diaries blog | Le Sac Du Berger(ルサックデュベルジュ)| Cevennes

※6/21(水)・6/22(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※APPLETREESのオーダー会で、ご注文いただいたお客様へ。
入荷時期を6月~7月頃とお伝えしておりましたが、資材(生地・糸・ボタン等)の納品遅延により、
入荷が大幅に遅れる見通しとなっています。
誠に申し訳ございませんが、入荷時期を7月~8月頃と改めさせていただくことをお許しください。

※つくばロックフェスのチケット販売中です!(←店頭販売のみ)

OLD TOWN order exhibition 2023F/W

期間:2023年6月24日(土)~7月2日(日)

OLD TOWNのオーダー会を行います。オーダーの際、デポジットとして1着につき10000円をお預かりいたします。

オーダーした製品は、10~11月頃の入荷となります。

※過去にオーダーいただいた方のスタイルサンプルをご覧ください。→https://diaries-shop.com/brand/old-town


 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「オリンピックデー」だそうです。

北海道のRIZINではクマ対策、そしてチャンピオンのクレベルは体重オーバー。井岡の相手も。

なんだかもう世の中のニュースが波乱が多すぎて疲れますね!

というわけで、明日からはDIARIESは半年に一度のイベントが始まるので、無事に開催できたらいいなと祈るばかり。

お客様は、体重オーバーしてるクマ(↓)にそそのかされて、オーダーしすぎないように気を付けるしかないですね!!!

というわけで、既に設営完了。

みなさんに楽しんでいただけると嬉しいです!!!!!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Le Sac Du Berger(ルサックデュベルジュ)

【アイテム】Cevennes

【価格】¥52,580-

【コメント】

昨年DIARIESでは初登場!圧倒的な存在感を放つサンダルでございます!

ちなみに今季、Jutta Neumannは仕入れてません。インフレが過ぎるので、ちょっとストップします。

代わりと言っちゃあなんですが、絶妙なタイミングでフェードインしてきてくれたのが、このLe Sac Du Berger(ルサックデュベルジュ)。

シンプルでそぎ落とされたデザインのユッタと比べると、こちらは反対にデコラティブで、

ずっとシンプルなサンダルと履いてきた私にはとても新鮮に映り、コーディネートがとても楽しくなっているのが、実際に履いてみての実感です。

 

それでは1年ぶりの紹介となりますので、まずはブランド説明からどうぞ。

Le Sac Du Berger(ルサックデュベルジュ)は、1980年、南仏の小さな村で

Jean-Pierre Romiguier(ジャン・ピエール・ロミギエ)により設立された革製品の工房が始まり。

古くから牧畜の盛んな同地では、多くの羊飼いが居住しており、

彼らが代々受け継ぎ使用していた伝統的なバッグにインスピレーションを受け、ブランドをスタート。

今日では、バッグに留まらず、靴から服に至るまで、南仏に残る伝統的な製品を継承し続けている稀有な工場として知られています。

創業以来、素材はフランスで調達できるもののみを使用。

レザーは、アトリエがあるモンペリエ周辺のアベイロンとエロ―のタンナーのものを、40年間使い続けています。

18世紀から続く伝統の物づくりと、地域に貢献するその功績が称えられ、

2008年にはフランス政府からEPV(無形文化財企業)として認定されました。


というブランド。

まだまだこんなのがあったんですねーーーーー!

無形文化財企業になるほどのブランド。

ちなみに当店には、同じくフランスで「現存遺産企業」であるDon Quichosse(ドンキショース)というブランドがあるのですが、

どっちが上とかあるのかな?知らんけど。

 

それはさておき、こちらもフランスの古き良き時代の物を、現代に伝え続けることをミッションにしています。

その中からご紹介したいのが、コチラのサンダル。

なんか変でしょ?

特につま先が。

このサンダルはCEVENNE(セベンヌ)という名前が付けられており、フランス南部の山岳地方の名前になります。

そしてこのサンダルは、なんと!?羊飼いが履いていたサンダルのデザイン!!!!!

なんでも羊を放牧する岩がゴツゴツした丘陵地でも歩きやすいように、つま先がカットされているそうな。

さらに肉厚なレザーを使い、馴染むほどに履き心地も良くなり、ホールド感も抜群。

ソールも厚く耐久性にも優れているので、軽くハイキング程度ならできそうです。

アッパーを構成する革が、そのまま後ろに伸びてストラップになります。

実際に私も穿いてますが、このストラップが交差する部分から足首までのホールド感がメチャクチャ良いです!!!

吸い付くように足にフィットするものの、つま先には全くテンションがかからず、指はニギニギできる余裕があります。

なので、これはマジで歩きやすいです!!!!!

また、僕の足はサッカーやっててケガが多かったせいか(骨折2回)?くるぶしまわりの骨が靴擦れしやすい気がします。

ですがこのサンダルは、靴擦れも全くありませんでした。なんなのこのフィット感!?

まさにそのくるぶしにレザーがガリガリ当たらないようになってます。

金具もちゃんと中に隠れるようになってるんですよね。素晴らしい。

これがなかなか開け閉めがしにくい。ですが、僕はバックルの開け閉めはまったくせず、かかとのストラップをずらして脱ぎ履きしてます。

金具が剥き出しにならないようにした方が、なんらかのメリットがあったのかもしれません。羊飼いには。

使用する部材は、できるだけフランス製にこだわっておりますが、アウトソールはヴィブラムソール。

耐摩耗性に優れていますので、ガシガシ履けます。このソールの厚みですし。

 

最後に、このサンダルの良さって、なんだかんだ言ってもデザインだと思います。

パッと見は奇抜じゃないですか?

どっかのデザイナーズブランドが作ったようなデザイン優先のフォルムかと思うでしょ?普通。

でもね、上記の通り「昔のフランスの羊飼いが履いていた」という説明が付くと、なぜか見方がガラッと変わってしまう。

スクエアトゥ(四角いつま先)やアッパーのデザインにも、意味があるんだろうな?ということを考えてしまう。

そうなると、グググっとこのサンダルに引き寄せられてしまうんですね。

このデザインは機能美なのか?

Jutta NeumannのALICEの様に圧倒的に優れたデザインと、削ぎ落とされたミニマルデザインに対し、

デコラティブ(装飾的)であるように見えて、実はそれぞれに意味があるLe Sac du Bergerのサンダル。

履いてみると、サンダルにしては露出が少ないような気がします。

つま先も出てないので、安心感がありますね。

岩で足を怪我しないようにするためとか?

 

というわけで、合わせ方としては、当店だとAUBERGEをはじめとしたゴリゴリフレンチスタイルもいいし、

デザイナーズブランドのようなモードぽさも加えたい。となるとGorschが合いますね~!

 

サイズが揃っている内に是非!

 

 

それではまた。お店で会いましょう。