオーストラリア鉄道で使われていた時計。

シドニーがあるニューサウスウェールズ州エリアの鉄道で支給されていたもの。

鉄道運行という業務において、視認性という部分で最も研ぎ澄まされたデザインとも言えます。

また鉄道時計は、時間管理の重要性から使用当時のメンテナンスがしっかりしており、ムーヴメントの状態も良好です。

メーカーはスイスのPRONTO社。

この辺は誰ともかぶりなくないという方にお勧めしたいところ。

というか、TENDER Co.の昔の時計が欲しいという方には、もう作られないあの時計の代わりにお勧めしたいかな!笑

 

次です。

こちらはOMEGAのコンステレーションというモデル。ヴィンテージウォッチ入門として最適と言える時計の一つです。

Constellationとは、日本語で正座という意味。

その言葉が示すのは、裏蓋に描かれた天文台が関係しています。

コンステレーションが世に送り出されたのは1952年。

当時、スイス・フランス・イギリスの天文台では、時計の精度を競うコンクールが開催されていました。

特にオメガは、1919年から1971年の間に93回もの優勝を獲得しています。

その精度の象徴としてリリースされたのがコンステレーション。

さらには時計ケースのデザインは、あのジェラルド・ジェンタ。

ジェンタは、オーデマ・ピゲのロイヤルオークやパテック・フィリップのノーチラスなどをデザインし、後世に名を遺した人物。

そのジェンタが時計デザイナーとして駆け出しの頃に手掛けたのが、コンステレーションです。

とにかく「絶対に間違いの無い買い物をしたい。でもちょっとだけマニアックなものを。」という方にお勧めです。

 

次です。

こちらはキングセイコー。

私も昨年買ったのもキングセイコー。

まさかの今年に入ってすぐ、復刻されたものキングセイコー。笑

ちょっと知名度が上がって良い感じです!!!

ちなみにこちらはキングセイコーの最終モデル。

キングセイコーといえばMade in 亀戸ですが、こちらはキングセイコーにもかかわらず、

なんとグランドセイコーを開発した諏訪工場で作られたムーヴメントを搭載!?!?!?

またケースも「ザブトン」と呼ばれる野暮ったさもキングセイコーらしいといえばらしい。

ザブトン型ケースのキングセイコーを腕にはめて、焼肉はザブトンが好きという方にお勧め。

 

次です。

こちらは1950年代のエルジンの時計。

エルジンは1968年まで存在した、アメリカ時計メーカーです。

懐中時計が主流の時代は、アメリカ国内シェア50%!つまり2人に1人は持っているという逸話があるほどのメーカー。

そんなエルジンのこちらのモデルは、Sportsmanという名前。

インデックス細めで金ケースという上品な佇まいからは想像もできません。

スポーツマンというおよそ時計に似つかわしくないダサい名前、似合わないデザイン。大好きです。

余裕のある大人にお勧め。笑

 

 

次です。

こちらは1970年代頃のFORTISの時計。

スイスの優良時計メーカーであり、また宇宙で使われる時計を作ってきたFORTISらしい一本。

デザインは70年代、国を挙げての宇宙開発競争が盛んな時代に生まれたレトロフューチャー感。

そして極め付けは偶然生まれた文字盤の焼け。それはまさに銀河を彷彿とさせます。

これぞまさに世界で一本。いや銀河系で一本しかない時計です!笑

 

 

最後です。

最後を締めくくるのは、やはりIWC。そして旧ロゴ。

筆記体でInternational Watch Co.と書かれたロゴからは、非常のノーブルな印象を受けます。

その旧ロゴを際立たせるローマ文字にも注目。

グッとくるポイントは、ローマ数字の4がⅣではなく、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのように棒が4本並ぶ表記であること。

あまりにもヴィンテージすぎる。シックだ。

昭和から続く静かな純喫茶で、耳を澄ませてゼンマイを巻きたい気分。

とにかく「古き良き時代の物が好きな方」にお勧めです!

 

 

 

以上!

明日は最終日です!来年はできるか分かりません!お待ちしてます!

 

 

それではまた。お店で会いましょう。